夏期講習スタート!

本日から中3の受験対策夏期講習がスタートした。

生徒の様子だが、これまでで1番気合が入っている子が多い気がする。とても良い傾向、こちらも全力で応援したいと思う。とはいえ、"本日の課題"の量を見てみんなげんなりしていたけど…頑張って!

初日なのでガイダンスで少し話をしたあと授業に入った。途中から入塾した子もいるので、どの科目も初めから勉強し直す。基礎事項の確認と受験に必要な知識や技術など、身につけてもらいたいことは山ほどある。今日は英語ではbe動詞、数学では計算中心だったのでまだ内容は軽め。みんな最後の授業までしっかり集中して聞いてくれていた。
午後は初日ということもあって小テストがまだスタートしていないので明日の北辰テストに向けた対策を行なった。どの科目も大問1をしっかり取ることから成績は伸びていく。

基礎に戻るとは

勉強ができなくなっている子は以前の内容に戻って復習した方が早い。できない原因は以前の内容の理解が不十分なことがほとんどだからだ。

いわゆる基礎固めということなのだが、この見極めが大変だ。例えば連立方程式ができない子に対し復習だといって、資料の整理の勉強をさせてもあまり意味がない。復習をさせるために"復習問題集"のようなものを買い与えて全部やらせるのは非効率だ。連立方程式だったらまず1次方程式がきちんと解けるのか、それができないのなら文字式の概念や計算はできているのか、正負の数は大丈夫か、さらには小学生で学んだ分数小数、四則演算につまづきがないかと、連立方程式を解くのに必要な要素の習得を確認してできないところを補強するのが"基礎固め"の内訳だ。

だから夏休み、何のどの部分を復習すべきか自分で把握できていればそのための勉強ができるし、それがわからないのならばプロに任せてしまった方がいい結果につながる。この見極めの精度がプロ講師の存在意義だ。

夏休みの宿題

夏休みまであと10日ほどになった。
夏の予定を聞いてみるとやはり"お祭りに行く"が多い。ここ越谷市には全国に誇る「南越谷阿波踊り」があるからね。熱中症対策など健康管理に気をつけて目一杯遊んでもらいたい。

ところで夏休みといえば宿題だ。近隣の中学校ではすでに内容が発表されているところもあるようだけれど、できることなら発表されたらすぐに取り掛かってほしい。どれくらい時間のかかるものかわからないので、後回しにしてしまうと後半そちらにかかりきりになって塾の勉強が疎かになってしまうこともある。

かくいう私も夏休みの宿題"後回し"派だったのであまり強くは言えないのだけど、宿題を最後まで残しておくと夏休み最終日の思い出が宿題をこなす日ということになって非常につまらない。夏を楽しむためにも是非計画的に進めてほしい。

夏休みに向けて

あいにく天気は曇りだけど本日は七夕だ。

あと10日ほどで学校も夏休みに入る。
1学期の期末テストが終わったばかりだが、生徒には復習を夏休みの課題にしてほしいと思う。1学期の内容がきちんと身についていないと2学期の内容を上積みしていくことができない。塾では通常通り予習の内容を進めていくが、時間が許す限り復習の内容もとり入れていく。だけど生徒が自ら何かテーマを持って復習するのが1番効果がある。新しい問題集を買わずとも、学校のワークを解き直すだけで効果はある。1科目でいいので、学校から出される宿題以外に何か苦手な科目の勉強に時間を割くようにしてほしい。

第2回北辰テスト

中3の第2回北辰テストが返却された。

結果を見てみると、全員偏差値が上がっている…なぜ?
いや、「なぜ」ってことはないのだが(失礼だし)、正直言ってこの時期の中学3年生は受験生としてまだまだ「未熟」。見ていて「もうちょっと頑張ってもらえないかな」といつもヤキモキしているくらいなので、こんなに簡単に成績が上がってしまうと反対に面食らう。
考えられるのは前回第1回の時はまだ勝手がわからずに全力が出せていなかったというものなのだが、普通に生徒の努力を認めてもいる。この調子で次も頑張ってほしい。

しかし本番は夏休み以降、ここで部活を引退して本格的に勉強を始める受験生は多い。今までと同じ努力量だと確実に成績は下がる。だから夏に夏期講習で受験生としての姿勢を作り、流れが早くなる2学期以降でも成績を伸ばし続けられるようにしていかなくてはいけない。
勝って兜の緒を締めよではないが、受験は今始まったところだ。

7月

7月に入った。早いものでもう1年の半分が終わってしまった。

近隣の中学校では1学期の期末テストが終わり、ぼちぼち答案が返却されている。返却されたら塾に見せに来てください。
すでに見たものの感覚としては、悪くはないかなというところ。90点台も何枚か見ている。
とはいえ大切なのは点数じゃなくて自分のできていない問題の確認だ。間違えた問題は夏休みがj始まる前にしっかりと復習して身につけておいてほしい。

生徒の復習でありがちなのが解答を見て"理解した"として終わってしまうもの。それだけでは不十分だ。もう一度初めから全て解き直して、短い時間で全て解き切れる状態に持っていっておいてほしい。次同じ問題が出たら絶対に間違えないところまでやり込むのが大切。また、そういう勉強方法を身につけておくことが今後の学力向上につながる。