私立高校入試で得たものは

私立高校入試が続いています。だいたい明日くらいで一段落する感じですが、明日も試験の子が多いので今日は早目に帰るように伝えました。ちょっと体調を崩しそうな子もいるのでここは何事もなく通り抜けてもらいたいところです。

 

昨日が試験だった子もいました。その中に、試験が終わったあと塾に来て勉強していった子も何人かいました。よく頑張るな~すごいな~と思って見ていたのですが、その日の学習記録シートに受けた入試の感想を書いている子もいて、その内容が「思ったよりうまくいかなかった」というような内容でした。

 

「本番」を実際に経験しないと分からないことや味わえないこともあると思います。今までに定期テストや模試などを何度も受けてきたけれど、入試はそれらとは違う緊張感があります。それまでどれだけ自分が頑張ってきたつもりでも、実際に本番の重圧の中では十分に発揮できないこともあり、こればっかりは経験してみないと分からないものです。周りの大人が、「ちゃんと勉強しなさい、準備しておきなさい」と煩く言ってきたことにここでやっと実感を持てたのではないでしょうか。実際に経験してみると、「こっち側」の意見になるものです。

 

一方で、入試本番で何かを感じられたのならば、それはちゃんと頑張って来た証拠でもあると思います。できなかったことを悔しく思うのは、もっとできるという自信があったから。大して頑張っていない子はそこまで悔しがりません。結果は置いておいて、そういう思いができた子は良い経験ができた、受験を経て成長することができたはずです。この後公立受験が控えている生徒は、まずはそれに向けて生かしていってもらいたいですし、受験が終わったのなら高校生になってからも生きてくる経験だと思います。

 

それにしても、入試が終わったその日に塾に自習に来るなんて、それだけでも十分に「相当な」ものだと思います。

学習指導要領の変更で

中学生の来年度、特に現中学2年生の学習内容は分量が大きく増えます。英語などは、現在高校で習う内容が中3に下りて来ます。

 

学習する生徒のほうも大変ですが、教えるほうもちょっと困ったことがあります。今、英語の「現在完了」の分野は中3の初めに学習していますが、来年からは中2の終わりに学習し、中3の初めに「現在完了進行形」が高校の学習内容から下りて来ます。となると、現行の学習計画のまま進んでいる中2の場合、来年度に上がってから現在完了形を勉強することができません。もしもそのような学習進度で授業を進めていたら大変です。

 

もくせい塾の場合は、英語はかなり進んでいますので中2はもうだいたい現在完了が終わっています。1年生たちももう2年生の内容をかなり進んでいるのでこちらも進度は大丈夫です。テストに向けて反復をしまくって欲しいと思って進めてきたのですが、ここで意外な助けになりました。

私立高校入試前日

明日からいよいよ埼玉県の私立高校入試が始まります。

 

自習に来ていた受験生たちには、今日は早目に帰宅して明日に備えましょうということを伝えました。早めに帰って明日会場に行くまでのイメージを具体的にすること、持ち物であると良いものなどの話をしておきました。

 

私立高校入試に対し、「どうせ私立高校入試でしょ?そんなもん確約取ってるんだから別にそこまで頑張らなくても大丈夫じゃない」という態度の人も過去にはいました。最近では、学校の先生も「私立高校は受かるから大丈夫」という言葉がけをする場合があるようです。

 

埼玉県の私立高校では今では「確約」という言葉は使わないようにとされていますが、それでも保護者面談などで、それを言い換えたものがまかり通っているのは確かです。運営のために生徒を集めたい学校側と、その学校に入る資格が欲しい側の家庭の利害関係の上に成り立つしくみですが、その是非はおいておくとして。ですが、だからと言って「君は私立高校に行くんだから勉強は適当でもいいんだよ」というのはどうなのかなと思います。その学校に「受かる」から「大丈夫」というのはどういう理屈なのか、私には理解できません。

 

「受かるんだからもう頑張らなくていい」という言葉はとても残酷なように思えます。その言葉をかけることで、その子の努力するチャンスを奪うことにつながるのではないか。そうして努力を忘れ、今の力で進める道だけを進んでいった子は、やがてその先で「ずっと努力してきた」人と比べられることになります。それは受験の場なのか、社会に出てからなのかは分かりません。でもいずれ必ず出会い、比べられます。受験はそれ自体がゴールなのではなく、「受験がゴールではない」ということを学ぶのがゴールだと思うのです。

 

私は過去に、「私立単願だしもういいや」とこっちが悲しくなるくらいにモチベーションを下げた生徒を見たことがあります。もちろん全員ではないですが、そういう子のその後の境遇を知って更に悲しい思いになったことも何度もあります。その子の選んだ道だから自業自得だとバッサリ切り捨てることもできるかも知れませんが、本当にその子の願った道なのか、その道に進んでしまったのは、受験の時に甘い言葉を掛けられたからではないのか。そういうことを考えると身を切るような思いにかられます。私立単願が受験をスキップする仕組みになりつつある状況で、その仕組みを理解してしまう生徒がでてくるのは止めようもありません。ですが、それと勉強することの目的は別であるということは言い続けたいと思っています。

 

さて、冒頭で受験生達にしたアドバイスですが、本気の勝負をしてきて欲しいという思いで伝えました。今年は、私立単願の生徒たちも最後まで本当に一生懸命やってくれていたと思います。だから、そんな生徒たちにとって、この受験が本気の勝負となり、今後の糧となって欲しい。そんな思いで送りだしました。頑張って行ってらっしゃい。

証明問題

中2の数学では、三角形と四角形の範囲を行っています。

 

ここは図形の山場、証明問題があります。これをきちんと理解して解けるかどうかで、数学という科目が「できる」「できない」のどちらかに分かれると言っても過言ではないと思っています。

 

証明には穴埋め問題もありますが、これができたからと言って証明ができるとは言えません。本当の力は1から自分で書けるかどうか。そしてそれは国語の読解力がある子がやはり強いなという印象です。数学も国語も論を追う科目ですので、使う脳がかなり近いのだと思います。ただ計算をするのが数学ではないというのが、ここで生徒たちに突き付けられます。

 

埼玉県の公立入試問題では合同や相似の証明問題が必ず1題は出題され、それは完全証明問題で配点が7点もあります。これが取れるか取れないかで「大きく違う」ことになります。例えば関数分野ならば、中1で比例反比例、中2で1次関数、中3でxの2乗に比例する関数と変わっていきますが、やることはあまり変わりません。ですが図形の特に証明問題は、中2でしっかり教わり、中3の相似はそこまで比重が高くない印象です。ですから中2の生徒が今勉強しているところを今のうちにマスターしておくことが、今後大きな意味を持ちます。「よくわからないし、書くの面倒臭いし、いいや。」と、簡単に諦めさせるわけにはいきません。

 

テストまで40日を切ったところですが、中2はまだ問題と格闘中です。テストまでにはなんとかしていきたいところです。でも、中2の生徒たちには期末テストよりもその先の、入試を見据えて勉強していってもらいたいと思います。そろそろ受験まで残り1年です。もう遠い先の話ではないところまでやって来ました。

ストレス発散に勉強を

私立高校入試が間近にせまり、埼玉県立高校入試までも40日を切っています。と同時に、中学1・2年生の3学期期末テストまでも40日余りとなりました。

 

部活動も休止延長となり、1年生はスキー教室も延期。さぞかしフラストレーションがたまっていると思います。やむを得ないことですが、今は家でおとなしくしているしかありません。こんなときはダラダラ過ごしていてもモヤモヤは残るだけなので、勉強に打ち込みましょう。面倒くさいと思う気持ちに打ち勝つことで、ストレス発散にもなると思います。

 

4月5月の自粛期間の過ごし方で、学力にものすごい差が生まれてしまったことを目の当たりにしたでしょう。これはその差を埋めるチャンスでもあります。上手に利用して欲しいと思います。

共通テストの感想

大学入学共通テストが終わりました。受けて来た塾生に感想を聞いたら、「難しかった」と。実際に、ほとんどの科目で難化したようですね。私も全てではないですが問題を解いてみてそう感じます。

 

何が難しかったかというと、読解力もそうですが、回答に至るまでの思考が求められます。求められている知識は今までと変わらないのですけれどね。なんだか知識ではなく、知恵を尋ねられているような。

 

問題を解きながら、そういえば子供の頃家に転がっていた図鑑に、こんな説明や計算が載っていたなぁなんて思い出したりもしました。前々から読解力が必要になると言われてきましたが、いわゆる現代文の解き方のテクニックが必要なわけではありません。平易な文章がきちんと読める読書量、その上でどれくらい試行錯誤してきたかというような思考量が必要になってきそうです。学校でのお勉強も大切ですが、学校以外の、家庭や他のコミュニティでどれくらい失敗や試行錯誤を経て経験を身に付けてきたか、そういうところもより大切になりそうです。

 

今まで受験勉強あるあるとして言われていた、「受験勉強は社会に出たら何の役にも立たない」という論調に一石を投じるような試験になっていけば面白いなと思います。「でも幅広い知恵やある程度深い経験値が無ければ高得点は取れないよね」みたいな。そうなれば受験勉強に捧げる若い時分の数年に対して、「受験勉強で身に付けたものは『忍耐力』と『根性』だ」みたいな、ちょっと的外れなことを言わずに済む日が来るかも知れませんね。

高校入試進路希望調査

埼玉県立高校入試の12月進路希望調査が出ています。

 

倍率ですが、かなり高い学校もあります。塾生の受験校の中にも、前年度と比べてかなり上がっているところもあります。全く油断の出来ない状況です。

 

もうすぐ私立高校入試ですが、公立高校受験者は公立の勉強も続けて得点力を積み上げ続けなくてはいけません。今が一番辛い時期ですが、跳ねのけられるように頑張っていきましょう!

大学入試共通テスト前日

いよいよ明日から大学入試共通テストです。これを皮切りに受験が始まります。

 

去年から異常な状況が続いており、生徒にとってなかなか集中しづらい1年だったと思います。おまけに大学入試改革の1回目で紆余曲折もありましたし、いまだその最中です。

 

いろいろ思うところはありますが、大学受験生においては今までに勉強した力をきちんと発揮してきて欲しい、それだけを願います。

水漏れかな

トイレに水漏れの疑いが出てきました(^_^;)

 

先週、一度トイレの床に水たまりがあることに気付いて、「誰かが手を洗ったときにこぼしたのかな」くらいに思って拭いておいたのですが、一昨日、昨日と同じ現象が。

 

そして今日、生徒が「水が漏れてます」と報告してくれました。他の生徒も気付いていたらしく、「昨日も」「おとといくらいから」と目撃証言が出てきました。気づいた時点で拭いて処置してくれていた生徒もいたようで、大事になっていなかったようです。

 

ただ、水たまりの発生する時間帯が塾の開いている時だけで、夜に教室を出てから翌日来るまでの間は発生しません。実際に水が漏れている現場を見てもいないので、まだ水漏れと断言できない状態です。水漏れって修理に時間がかかるのでしょうか。この時期にこれはちょっとキツイです…。

冬期講習終了!

昨日で中3受験生の冬期講習が全て終わりました。

 

冬休みの短縮により日数の確保が難しく、この3連休まで潰してしまいました。一番大変だったので生徒たちだと思いますが、最後までよく頑張ってくれました。後になって、「あの時は大変だったよね~」と笑い話になってくれれば良いなと思います。

 

夏休みに行った基礎固めをもう一度ダイジェストで駆け抜けました。大切なのはここからです。入試の過去問と同時に講習でやった内容をしっかりマスターしていく必要があります。受けっぱなしにしないように、週間課題などで勉強の指示を出しつつフォローしていきます。

 

いよいよ受験直前です。緊張感が高まります。

You can never be too prepared.

英検を受ける生徒がいるのでその対策を行っています。

 

英検の長文問題を見ていると、大学入試の問題に比べて文章が素直です。大学入試の問題を見ていると、一定レベル以上の大学のものはたいてい「読むのにちょっと時間をかけた訓練が必要だなぁ」と感じるような複雑な構造があります。中には構造を複雑にし過ぎて、「パズルかな」というものも見受けられます。(英語圏の人が見たらどのように感じるのでしょうね。)

 

一方で英検の長文は文の係り受けなどあまり複雑では無く、単語や熟語が分かれば読みやすいのが特徴です。だから市販の問題集を何度も解いて、単語など暗記していくのが英検対策の第一歩になります。上の級を目指そうとするとまだ習っていない文法が出てきたりしますが、それも問題としては基本レベルなので、出た形を覚えてしまえば正直な所対応できそうです。こうして問題を比較してみると、英検にはその級ごとに学習段階の目安がありますが、「高校卒業程度」というのはあくまでも高校生の日常学習としてのレベルであって、「大学に『合格』する学力レベルではないよ」ということなのですね。

 

しかし逆に言うと(この言い方は好きではありませんが)英検を頑張って取っておくと大学進学には「得」な気がします。各大学の入試形式を見ると英検2級くらいで優遇措置のあるものもかなりあります。備えではありませんが、何があるか本当に分からない状況です。取れるうちに取っておくといいかも知れないなと感じました。

新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 

もくせい塾もおとといから再開いたしました。今年も一生懸命指導いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。