おススメの勉強法:模試を解き直す

私が中学高校時代で、最も効果的だったと感じた勉強は、「模試の直しを満点取れるまで繰り返す」ことでした。

 

返却された模試の直しを行うのですが、直し終えたら、もう一度テストのように時間を測って(テスト時間の半分に設定していました)解き直して、満点を取れるまで繰り返します。一度解いた問題なので点数は上がるのが当然なのですが、『満点』を取るまで終わらせないのがポイントだったように感じます。

 

例えば95点と満点では、問題数にして1問程度の差ですが、心理的には大きな差があるように感じます。満点を取ることによって、自分はできるという自信にもつながりましたし、1つもミスしないという気持ちを持って行うことで、緊張感を高め集中力をつける訓練にもなっていたと思います。誰かに教わったわけではありませんが、この時にやっていたことはテストで点を取るために効果的な方法だったと思います。

 

模試の解き直しなので、一度やったことのある、解答を見た問題です。ですから、精神的にもそれほど負担ではありませんし、結構おススメです。

目標の力

今日も塾を1時から開けています。大学受験生たちがすでに来て小テストを受けています。先週の土曜日は演習と解説を目一杯行ったら、最後はバテバテになってしまいましたが(^_^;)、今日はどうでしょうか。楽しみです。

 

「目標がある」というのはやはり強いです。その目標に向かって努力していけるので、「面倒だな」という気持ちの緩みが入り込む隙がありません。もくせい塾も入塾基準を設けたいとずっと思っているのですが、もし設けることになったら、「明確な目標がある」というのは入れたいと思っています。私はこの塾を、やる気のある子だけの空間にしたいです(^^)/

 

目標が無いまま勉強していても、勉強が形骸化してしまいます。それでは伸びませんし、毎日勉強をする意義が見出せず、自然とや妥協していく方向、楽なほうへ流れてしまいます。ですから、まずは学校定期テストの点数や順位などでもいいので、目標を明確にすることが必要です。受験学年の生徒は受験合格という明確な目標が見えているので、ほとんどの子が頑張ります。受験学年でなくても伸びている子は、どうしたいのかがはっきりしています。

 

目標は他人から与えられるものではありませんし、そうしても力を引き出すことはできません。ですから、生徒には「どうしたいのか」をこまめに聞き出すことをしていこうと思っています。

「『とりあえず』先に進む」ことのメリット

成績の良い子は、分からない問題があっても「とりあえず先に進む」ことをしています。

 

とりあえず分からない問題は保留にして、できる問題、できそうな問題を進めていきます。そして後で戻ってきて解き直しをします。脳は一度見た問題を考え続けるので、時間をあけると理解できることもあります。先の問題を解いたりすることによって、理解が後から追いついてきたりします。ですから、先に進んでから戻ることによってできるようになる場合も多いです。

 

自分のやっていることを俯瞰で捉えることができていると、こうした判断ができます。分からない問題を「ここで時間をかけすぎるわけにはいかない」と時間感覚で判断して「とりあえず」飛ばす。そうすると、同じ時間勉強していても、他の子よりも多く演習量を積めるようになります。この判断の速さは、テストでもできる問題から手を付けていくということにもつながり、その結果テストの点も高くなります。

もっと丁寧に

中1Y君が、英語のテストでクラス1位でした。よく頑張りました!学年ではどうなるか楽しみです(^^)/

 

普段の勉強の仕方とテストの答案を見ていると、「普段の問題演習で丸付けがおざなりな生徒ほど、テストでもミスしやすい」ことがよく分かります。ワークの丸付けを見ていて、間違っているのにマルが付いていたり、間違いが訂正されていなかったり。ひどいときには、鉛筆で丸付けをしていたり…(^_^;)

 

そういうことをする生徒は、テストでも複数形の"s"をつけ忘れていたり、漢字の"ハネ"が無かったり、記述問題で「てにをは」が無くてバツをもらっていたりします。普段から私が生徒の丸付けをしたものを見て、雑なことを指摘している生徒ほどそういう失点が多い気がします。自分の解答に対して無頓着なので、丸付けを雑にしてしまう。それがテストでも表れて、答案用紙に書くときに丁寧に書けない。見直しとまではいかなくても、書いたものをその場で見返すことをしない。結局そういうことでもったいない失点をしてしまっています。

 

普段から何気ない所作を丁寧にする。自分の行動を客観的に見る。それを意識するだけで随分と変わって来るはずです。

英文法の勉強

ぼちぼち中間テストの答案の返却が始まっています。塾生は、テストが返されたら塾に持ってきてください。

 

越谷南高校1年生の英語表現のテストが、今回難しかったようです。平均点も30点台だったとか。問題を見させてもらいましたが、良い問題でした。ではなぜこんなに平均点が低くなったのでしょうか。

 

1つ考えられるのが「出題の仕方」です。例えば、たくさんの短文が並んでいて、『この中から文法的に間違っているものを5つ選べ』という問題。入試などではよくある問題ですが、文法の知識がしっかりしていなければ間違っている文は見つかりません。また、短文が示されて、その中の不定詞の用法と文型を指摘する問題では、不定詞の理解と、文型の理解が必要です。

 

このように、文法の「理解」を問う問題が多かったのが今回のテストでした。教科書の例文を丸暗記するだけのような、「定期テスト前の勉強法」だけでは太刀打ちできなかったということです。英文法の知識や理解は、日ごろからどれだけ文法書を紐解いているかで変わってきます。今から深い理解をする努力を続けることは、大学入試やその先で必ず役立ちます。南高校では「be」という文法書が配られていますので、是非それを使った勉強というものを身に付けていきましょう(^^)/

台風一過

本日は台風一過で風は強いですがよく晴れました。昨日の台風が嘘のようです。

 

昨日、なんだか虫の知らせで夜に塾に来てみたら、台風で駐輪場が滅茶苦茶でした。看板は動いてしまっているわポスターははがれているわ、崩壊状態でした(^_^;) とりあえず看板や破損したものを避難させ、教室で雨風が弱まるのを待ちました。帰りに街路樹が倒れているのを見たり、今回の台風の大きさを肌で感じました。

 

もくせい塾は今日も通常運転です(^^)/

加速を続ける

今日は希望していた生徒の為に、1時から塾を開けました。さすがに中間テスト直後で人数は少なかったですが、受験生を中心にやってきて勉強を頑張りました(^^)/

 

テストが終わった直後は、テスト勉強をしてきた流れで学力が伸びやすくなっています。それは例えば、重い荷物を載せた台車を押すのに似ています。動かし始めは重くてなかなか動かないですが、いったん動き始めると、あとは勢いが付いて前に進み続けるようなものです。勉強は、初めはなかなか内容も頭に入らないことがありますが、続けているうちにだんだんと吸収力が上がっていきます。テスト勉強で直前まで勉強し続けた頭は、そういう状態になっているので、テストが終わったあとの勉強は効果的です。

 

ここで台車を止めるか、それともさらに押し続けるか。こういうところで生徒の学力に差が開いていきます。

中間テスト2日目

本日で富士中の中間テストが終わりました。出来はどうだったでしょうか。答案が返却されたら塾に持ってきてください。

 

さて、テストが終わりましたがのんびりするヒマはありません。富士中3年生の場合、期末テストがもう1ヵ月後に迫ってきています。1・2年生であっても、あと41日です。

 

特に3年生の場合は、内申に関係する最後のテストですし、テストまでの期間が短い分、1年生からの総復習の範囲も入るかも知れません。また、2週間後には第6回北辰テストも控えていますので、1日も無駄にできません。毎日がテスト勉強期間のつもりで頑張りましょう!

 

 

中間テスト1日目!

テストが終わった富士中生が、続々と自習に来ています。手ごたえは上々のようです(^^)/

 

定期試験、入試などのテストは、その「準備」の段階でほぼ結果が決まります。テスト当日にどれだけ頑張っても、その日までにやった分しか発揮できません。

 

今日と明日が富士中の中間テストなので、準備できるのは今日あと1日です。頑張っていきましょう!

開戦前夜!

我々大人は子供に「近い将来に困らないよう」に勉強しなさいと言います。それは、自分の体験や経験から、勉強することで乗り越えられる困難があるとわかっているからです。

 

しかし子供にはその経験がまだないため、勉強の大切さやそこを疎かにするとどんな人生が待っているかということも分かりません。したがってこれらの助言もどこ吹く風といった場合が多々あり、ここがもどかしいところです(^_^;)

 

明日から富士中の中間テストです。本日までに、座席が全て埋まるくらい、たくさんの生徒が自習にやってきました。しっかり頑張った子たちが良い結果を得られることを願ってテスト前最終日、頑張っていきます(^^)/

 

 

勉強への「態度」の変化

いよいよ中間テスト勉強も大詰めです。もくせい塾には連日、塾生の7割くらいが勉強をやりにやって来ています。本当に混み合う時期の対処を考えなくてはいけません(^_^;)

 

ここ1ヵ月で、すごく変わった生徒がいます。ほぼ毎日塾には一番乗りでやってきて、本当によく質問に来ます。受験を意識しつつ、そのプレッシャーと戦いながらよく頑張っています。

 

以前その子は、他の生徒から学校で成績のことをバカにされたりして悔しい思いをしているという話も聞かせてくれました。いろいろと思うことがあるのだと思います。

 

数字で見える「成績」が変化する前には、こういった数値化できない変化が起こっているものです。本人にもそのことを伝えていますし、私もその子のこれからにとても期待しています(^^)/

覚えることが基礎基本

今週テストという学校が多いです。いよいよです。

 

たくさん勉強時間を確保していても点数が伸びない生徒の中に、「覚えない」生徒というのがいます。

 

たくさん問題を解いていてもイマイチ結果に結びつかない場合や、定期テストで80点を超えることがなかなかできない生徒はこの場合があります。英文法の問題集を一生懸命解いているのを見てみると、「study」や「where」などの基本単語のスペルが書けていなかったり、数学の問題を解くときに、公式を教科書等で見ながら解いていたりします。テストでは単語や公式が書いてあることはありません。本番を想定して勉強していなくては点が取れないのは当たり前です。

 

ですから、まずは基本的なことを「覚える」。その作業を行わずして点数の伸びは見込めません。成績優秀者の中には、「なんでそんなところまで覚えてるの!?」という子も少なくありません。バカほど基本をバカにする。まずは愚直に暗記をしていきましょう。

ワークの解答ってなんであるの?

テスト直前になり、教室が連日にぎわっています(^^)/

 

テスト勉強が順調に進んでいる生徒は、直前になると暗記に力をそそぐことができます。何度もセルフチェックを繰り返して、完璧な知識にしてテストに臨みましょう!

 

先日、ある生徒から「ワークは答えを写してもいいのですか?」という質問を受けました。私の答えは「ノー」であり「イエス」です。

 

まず、学校の提出期限に間に合わなそうという理由で答えを丸写しする場合。これは最悪です。そもそもこれは、テスト勉強ができていない生徒にありがちな場合で、テストの結果も目に見えています。

 

私が「イエス」だと思っているのは、「暗記科目の1周目」という場合です。例えば社会のワークは、答えを先に赤ペンなどで写してしまって、『暗記テスト用』として2周目以降使用するといいと思います。自習の様子を見ていると、教科書を開いてその中から答えを探してワークを記入している子がいますが、それならば解答を写してしまって、それを覚えたほうが効率的ですし点数も伸びます。そもそも教科書から答えを探している時点で、解答を写すのとなんら変わりはないと思います。頭も働いていませんし、なんとなく「勉強した気」になるだけです。ですから、その作業に時間をかけすぎるのはもったいないです。

 

提出物を赤ペンで作成してもいいかを学校の先生に確認して、了承を得ている生徒もいるようです。学校の先生も分かっていて解答を生徒に渡しているので、是非解答を上手につかってテストの点が上がる勉強をしていきましょう(^^)/

時間は無駄にできない

本日は富士中が開校記念日でお休みですね。中間テストまであと6日なので、この休みが勉強のチャンスです。

 

しかし、中1・2年生は部活がある人もいるようです。テスト前の部活停止が3日しかないようなので、日ごろからコツコツできていないとテストで高得点を取るのが難しそうです。

 

私が中学生の頃は、部活停止が1週間くらいありました。それに比べると、今の中学生はテスト勉強をするのが大変だと思います。学校からのメッセージは、「勉強と部活を両立するように」ということなのでしょうが、本当に両立できている生徒って、全体の5%もいないと思います。もう少し勉強に時間を割かせてあげてもいいのではないかなと思うのは、私が塾講師だからでしょうか(^_^;)

 

文句を言っても始まらないので、できる時間をできるだけ有効に利用していくしかないですね(^^)/

反復で試行錯誤

前の投稿で、定期テストの勉強は、学校の教材を反復することだと書きました。しかし、ただ反復するだけでは十分な効果を得られません。2周目以上を行うときに、工夫して周回できれば、ただ反復するよりも学習の効果が高くなります。

 

例えば、学校の社会のワークはその問題のほとんどが一問一答式です。ですから、答えの暗記がほぼ100%できたら、そのまま暗記作業を繰り返しているよりも、今度は逆に答えの用語から問題を言えるようにしてみたり、その答えになる問題を自分で考えてみたりするといいと思います。そうすることにより、別の角度からの問いにも対応する力が付き、学習の効果が高まります。数学であるならば、問題の数字を自分で変えて解いてみたり、自分で公式を導いたりできると、計算力が付きます。

 

もちろん、ただの反復であっても、それを今までにやって来なかった生徒には十分効果はあります。学校のテストで平均点が取れない生徒は、まずは同じものを繰り返して覚えること[やるか・やらないか]が必要です。そしてそれができるようになったときに、「工夫しながら反復する」という領域に入っていければ、より上位を狙える力が身についていくはずです。入試問題における「思考力を問う」とは、このような習慣を身に付けているかどうかを問われているのだと思います。

やるのか、やらないのか

昨日はついに、自習スペースが完全に満員になり、カウンター席も全て埋まり、塾の座席を全て使うことになりました。今年は火曜日が一番混み合っています。

 

定期テストの勉強は、指定範囲の反復演習をするのみです。学校のワークがあるなら、それを何度も反復する。むしろ、それをせずとも教科書を20回くらい理解して読み込むだけでもある程度なら点を取れます。(ただ、テストは問題ベースなので、教科書を読むだけよりも問題集も解くほうが高得点を取りやすくなります。)あとは「やるかやらないか」だけです。

 

もくせい塾には、「やる」生徒たちが自習に来て頑張っています(^^)/

教室開放日!

本日は中間テスト前の教室開放日です。教室を開けるやいなや、どんどん塾生が来て開始5分で7割ほどの座席が埋まりました。特に強制的に来させているわけではないので、生徒のやる気がうかがえます。テストに向けて頑張っていきましょう(^^)/

 

私は、テスト直前の教室開放の雰囲気がとても好きです。自習に来ている生徒はみんな本気の表情で勉強しています。ヒリヒリとするような感覚です。私のところにも質問がどんどん来ます。私も生徒たちのその本気に、本気で返したいと思い、昨日は5時間くらいぶっ続けで質問対応を行いました。

 

それにしても、ここのところ体調を崩している子が多いです。授業を休んだり、来ても調子が悪そうだったりします。手洗いうがいをきちんとして、予防につとめてください。風邪をもらってしまった人は、しっかり治しましょう。お大事に。そして早く戦線復帰しましょう!

体調管理を念入りに

各学校中間テストが近づいていますが、体調を崩している生徒が増えてきています。

 

ここのところ急に気温が下がってきたのが影響しているかも知れませんね。大事な時期ですので是非、体調管理に気を付けて下さい。学校では、こまめに手洗いうがいをすることが大切です。また、睡眠はしっかりとりましょう。

あと2週間!

富士中の中間テストまで2週間となりました。テスト範囲表も全学年出揃いました。

 

今回は直前の土日が部活停止期間に入らないらしく、部活停止となるのが3日間だけのようです。今からきちんと勉強をしておかなくては、テストで散々な結果にもなり得ます。中1・2年生は新人戦もありますが、勉強を疎かにしないように気を付けましょう(^^)/

 

今日のもくせい塾は、座席が全部埋まり、カウンター席も開放しました。火曜日は特に混み合いますね(^_^;) この先しばらくはこの状態が続きそうなので、食事休憩時の場所取りはなしでお願いします。座席は譲り合って座って下さい。また、集中していないとみなした生徒は帰宅してもらいます。よい集中空間を作りましょう!