教えない!

教え過ぎるのは良くない。と思っています。

 

なぜなら、過保護に教え過ぎると、子供の学習能力を奪ってしまうことにつながるからです。ですから私は、生徒が分からなくて本当に困っている場合を除き、ほとんど教えません。

 

 

入塾したてだったり、全部教えてもらおうと思っているような子は、私が回ってくるまで何もせず座っていることがあります。その場合は、まずはやることを指示します。それでも動かない場合は、「次はこの範囲をテストするからね」ということを伝え、実際にテストしていきます。テストに何回か不合格すると、やっとやることが分かるようで、私のいないときでも作業をするようになっていきます。

 

こういう子を見ていると、「今まで自分でやらなくてもなんとかなってきたんだなぁ。」と感じます。そうして学習機会を奪われ続けて何をするべきかも分からないまま、ここまできてしまった、と。私はそんな環境を作らないように、自分の足で歩けるようになってもらいたいと思っています。ですから「テスト対策」で出題予想のようなことも行いません。出題予想は、成績を伸ばす上で必須の力ですので、誰かがやってあげてはいけないと思っています。

 

そんなわけで、手厚い指導や面倒見を求めてやってきた生徒や保護者の方には、まるで「砂漠」のような環境に見えるかも知れません。実際に面倒見の部分で保護者の方と意見が合わなかったこともあります。残念ながら万人受けする塾ではないのでしょう。しかし、数は少ないかも知れませんが、「もくせい塾で良かった」と言ってくれる子もいて、そういう子たちには、このやりかたで間違ってはいないと勇気付けられています。そういう子たちの力になれるように、私は頑張って「教えない」ことを続けていこうと思います。

徹底して反復する

学習内容を身に付けるためには、徹底した反復がとても大切だと思っています。

 

しかし、生徒たちにはこの、「徹底した」というところが難しいようです。どこまでやれば「徹底した」と言えるのか、自分では線引きが難しいですものね。1回やってみてなんとなく分かっただけで、「大丈夫大丈夫」なんて言っている子もいます。おいおい(^_^;)

 

では、何回やれば、「徹底」なんでしょうか。私は、3回くらいやってみて「もう解けるようになった!」という状況ではまだまだ甘いと考えています。この時期中高生たちは全員テストに向けて勉強しています。そんな、勉強モードに入った生徒たちに私は、「この問題解いてみて」と、問題を目の前で解かせていますが、まだまだ「スラスラ~」と解ける状態の生徒はほとんどいません。何回か周回している問題集であってもです。

 

7周。これが、「スラスラ~」の状態まで行ける基準なのかなと思います。ある子に、同じプリントを10枚コピーして全部やってもらっています。今7枚目まで終わっていますが、テストしてみたら「スラスラ~」っと、全問正解でした。「この問題もう飽きた」となってから、我慢して続けるくらいでないと、本当には身につかないんだと思います。なかなかこの状態にまでもっていける子はいませんが、私は塾生全員がこの状態になってもらいたいと思います。

 

生徒が徹底して反復することを徹底させる。このためには、テスト・チェック形式の指導というのがキーワードになりそうです。

今年の生徒募集は。

ちらほらと、生徒の入塾の相談が入ってきています。もくせい塾は今年まだチラシを配布していないのですが、それでも塾生や保護者の方の紹介でお問い合わせをいただいたりして、本当にありがたいことです。

 

学習塾の業界では、春先、夏休み前、冬休み前に広告を打つのが一般的のようで、私も会社員をしていた時は、そのように本部の指示がありました。もくせい塾を立ち上げたときもそうするのが当たり前だと思っていました。

 

ですから、こうして紹介でお問い合わせをいただき、それだけで満席に近い状況を作れているのは、本当に幸せなことです。あまたある学習塾の中から、無名のもくせい塾を選んでくれた保護者の方と生徒には感謝してもしきれないと思うので、この塾にしかないものを提供することで、恩返しをしていきます(^^)/

 

今年度の中高生の部ですが、残席がわずかになりました。残り2名の受け入れで、いったん募集を締め切ります。小学生の部にはまだまだ余裕がございます。お近くに塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、ご紹介下さると助かります(^^♪

入試直前!

埼玉県立高校入試への出願も終わり、倍率が出ましたね。もくせい塾の中でも気にしている受験生はいましたが、その後すぐに粛々と勉強を進めていました。今本当にやるべきことが分かっているようで、みんな頼もしいです(^^)/

 

受験まで1週間。ここからは最後の追い込みです。それぞれやっていることは違いますが、「穴をなくす」「本番で出せる力を100パーセントに近づける」為の勉強をしていることはみんな変わりません。ここ数週間、英語長文の速読などで、目に見えてかなり力を伸ばしている生徒もいます。この調子で、公立高校入試を全員で突破したいと思います。

教室開放日!

本日は日曜ですが、朝から教室開放を行っています。

 

学校の学年末テストも目前に迫り、受験生以外の生徒たちも多数午前中から自習にやってきております(^^)/

 

みんな、頑張れ~!

教科書を読もう

富士中1.2年生の学年末テストまで10日を切りました。ここに来て、自習に来て頑張っている子も増えて来ました(^^)/

 

英語の勉強において、定期テストで点数を取るためには学校のワークをきちんと身に付けることが大切です。ですが、それと同じくらい、教科書の文章をしっかりと読めて訳せるということも大切です。教科書が読めないのに、いきなりワークをやろうとしてもなかなか進めないと思います。まずは教科書をしっかりと読めて訳せること。これが英語の学習の基礎です。入試では初めて見る英文を読むことになります。その力は、日ごろから教科書(や他の英文)を読むことで養われていきます。

 

毎日、教科書を1ページずつでもいいので音読しておけば、英文が自然と体の中に入っていき、テスト前になってワークを進めるにしてもずいぶんと楽です。英語は語学。よって基本は文章の音読だと思います。何度も何度も読み込んでおくだけで、結構学校のテストもできるようになると思いますよ(^^♪

テストが近づいてきました。

県立高校入試まであと2週間を切りました。受験生たちは、いよいよといった面持ちで毎日緊張感のある勉強ができています。ここに来て、さらにギアを1段高めることができています。今日明日は学校で学年末試験もありかなりハードですが、みんな、頑張ろう!

 

中学1.2年生と高校生の学年末試験も近づいてきました。富士中生は試験まで2週間を切って、少しずつ自習に来る生徒も増えてきました。今から学習量を増やしていければ、まだ順位は上げられます。まだ勉強モードに入れていない生徒は赤信号です。まずは自習に来てください。

無頓着を脱出する

生徒たちには、「無頓着であること」を脱出してもらいたいと思っています。

 

例えば、答えに単位の無いものや、間違った単位が書かれているもの。単位に「無頓着」です。もっと言えば、正しい答えを書こうとすることに「無頓着」です。小学生の子に多いのが、「㎤」を「㎠」と書いてしまうことです。提出された宿題の丸付けをしていて、こういうものは容赦なくバツを付けています。

 

将来設計士になったとして、図面を引くときに、「1mm」の長さを「1cm」と書いてしまったら大変です。製品が途中まで作られてしまってからそれが発覚した場合、大変な損失が発生してしまいます。(私はサラリーマン時代にやったことがあります。2000万円くらい損失を出しました(^_^;))これがもし、医者のような人命に関わる仕事の場合ならば、事はもっと重大です。ですから何事であっても、今のうちからもっともっと頓着して欲しいと思っています。

 

将来責任のある仕事に就くためにも、自分の出した答え、もっと言えば自分に任された仕事(この場合は宿題)に対してもっと執着して欲しいです。重要な仕事は、それを任せられると思える人にしか回ってきませんからね(^^)/

あと2週間!

富士中1・2年生の学年末テストまでちょうど2週間となりました。先週は中2Mちゃんが土日、中1Sちゃんが土曜に自習に来ていました!頑張ってますね~。

 

学校の定期テストの勉強は、まず「学校のワークをやりこむ」ことです。これがしっかりできるようになれば、学校の順位も真ん中より上を常にキープできます。本当にこれだけです。そこに「教科書の読み込み」や科目によっては「用語の暗記」が加われば順位はもっともっと上に行けます(^^♪

 

中2Mちゃんは、もう数学や英語のワークが2周目に入っているようです。コツコツと自分のペースで続けてここまで来ました(^^♪ さらに周回してやり込んでいきましょう!

英単語テスト

中1、中2生の英語の授業では、毎回英単語のテストを課しています。

 

毎回教科書のレッスン1つ分程度ですので、40~50語くらいの量です。クリア条件は満点で、不合格ならば次回も同じ個所をやります。これを毎回1発合格できる生徒もいれば、何度も不合格になってしまう生徒もいます。

 

毎回一発合格の生徒は、学校のテストもだいたい80点を切ることはありません。もちろん単語だけできれば、学校のテストで良い点が取れるわけではありません。しかし、学校のテストで80点が取れない生徒は、まずはこの英単語テストを毎回満点合格できるようにしっかりと勉強してきて欲しいと思います。目の前の課題をしっかりと乗り越える準備をするのが、学力向上の第一歩ですからね。もくせい塾は課題を用意して生徒を待っています(^^)/

自習開放日について

定期テストが近づいてまいりましたので、自習室開放を行います。

 

[自習室開放日]

11日(土) 9:00~20:00

12日(日) 9:00~17:00

18日(土) 9:00~20:00

19日(日) 9:00~17:00

25日(土) 9:00~20:00

26日(日) 9:00~17:00

 

やればやるほど成績は上がります。塾生はどんどん利用してください。他の日時や時間帯の希望があればお応えしますので相談してくださいね(^^)/

テスト勉強は、いつからやるべきか。

学校のテスト勉強はいつから始めるべきかと聞かれたら、「今でしょ。」と答えます(もう古いですかね?)

 

日ごろから勉強する習慣のある子は、この質問をしません。なぜなら、彼らにとって日常学習こそがテストに向けた勉強になっているからです。逆にこの質問をする子は、日ごろ勉強の習慣が無い場合が多いです。

 

ですからそういう子は、「2週間前からでいいよ」という返事を期待して質問してきますが、私が「今すぐ、ここでやるべき。」ということを言うと、「えー。」という顔をします。甘い甘い(^^)/

 

そもそも勉強の習慣の付いていない子は、2週間前からやっても14日分の勉強量を確保できません。確かに中学校の定期テストレベルの対策ならば、2週間前からでも十分できますが、それは日ごろから勉強をしている子の場合です。そうでない子の場合は、そもそも密度が薄い勉強しかできないので、1ヵ月前から1日3時間やっても間に合うかどうか。

 

富士中1、2年生の学年末テストまであと3週間を切りました。勉強をしていない自覚のある生徒は、そろそろ私に引導を渡されに来てくださいね(^^♪

中2生の北辰テスト受験について

現中学2年生は、3月5日に北辰テストがあります。受験は自由ですが、もくせい塾の生徒はほとんどが受験申込みされました。

 

早いうちから外部模試を受けることのメリットは多いと思います。学校以外の場所でテストを受けることの慣れを作ることももちろんですし、自分の今の学力を知るのが早いほうが、勉強へのモチベーションにもつながると思います。私の中学生の頃は、中1から受けられたのですが、今は回数が減ってしまってちょっと残念です。

 

富士中生の場合、定期テストの順位で言うと真ん中が偏差値52くらいかなぁなんて思っているのですが、実際に北辰テストを受けてみたほうが、より自分の学力の立ち位置が分かると思います。ですから、この時期の模試はまだ私立高校の面談資料にはなりませんが、受験する生徒たちには自分の全力をぶつけてもらいたいと思います。受験した生徒には、結果を見ながら面談を行うつもりです。

学年末テストが近づいてきました

富士中の学年末テストまで、中1・2年生はあと3週間ちょっとになりました。そろそろテストを意識して、「できる問題を増やす」ことを意識してワークを初めてもらいたいと思います。

 

中2の数学では、合同の証明が出題されます。証明は、基本的な型で書けるようにしたら、根拠となる事柄をしっかり記述できるようにする必要があります。書いた証明は自分で順を追って読み、「初めて見た人が分かるように」理屈が通っているかを確認できるようになりましょう。

 

1年生は空間図形が入ってくるのでこちらもまた大変です。まずは平面図形のおおぎ形ですが、弧の長さと面積が計算できるだけでなく、面積から半径の長さ、弧の長さから中心角など、公式の形を変えて自由に使いこなせるようになっておく必要があります。かなり計算力を求められますので、苦手な人は自習をしに来てください。練習課題を用意しておきます。

 

そして3年生は再来週ですね。入試に向けた確認テストという位置づけでいいと思いますが、提出物を行う時間も無駄にしないようにしてもらいたいと思います。どちらにせよ時間がかかるのは同じなので、「ただ提出できればいい」と考えて行うのではなく、「受験で必要な知識の確認」と思って行ったほうが有意義な時間になると思います。「提出物なんて面倒」と考えるよりもストレスを受けずに済みますよ(^^♪