練習の大切さ

本日は富士中の中間テストでした。塾生たちはどのくらいできたでしょうか。

 

私は、テスト問題は問題集の中からしか出ないと思っています。それは、テストが問題集の問題を切り貼りして作られているというわけではなく、問題集をきちんと解けるように練習しておけば、多少違う問題が出ても対応できるという意味です。

 

勉強をやり込むと、テストで「この問題やったことがある!」となります。数学などは、数字を変えられていても解法が身に付いていれば「既視感」で解けるようになります。社会の記述も、ワークの問題を背景や流れを理解していれば書けるようになります。英語だって文法が理解できていれば並び替え問題なんてただのパズルです。やり込むことでその感覚を身に付けられれば上位に入ることだってできます。

 

ですから「ワークの反復」こそがテスト勉強の王道です。反復して知識や解法といった技術を身に付けておくことが、初見問題への対応力にもつながります。それをしないで「勉強が分からない」と言っている子は、部活動に置き換えるといいと思います。シュート練習をしてシュートするときの体の動きを身に付ければ、試合の時に決めることができます。でもそのシュートは練習の時に打っていたのとはシチュエーションが違うはずです。打った場所・距離・疲労度緊張感全て練習通りなんてことは無いはずです。でも決めることができた。それは、練習をやっていたからです。

 

勉強も体を使うという意味ではスポーツと同じ。練習をきちんと積んでいれば本番でもうまくいく。学校でもワークは3周するよう言われていますし、私も7周目指して勉強するよう伝えています。今回練習量が足りなかった生徒は、2、3日前からジタバタしても遅いということを肝に銘じて、今日から次の期末テストに向けて勉強していきましょう。

 

 

準備が全て

富士中のテストまで1週間を切りました。高校ではもう始まっているところもあります。

 

テストは準備がほぼ全てです。いくらテスト当日に「全力で頑張る」と言っても、その日までの準備で取れる点数はほとんど決まっています。いうなれば、武士や騎士が戦争で出ていく前に、ちゃんと武器や鎧を準備していくかどうかという話です。ろくな準備もせず、「当日頑張る」と言ったところで、丸腰の人間が戦場で武勲を立てることができるでしょうか。すぐに討たれてしまうか、相手にしてもらうことすらできないでしょう。

 

少しでも勝ち進めるためには今ここで力を蓄え、武装して戦場に赴いて下さい。

量をこなそう

昨日の帰り、中2Hちゃんがテスト範囲のワークが全て1周したと教えてくれました。すごいですね~。他の人たちも負けてはいられませんよ!今週中に1周して、テストまでに3周は解き直しをしましょう。

 

テストで点を取るために身に付けないといけないことが100あるとします。普通の生徒はその100をゴールとして勉強をしますが、そうするとテストでは70くらいの力しか出せません。結局ワークを「一通り終わらせたぞ。」というくらいの勉強量の生徒は、定期テストで70点くらいの結果になります。テストで90点100点を取ろうとするならば、それこそ120の勉強をするつもりでなくてはいけません。私も生徒の時、「120点取るつもりで勉強しろ」と言われました。

 

例えば例文の暗記をするにしても、ただ言えるようにするのと、速く言えるようにするのでは全く異なります。ただ言う、「時折思い出しながらつっかえつっかえ何とか言える」というレベルでは、その日のうちにほとんど忘れてしまうでしょう。それを、「10秒以内で」といった制約を設けてその中で言おうとすれば、たとえ制約を満たせなくても、その手前の「1日以上持続する記憶にする」という段階はクリアできます。

 

また、テスト範囲などの必要事項を覚える時でも、それよりも広く深い知識を学んでそこまで覚えようとすれば、全てを身に付けることは無理でも根幹になる必要事項の部分は身に付いていたりします。学んだ100のことを100全てモノにするのは難しいですが、70なら身に付けることはできます。だったら学ぶ内容を143にすれば、その7割は100です。そうやって学習の枠組みを広くとることで、身に付く内容は広くなっていくと考えています。

 

私の行う復習型の集団授業ではその考えをもとに行っています。少し追い切れない量、高いレベル・必要ならば高校で学習する内容まで行い、その中で「基本」の部分は押さえてもらう。基礎ができていない子に基礎だけを教えていても効果は薄い。基礎だけを教えていて、その7割を習得してもそれは基礎力の完成とはならないからです。

 

私の指導方針の柱は「基礎力の養成」ですが、やさしく手取り足取りしているだけではそれは難しいと感じています。時には学習者の限界を超えることを要求していく必要もあるのではないかな、と思っています。

丸付けについて

自分の答案を自分で丸付けする意義はいくつかあると思います。

 

1つ目は、客観的に見る訓練です。自分の答案を採点者として改めて見ることで客観的に物事をみることにつながると思います。この訓練を続けると、問題を解くときに何を聞かれているのか、どのように答えれば良いのかが分かるようになります。丸付けを意識してするだけでも学力は伸びます。

 

2つ目は、自己分析になります。間違っていて×を付けるとき、どこがどのように間違っていたのかを考えれば、次につながります。丸付けの段階で直しも兼ねてしまうと効率的です。また、自分はどこで間違えやすいのかを見つけられれば、弱点強化にもつながります。

 

3つ目は、答案作成能力の向上です。模範解答を見て、どのように書けばより勘所を押さえた解答になるのか。また字の丁寧さも含めて「採点者に見てもらう」という意識も身に付きます。人に見せる答案を作る練習になります。

 

もくせい塾では、私が丸付けを行ってしまう場面もありますが、学校のワークや模試など、自分で丸付けをさせることもあります。その際に丸付けをしたものを見てみると、まだまだ甘いなあと感じることも多いです。(全然合っていないのに丸が付いていたり、中には点数を水増しして採点している生徒もいます…)ですから、私が採点して見せて、それを実践してもらえるように指導しています。まずは丸を付けるときは〇の最後をしっかり閉じること。ここからです。

粘着力!

本日は塾を開ける頃から急に雷が鳴り出しています。塾に来る際は天候に気を付けて下さいね。

 

勉強ができるようになってくると、だんだんと問題に執着するようになっていきます。問題をちょっと見てすぐに諦めて空欄を作っていたような子でも、何か書こうとするようになったり、5分も集中できずにすぐガタガタと動き出すような子も、同じ問題をずっと考え続けられるようになったりします。

 

学力の高い子ほどその傾向は大きいですし、学年が進むほどその傾向は大きいです。その性質を少しでも早く身に付けれれば成績上位にも入りやすくなると思うので、どんどん問題に粘着していきましょう!

日頃の積み重ね

まだまだ残暑の厳しい日が続いています。体調管理には気を付けたいですね。

 

昨日から自習課題を再開しました。中学生のみなさんはしっかり解いて提出してください。

 

勉強はテスト前だけ頑張っても成果は出ません。日ごろの蓄積がものを言うので、今からコツコツ進めていきましょう。

課題返却!

夏休み期間中、中学1・2年生には課題を渡しておりました。結構な量でしたので期限を守れなかった生徒もいましたが、現在全員提出できています。

 

その丸付けが昨日全て終わりました。順次生徒には返却しております。ここから間違えたものをやり直して再提出です。生徒によって取り組み方もまちまちですが、

 

「分からない」=「空欄」

 

となっている生徒に、もう一度考えてもらうための措置です。すぐに諦めてしまう癖が付くと、自分の能力を伸ばすことができなくなってしまいます。そうして身に付いてしまった諦め癖はやがて「負け癖」になっていきます。それをさせないために、諦めればやらなくて済むという状況を作らせないようにと思っています。

 

まずは考える。そして調べる、それでも分からなければ分かる人に聞く。その煩わしさを経験していくうちに、自分で出来るのが一番楽なんだということが実感できるようになるはずです。

勉強を追いかけろ

富士中期末テストまで残り10日です。中学生でワーク1周目が終わっていない生徒はほぼいなくなりました。しかし、1周目はできない問題の洗い出しと、まだ暗記用の教材を作っただけです。「本当の」勉強はここからです。今週中に2周目を終わらせ、来週は仕上げの3周目をやっていくことになります。今まで勉強の習慣が無かった生徒は、ここまでできてやっと平均点くらいだと思います。成績を上げる為にどのくらいやらなくてはいけないのか。今まで自分の思っていた甘い認識を改めることができた生徒から成績は上がっていきます。

 

今回はテスト2週間前までに学校のワークを1周することを目指しましたが、早くワークを終わらせることにはある効果があると思います。それは精神的に余裕ができるということです。直前までワークを埋めている生徒は、「終わらせること」に追われて内容はほとんど身に付きません。逆に早く手を付ければ、それだけ余裕を持って内容と向きあうことができます。今回早く1周目を終わらせた生徒にそのことを話してみたら、大きく賛同していました。勉強が追われてやるものでなく、こちら側から「追う」ものになったようです。それだけでも、テストへのモチベーションが変わってくると思います。

アレルギーを克服する

梅雨に入り、花粉が猛威を振るう時期がやっと一段落したように感じます。花粉症の人はお疲れ様です。次の波が来る秋くらいまでしばし休戦です。その間に勉強しましょう。

 

花粉に限らず、アレルギーにはいろいろあるようです。卵や小麦のような食品や、犬猫などの動物などなど。その中でも生徒に特に甚大な被害を及ぼすのが、「勉強アレルギー」です。

 

原因はいろいろですが、(よって正式なアレルギーとは違いますが。)なんらかの場面でつまづいて、「その科目は見るのも嫌」ってなっている状態です。この場合真っ向からその科目を教えようとしても、目と耳が閉じた状態で全く入っていきません。もしくは右から左に受け流されてしまいます。そして「学校の先生が~」や、「どうせ私には~」といった理由で自分を正当化しようとしてきます。

 

もちろん人にはいろいろな向き・不向きがあるでしょうし、例えば数学ができないという人にも生きる道は残されているので他の道を模索していけばいいのでしょう。しかし、中学高校レベルの学習でそれを言っていたら成績にも響きますし自身に損しかありません。ですから勉強アレルギーは少しずつ克服しなくてはなりません。

 

幸いなことに実際のアレルギー反応とは異なり、勉強アレルギーはアレルゲンに直接触れてもアナフィラキシーショックは起こりません。糖衣で包んだ薬を飲み、少しずつ少しずつアレルゲンに触れて慣れていきましょう。数学で理解できないことがアレルゲンならば、理解は「一旦」置いておいて、「なんでか分からないけれど問題が解ける」状態にしてしまいましょう。理解は後から付いてくることも多いです。私は10年経ってやっと理解できたこともたくさんあります。英語ならば少し大変ではありますが、まずは出てきた単語とその訳を全て暗記してみて下さい。文を見ても訳せないことがアレルギーの原因かも知れません。

 

「〇〇な自分」と自分を決めつけてしまうことは楽ですが視野を狭めます。苦手科目も、一度フラットになって臨めば「あんまり苦手じゃない自分」に出会えるかも知れません。

ワークをやり込め

今日で富士中の期末テストまで残り2週間でした。今日は各学年1人ずつを除く全員が塾に来ていました(^^)/

 

ワークの進捗状況をチェックして回っていますが、テスト範囲の部分をほぼ終わらせた生徒が7割くらいです。まだ習っていない所を残していたりする場合もありますが、多くの生徒が最低3周は周回できそうです。

 

学校のテストで平均点を下回る生徒の多くは、内容を習得できないままテストに突入してしまっています。まずはワークをきちんと周回して、その中で分からないものを洗い出し解決して身に付ける。そういう勉強サイクルを作れれば平均点は越えられます。平均点前後の場合、多くのものに手を広げすぎずにまずはワークをきちんと消化することに集中すると効果があります。

 

まずはどの科目も、問題の内容を覚えてしまうくらいワークを反復しまくりましょう。ワークをおにぎりに例えるならば、3周すると「中身の具に到達」と言った感じです。4周、5周で具を味わうに至り、7周するとその栄養が余すことなく全て吸収できる(かも知れません)。昔いたすごい生徒は、何ページ目のどこにどんな問題があったかまで覚えていました。問題の答えを理解して覚えるのは当たり前ですが、その逆、答えから問題を言うに至れればかなりの高得点を期待できます。今年、そのくらいのマニアになれる子は出て来るでしょうか。何かに熱中できるのも一つの「才能」だと思います。そんな才能を開花する瞬間を私は楽しみにしています。

7回解く。

来週に入ると、富士中は期末テスト2週間前です。

 

ですから生徒たちのワークの進捗状況を確認して回っていますが、一番早い生徒でそろそろ何かの科目が3周目に入っているようです。すごいですね~。3年生のテスト範囲表も今日配られて、全学年範囲表が出揃いましたが、ここからワークを始めているようでは遅いと思います。だいたいの子が6割くらいは終わっていますが、まだ半分も進んでいない生徒には「平均点に黄色信号!」と発破をかけています。保護者の方も、家でお子様がどのくらい進んでいるか確認してしてみてください。繰り返しますが、一番早い子でもう3周目です。今週中に1周目が終わっていれば、テストまでに3周はできると思います。3周きちんとできれば平均点は確実に取れます。

 

周回の仕方も工夫したいと思っています。1周目はできる問題・できない問題の仕分けを行い、2周目はできない問題を解き直す。3周目は2周目でできなかった問題を更に解き直す。(周回するごとにやる量が減っていきます。)このあたりでワークのできない問題はほぼ無くなるはずです。そうしたら4周目以降は刺激を変える為にも、理科や社会のワークなどは、「解答を先に見て『どんな問題文だったか』を言ってみる」ことをやってみたり、数学ならばタイムアタックで時間を測ってやってみる。(中2の連立方程式の計算ならば1問30秒できなければまだまだ遅いです。)英語ならば穴埋め問題でも並び替え問題でも、日本語訳だけを見て全文答えてみる。工夫はいろいろできます。それこそ、ワークを後ろのページから解いていくだけでも新しい刺激があります。そうして7回ほど繰り返したころには、テスト範囲のワークなんて30分で1周、高速で復習できるようになります。

 

こうしてワークの養分を吸いつくすように勉強してから、改めて教科書を見てみると、まるで分らないことが無いように感じられ、教科書の内容が全て自分に向けて語りかけるように思えてくるはずです。

 

是非、そこまで練り上げてテストを受けて欲しいなと思います(^^)/

学校の課題を一生懸命やってはいけない

「学校の課題を一生懸命やっている」生徒は、学校の成績が上がらない。

 

なんだか学校批判とも取れるような物言いで始まってしまいましたが、決して学校の批判をしているわけではありません。むしろ私は、学校の勉強をおざなりにしている生徒の成績は絶対に上がらないと思っています。では上の発言はどういうことかと言うと、「塾内で」がその上に付きます。私は目の前で起こっていることしか分かりませんので、塾の中での話です。「塾内で学校の課題を一生懸命やっている生徒は、学校の成績が上がらない」ということです。

 

もくせい塾では自習に来るのが当たり前の空気を作っていますが、せっかく来たのに学校の課題でその時間のほとんどを過ごしてしまう生徒は成績があまり良くありません。それは、学校の課題は「みんなもやっている」ことだからです。みんなと同じことをやっているだけでは追い抜くことはできません。そこにプラスアルファの学習が積みあがってはじめて、人より抜きんでることができます。

 

自習室ではもちろん学校の課題をやってもOKですし、勉強から逸れなければ何をやっていてもいいというルールです。実際に成績上位の生徒も学校の課題をやっています。でもそういう生徒は、学校の課題をサッと片付けて、すぐさま次の勉強に入っています。学校の課題は「片付ける」ものなんですね。ですから何時間もかけて学校の課題(ワーク数ページ程度だったりする)をやって、「ふぅ、一仕事終えたぜ」みたいな顔はしていません。できる子はもっと量をこなしています。

 

ですから、学校の課題が出たらそれを一番に終わらせるのは大切ですが、それだけで満足して勉強した気になってしまっては、人を追い抜くことはできません。そういった意味での、「学校の課題を『一生懸命』やってはいけない。」です。同じような意味で、「塾の授業中に学校の課題を進めようとする高校生は成績が上がらない」もありますが、これはまた別の機会に。

実体験

少しゴールデンウィークの時の話をしたいと思います。

 

ゴールデンウィークは、長野を通って石川県まで行き、日本海側を回って来ました。途中日が暮れたら近くの宿を探したり車中泊をしたりと、たいしたことはせずのんびりしたものでした。

 

しかし一つだけ、飛騨山脈の山中で迷子になりました。山道をどんどん登っていくと、その先が通行止めになっていたりすることが重なって、いつしか誰もいない道路をひとりトロトロと走ることになりました。この時期でも周囲はまだ雪が残っていて霧深く、さらには雨も降っており、本当に心細かったです。少し下山した頃にやっと対向車とすれ違って安心しました。その車のナンバープレートが「飛騨」だったので、そこが飛騨山脈なのだなとわかりました。カーナビは新しくすべきですね(^_^;)

 

長野県に入るころに見かける車の多くが松本ナンバーで、飛騨山脈では飛騨ナンバーとすれ違い、それが金沢に変わるころに目的地が近いと分かったり。社会の勉強で覚えた地名が、知識ではなく自分の実体験に変わっていくのを感じました。私が学生の頃、一番苦手なのは社会、それも地理でした。思えば家族で旅行した思い出も1回しかありません。もちろん旅行に行けなかったことをとやかく言うつもりは全く無いのですが、家族旅行と地理の学力という関係性を考えてみるのも面白いかも知れませんね。一番の学びは自分で体験することだと、今回、私自身が身に染みて感じました。

1日以上開けないこと

よく、部活動などで球技をやっていると「3日サボった場合、勘を取り戻すのに3日はかかる」と言われます。

 

同じように勉強も3日サボれば、感覚を取り戻すのに3日はかかると言って良いのではないでしょうか。部活などを理由に土日に勉強せず、月曜日も自習に来なかった場合、これで3日勉強をサボったことになります。そこから3日、火水木と勉強をしたとしてやっと勘を取り戻すのが金曜日。そしてまた土日へ。これでは成長は見込めませんね。この上、学校の授業をきちんと聞いていなかったらと考えると、とても恐ろしいことですね。

 

週7日のうち、何日勉強しているか。それを学習強度の指針として、1日以上開けないことが、成績が伸びる条件です。塾生たちに伝えていこうと思います。

復習復習!

勉強は、忘れる前に復習をすると効果的です。復習が早ければ早いほど、定着度も高くなります。私自身が中学生だった時の感覚で言えば、勉強したてのまだ覚えている段階(それこそ勉強した1、2分後に)で、セルフテストを行っていました。ですから当たり前なのですが「よし、全て完璧にできた」という確認を毎回していたと思います。でもそれが、脳に定着させるには良かったと思います。1週間くらい経って、忘れてからもう一度勉強しなおすのは、また1からやり直すのと同じで効率が悪いです。「復習は覚えているうちに」です。

 

もくせい塾の中学生たちは今、課題で前学年(新1年生は小学生の内容)の全科目を復習しています。中には1年以上前の内容も入っていますが、この復習課題を何度も繰り返しやることによって、受験生になって1からやり直しにならないような工夫をしています。特に新中1の生徒たちに小学生の内容(特に理科や社会)をやらせてみて、「今やっておいて本当に良かったな」とすでに確信しています(^_^;) 他の学年の生徒も、前学年の内容が完璧に身に付いている生徒は誰一人としていないんだということを実感しています。何度も上塗りを重ねていき、やっと知識は定着するんですね。

準備が9割

新学期も始まりましたね。始まって早々、課題テストや実力テストが行われたところも多かったようです。この1年間を占う意味でも重要なテストです。塾生たちの良い結果を期待しています。

 

テストに向けて、「何をやったらいいですか」と聞かれることがありますが、そのテストの性質によってやることはもちろん異なります。例えば課題テストならば、その課題をきちんと身に付ける必要がありますし、定期テストならば、その範囲を勉強しておく。どちらも範囲が狭くその対策がしやすいので、やることは明確です。でも、実力テストや模試、中学生ならば北辰テストのような範囲の広いものに関しては、出題範囲の勉強をしようにもなかなか難しいです。よって結局は日ごろの学習の成果が出ることになります。

 

ですがテスト前に少しでも対策をしておきたいと思う時は、自分の苦手範囲の補強をしておくのがいいと思います。実力テストの幅広い範囲を、残り時間でこなせる量にまで絞り込んで、そこだけを勉強する。全体を満遍なくやろうとしても漫然としてしまい効果は薄いです。ならば絞り込んだところだけをしっかりと復習し、力を付けてできるようにしておく。そうすれば、実際に出るかどうかは別として、自分の学力アップにはつながります。長い目で見ればいずれ勉強したことがテストでまた出会うことになるかも知れません。結局、「日常学習をする」ということになってしまいますが、自転車操業のような目先の点数の為の勉強よりも有益だと思います。

 

ただし、前日になってようやく「明日の実力テストで何を勉強したらいいですか」と来た生徒に対しては、「出題範囲の用語を暗記しよう」とだけ言います。範囲のせまい定期テストでも前日になるまで何もしなかったら、これくらいしかできません。ましてや実力テストともなると尚更ですよね。テストは、「準備」がほぼ全てなわけですから。

忘れる前に復習

期末テストの個票が返され始めています。まだの人は早目に塾に持ってきてくださいね。

 

自習頻度と成績の伸びについて比例関係にありそうです。たくさん自習に来ている生徒は、成績も伸びていますし、回数が減った、もしくはそもそも自習に来ていない生徒は成績が下がりました。勉強の内容を「教え」ても、そのままにして抜けていってしまうようでは無駄になってしまいます。抜ける前に演習して繰り返して自分のものにしていく。復習は、覚えているうちにするのが効果的です。テスト直前で同じところを質問しなくて済むようにしていきましょう。塾に自習に来ればその分学習量も増えます。今回成績が下がってしまった生徒は、この春休みにできるだけ自習に来て下さい。私のほうからも声をかけていきます。

 

高校生は成績を上げている生徒がほとんどです。高1Y君はまた学年1位です。すごいですね~(^^)/ やはり、コツコツと勉強を続けていくことが大切です。勉強が「0」の日を極力作らない、頭のエンジンは常にアイドリング状態にしておきましょう!

本当に成績を上げたいのなら

「勉強しているのに成績が上がらない」と感じているのなら、それは「やっていること」が悪い場合があります。

 

例えばノートまとめ。これは自己満足が満たされる行為ですが、学習効果は薄いです。頭を整理する為にやるのはいいことだと思いますが、これはテスト前でなく日常学習の中でするべきです。テスト直前に何時間も色ペンできれいなノートを作ったりするのなんて本当に勿体ないと思います。

 

例えば単語練習。これは無駄な作業かと言えばそうではないのですが、やはり2時間も3時間もかけてやることではありません。ノートに英単語や漢字を隅から隅まで書いて満足気な子がたまにいますが、そういう子ほどテストしてみると全然書けなかったりします。「英単語が苦手だから英単語をやる」というのは一見理にかなっているようですが、英単語が人より書けない生徒はまず英語が読めていない場合があります。もしもそうならば、まずは教科書の音読から始め、スラスラ読めるようにしてから単語を練習すべきです。単語のみを暗記していてもテストでは通用しないですからね。

 

どちらの作業にも共通して言えるのが、「作業中に頭が働いていない」と言うことです。何も考えずに目の前のノートが埋まっていき、やった気になってしまう。厳しい言い方ですが、これは勉強をしていないのと同じです。そのような状況は「楽」なので、なかなか脱せない子もいます。エネルギーの低い位置で安定していないで、グツグツのマグマのようなエネルギーを出させるためにも、注意を促していきます。

公式に縛られないように

埼玉県立高校入試と、各学校の期末テストまで、いよいよ大詰めです。今日も教室を開けています。受験生たちは予想模試を、期末テストの勉強に来た他学年の生徒たちは各々の勉強を始めています。凛としたいい空気です。座席はまだまだ用意できるので、部活動が終わった生徒はこの後でも来て下さいね。

 

学校で教わるか教わらないかが分かれる公式というものがあります。高校数学ならばヘロンの公式や3倍角の公式、中学数学ならばおうぎ形の中心角を求める公式などです。教科書を見てみると、発展の内容になっていたり巻末のコラムのようなところにあったりするやつです。

 

私はこれらの公式を「公式」として教えるかどうかいつも悩みます。公式として見せてしまうと、それを「丸暗記」する必要が出てきてしまいます。そして丸暗記に頼ってしまうと、思考の柔軟性が失われてしまうような気もします。

 

ですから、その公式をそのまま教えるのではなく、導き方を教えるように努めます。自分で導けるようにしておくことが、柔軟性を育て、公式を丸暗記するような負担を減らすと思っています。それで浮いた脳みその容量や時間を、他の科目の暗記に割り当てていければもっと効果的な学習ができると思います。

暗記と思考

暗記より思考のほうがもてはやされている昨今ですが、暗記の効果を知っている生徒は強いです。特に定期テストは、まず学校のワークを何周も解いてしっかり暗記することが大切だと思います。

 

もちろん答えをそのまま暗記するのではなく、答えに至る解法を暗記する。社会のような暗記の比重の高い科目でも、その背景や出来事の流れを暗記する。この場合の暗記は、「理解」と言い換えられると思いますが、やはり成績の良い子は、理解した上でその答えが脳に染みついており、問題を解くときにその解答を出すことで悩まず、瞬間的に出てきます。

 

学校の制服を着る時に、入学したての頃は手間取っていたと思いますが、今ではその手順に悩むことは無いはずです。それと同じで、「何も考えず」に解法が浮かぶ状態まで自分の知識が深まっていることが、テストへの準備ができた状態です。その状態にするには、毎日制服を着るように何度も繰り返す必要があります。

 

先の「暗記より思考」ですが、この暗記の状態がたくさん積みあがっている人ほど、より高度な思考ができるようになる気がします。何も考えずにオートマティックに基本作業のできる人のほうが、基本作業でもいちいち考えて行わなければならない人よりも脳の容量を思考活動のほうに割くことができるはずです。学校の勉強は、社会に出て役に立つのかという疑問について、能力の習得の仕方を勉強から学べるという点で真面目にやっておいて損は無いと言えそうです。

 

口答テスト

昨日の授業後に、帰り支度をしている中2の生徒たちに期末テスト範囲の社会の質問を少ししてみたのですが、まだまだ「?」だらけでした(^_^;) テストまであと2週間とちょっとです。これからも授業後まで残っている生徒たちには問題を出していこうと、トホホな気持ちで決意しました。

 

本人は覚えているつもりでも、他の人に質問されると答えられないということがあります。ワークの問題文を見たら言えるけれど、口答では答えられない。同じ問題なら答えを暗記しているけれど、少し文章を変えられただけで答えられなくなってしまう。これは、理解と暗記が足りていない証拠です。暗記不足は覚えるしかありませんが、理解が伴っていない暗記の場合は応用がきかず文章を変えられるだけで答えられなくなってしまいます。

 

ですから、口答テストはその理解を補うのに効果的だと考えています。音声で問題を出すので頭の中でそれを理解し答えを思い出すことになりますし、問題を少し変えたりするのも容易です。格闘技の対人練習のように、相手の呼吸を見て動きを身に付けることができます。

 

テスト勉強をしている生徒は、自分の中だけで「覚えた」というだけでなく、是非口答テストを申し込みに来て下さい。どんどん揺さぶりをかけてあげますよ(^^)/

真似をする

成績の良い子の「真似」をすることは成績を上げる良い方法だと思います。

 

人の学力には様々な要素が影響しているはずです。暮らしている家の本棚に何が並んでいるのか、どんな友達と付き合っているのか、兄弟や家族の勉強している姿は見えているのか、自分の勉強に興味を持ってくれる周りの人はいるのかなどの環境や、勉強してどうしたいのか、自分にとってプラスになるのかなどです。

 

ですから成績の良い子と仲良くなってその子の振る舞いに影響を受ければそれだけで成績は上がることもあります。行動を変えていくことが、遠いようでいて学力向上への近道なのかも知れません。

国文法

今日は急なお知らせだったので、自習室の利用者は少なめです。もう教室は開いているので、来られる生徒はテスト勉強に来て下さいね。この3連休は雪の影響もあるかも知れないと予報されているので、通塾時は十分お気を付け下さい。

 

中学生は、1年生も2年生も、今回の期末試験の国語には文法が入ってきます。「文法は全くお手上げ」という生徒もよく見ますが、ちょっと練習すればすぐにできるようになるので、初めから諦めてしまうのは勿体無いと思います。

 

まずはどんな問題でも文節・単語に区切りましょう。文法の問題が難しいと感じる生徒のほとんどが、知識を覚えることをしていないか、品詞分解をせずに解こうとしているかだと思います。まずは丁寧にその問題文を見てみることが大切です。国語の力は、この「1文ずつ丁寧に見る」ことが土台となり、ひとつひとつの言葉のつながりを見ていくことで、やがて読解の力へと繋がっていきます。

基本的なことは日頃から

埼玉県立高校入試および、富士中1・2年生の期末テストまで残り20日です。生徒から要望がありましたので、教室開放日を増やしました。トップページからご覧ください。

 

英単語を知らないのに英文を読もうとしても内容は理解できないのと同じで、数学や理科、他の科目においても「これを知っておかなきゃ勉強が積み上げられない」という知識のようなものが必ずあります。ですから、テスト勉強であっても始めから難しいものをやろうとするのではなく、基本的な公式を理解して使えるようにしたり、用語を覚えたりすることから始める必要があります。物事は順序を追って進めることが肝心です。

 

その順序を追うための時間をきちんとテスト勉強に落とし込もうとすると、思っていたよりもずっと時間がかかるはずです。ワークの提出範囲が30ページあるとして、ワークに載っている問題の周りのことをきちんとやろうとしたら、その倍くらい時間がかかると思います。必要が同じ日頃からこれができている生徒は、テスト前に「大して苦労せずに」高得点を取ることができています。

 

別にテストが無い時にも、テスト前のように猛勉強する必要があるわけではなく、ほんのちょっと習ったことの復習として単語を覚えたり、確認問題を解いておくだけでも全く違います。部屋の掃除と同じで、ため込んでしまうといざやるときに大変な思いをします。ちょっと気が付いた時にコツコツやっておく。勉強の為に、脳みそのエンジンを止めないでおきましょう。

読めているか

英語も国語も、読ませてみるとその生徒の実力が分かります。内容まで理解できている場合、スラスラと速く読むことができますし、たどたどしかったり、つっかえて読めなかったりする場合は内容の理解もできていません。スラスラ読めるけど内容が理解できていないという生徒には出会ったことは今のところありませんね。

 

今日の授業ではその確認がたくさんできました。読めていないことを指摘されて、頑張り始める生徒もいましたので、これから改善されていけばいいなと思います。

 

音読を塾内に根付かせていきたいと思います。

音読

 

音読は、それ自体に学習効果がありますので、勉強で読む文章は、すべて声に出して読んで欲しいと思っています。記憶に残りやすくなりますし、文章を速く正確によむ訓練にもなります。また、集中力を持続させることにもつながりますし、いいことずくめです。

 

ですから、恥ずかしがらずにどんどん声に出して読んでいくべきです。本気になった生徒は勉強でも声が出ます。逆に言えば、暗記作業をしているときに声を出さない生徒は本気ではないということです。授業内で暗記のチェックをさせると声を出すのに、自習の時に黙読をしている生徒はまだまだ羞恥心や面倒臭いという心があるのだと思います。

 

もくせい塾の自習室はここのところ、おしゃべりする生徒はいません。とても静かな空間が維持できています。が、音読する生徒もいなくなってしまったので、少し手を加えていかなくてはと思っています。

立体を理解する

要望がありましたので、2月の日曜日は全て教室を開けます。

 

1年生の数学は図形の学習を行っています。点や線についての知識、作図、おうぎ形と続き、いよいよ空間図形に入りました。

 

空間図形は本当に得意、不得意の分かれる分野です。少し教科書を読んだだけで完璧に理解できる生徒もいる一方、実際に立体を見せて説明しても全くできるようにならない生徒もいます。これは空間把握の力を小さい頃から養っているかどうかが大きいと思いますが、やはりブロック遊びをしていたような男の子が強い傾向にあります。(私が子供の頃はレゴ派とダイヤブロック派がいました。年代トークですね(^_^;))そういえば以前、男子生徒とプラモデルの話になったのですが、その生徒はプラモデルを作ったことが無いと言っていてすごくビックリしました。時代が変わると子供の遊びも変わるんだなぁなんて思いました。

 

話を戻しまして、図形の力を養うには、頭の中で立体をクルクルと回せるようにする必要があります。その第一歩として、自分で図形を描いてみることをおすすめします。特に立体の見取り図は、見えない所は点線で描いたりするので、立体の理解が深まります。お家でも是非、三角柱や正八面体などを描かせてみて下さい。

化学の質問

最近、高校生からされる質問で多いのは化学です。化学基礎は化学電池の分野に入ってくると、「もう訳が分かりません…」という人もチラホラ出てきているようですね。

 

私も実は大学受験の理科は物理選択で化学は早々に諦めてしまったタイプですが(^_^;)、生徒たちを教える為に勉強して少しずつ化学が理解できるようになってくると、その面白さが分かってきました(今更ですが)。

 

高校化学は中学校の理科の化学分野の延長です。高校生で「化学は分からん」となっている人は、一度中学2年生の教科書を引っ張り出して見直してみるのもいいかも知れません。とくに化学電池の分野は、中学校の内容が身に付いた「上で」の話なので、そこがあやふやだと難しく感じてしまうと思います。

図形の証明問題

中2の数学は図形の証明に入っています。

 

図形の証明は難しく感じる人もいるかも知れませんが、書き方の型があるので、それを踏襲して書けば大きく外れることはありません。定理や合同条件をきちんと覚えれば逆に得点源になります。とにかくまずは暗記すべきところをきちんと覚えること。この時期に合同条件をスラスラ言えないなんてありえません。

 

塾で課題プリントの採点をしていると、証明問題を空白のまま提出している生徒がいます。この時期から書くことを諦めているようでは平均点を越えることは絶対にできません。まずは間違えてもいいから書くこと。「面倒臭い」を「分からない」にすり替えないようにしましょう。できる人は、間違えることを恐れずに第一歩を踏み出した人です。

分からないところをごまかさない

とどのつまり、「分からないものを分かるようにする」ことが勉強です。できないもの、分からないものを洗い出し、それを分かるようになるために解説を読んだり、教科書で調べたりする。問題を解けるようになるには覚えておくことも必要なので、暗記をしたりする。こうして学力は伸びていきます。

 

ですから、分からないものをそのままにしたり、あまつさえ、分からないことを隠したりするのはいけません。学力向上にならないどころか、逆効果にすらなると思います。プライドが高い子にこの傾向がありますが、自分でどうにかできるならば塾は必要ありません。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。その場で解決してしまったほうが絶対に良いです。

目を見て話す

学校の授業を聞いていない生徒は、ほぼ間違いなく成績が伸びません。

 

私はよく、「学校でどこまで進んでる?」という問いかけをしますが、どこまで進んでいるのは把握していても、この問いかけをする場合があります。それは、生徒がきちんと学校の授業を聞いているかを確認するためです。この質問にすぐに答えられる生徒は学校の授業をきちんと聞いており、言いよどんだり、答えられなかったりする生徒は学校の授業を聞き流している可能性が高いです。

 

勉強は、先生から教わったことを真似ることから始まります。教わるには、まずは目を見て話を聞くこと。これができていない子は真似る以前の問題です。成績を伸ばすには、きちんを目を見て話を聞き、その内容を頭で解釈して自分の作業に落とし込むこと。人の話を「ながら聞き」しているような子は成績が伸びません。保護者の方は、是非家庭内でも「目を見て話をする」ことを実戦してみてください。

その作業のゴールは

英語を読めるようにするには、単語を覚えることが必須ですが、単語を「覚える」ことを目的にしてしまうと、やっぱり英語は読めるようになりません。

 

単語はあくまで英語を読む為の手段であって、それ自体を目標に単語暗記だけをやっていても効果はほとんどありません。

 

数学などでも同じで、公式を身に付けることを目標に勉強していても、それを使いこなせるようにはなりません。公式はあくまで問題を解くための手段であって、大切なのは目の前の問題自体を見て解決する方法を探ることです。

 

したがって、単語暗記の為の暗記をするよりも、英語の単語も長文を読みながら覚えるほうが使いこなせるようになります。品詞なども、英文のどこに置かれているかを見たほうが感覚的に分かることも多いと思います。

まずはきちんと読もう

英語が苦手という生徒と英語長文を一緒に解いていて、本人が白状しました。「今までたいして読まずに解いていました。」どうやら、普通に文章を追っていけば問題が解けることに気付いたみたいです…トホホ。

 

英語に苦手意識のある生徒の中には、よくこういった状況の生徒がいます。苦手意識があるので、正面から勝負しようとしないで、分かる単語だけサラっと拾って問題を解こうとする。そうすると、本文の中にあるのと同じ単語を使ってはいるけど間違っている選択肢を選んでしまう。内容がつかめていないので、最後は勘に頼ってしまう。読まなければ間違えるのは当たり前です。少しの忍耐力をもって読むだけで、結果は大きく変わります。

 

小学生中学生くらいだと、この状況が国語でも起きています。本文を読もうとしないで、傍線部の周辺だけ見て問題を解こうとする、当然結果はボロボロ。ただでさえ国語力の弱い生徒が、そんなことできるわけがないのです。全ては「読むのがダルい。」という忍耐力の無さから来ている症状です。

 

きちんと手順をこなすだけで、今までよりもできるようになります。それができないのは、今まで「楽な方法」を取ってきてそれでなんとかなってきちゃった背景があるからです。生徒に楽をさせない、大変なほうの道を選ばせることで、「面倒だけどやるか!」と思える子になってもらいたいと思います。

俯瞰の目

テスト勉強している生徒に対して、「今何点ぐらい取れると思う?」と聞くことがあります。

 

聞かれた生徒は少し困った顔で、「〇〇点くらい」と答えてくれますが、その答えは大概私の予想よりも低いです。きっとこんなこと聞かれるとは思っておらず、とっさに謙遜も含めて低めに言ってしまうのだと思います。

 

しかしこの、「聞かれると思っていなかった」という姿勢が実は問題です。私が生徒にこの質問をするのは、生徒が自分の勉強の状態を客観的に捉えられているかを確認したいからです。勉強をする時に、自分がどのくらいできていて、何が足りないのか。足りない部分を埋めるには何をどのくらいやる必要があるのか。それにはどのくらい時間がかかってやり切ることはできるのか。ジグソーパズルをする時にも、全体図を知った上でピースを埋めていけば完成できるのと同じで、ゴールと自分の立ち位置を把握している人のほうが実のある勉強ができます。

 

だから、今自分は何点くらいとれるのかを測りながら勉強するべきだと思っています。やみくもにワークを解いているだけでは全体図を知らずにピースを埋めようとするようなもので、自分が何のためにその作業をしているのかが分かりません。勉強はベクトル。「質」「量」の他に、「方向」が必要ということですね。

 

今回の中学生の中間テスト前、生徒たちの学校のワークの口答テストを行いました。全員が受けに来てくれたわけではありませんが、受けに来た生徒たちは必ずプラスの効果があったと思います。それは、「ワークを覚えるまで反復する」のに、どれだけの努力量が必要か。それを口答テストで明らかにしたからです。自分のやっている精度・量では私の口答テストに合格できないということが分かって目の色が変わった生徒もいます。(良い結果期待してます~(^^)/)。

 

こうして、自分の今の立ち位置を客観的に知ることで、勉強の「方向」を定めていく。この自分を俯瞰で見る力を持てば、学力にも良い影響が出ていくはずです。

抽象的にとらえる

どうも数学の苦手な子は、これとこれは同じタイプの問題だと考えること、つまり「抽象化」するのが苦手なようです。

 

例えば、

➀動物園に入るのに、大人2人と子供1人では2500円、大人1人と子供2人では2000円でした。大人と子供の入園料を求めなさい。

 

 

➁ノートと消しゴムを買おうと思います。ノート2冊と消しゴム3個で550円、ノート3冊と消しゴム2個で700円でした。ノート1冊と消しゴム1個の値段を求めなさい。

 

上の➀➁の問題が別のものに見えるようです。中には、別のものに見えていてもそれぞれ1問1答のように解法を覚えてしまう根性のある子もいるようですが、「どっちも同じだ」と思って解けるようにならないと、いずれどこかで頭打ちになってしまいます。数学は法則性やルールを見抜く力が求められます。目の前の問題にノートや入園料と言った具体的な言葉があっても、その裏には同じルールが貫いてあるはずです。そこを視る力が、抽象化ということです。

 

今もくせい塾では、テスト対策問題を解いてもらった後に直ししてもらっています。その時に学校のワークの類題を探させて、その解法からテストの問題が解けるように、問題の橋渡しをするようにしています。他の問題を見て、解き方が分かるようになればそれが抽象化の第一歩だと思います。

勉強に対する気持ち

富士中の中間テストまであと12日です。

 

テスト範囲の授業が終わった中学生たちには、テスト範囲の模試を解かせています。今の実力を知った上で勉強の方針に役立ててもらいたいと思って行ったのですが、少し興味深い結果を得られました。

 

早い子で、だいたい3週間前くらいから模試を行っていますが、この時期の生徒たちの模試の結果には、あまり差が無いことが分かりました。前回、1学期期末テストで80点以上取れた子も60点以下だった子も、多少の差はありますが、この段階で20点以上の差が付いているわけでは無いようです。

 

そうしますと、この後テストまでの直前2週間で差が付いていることが予測できます。このテスト直前の2週間をどのように過ごすのか。ここに明暗を分ける何かがあるようです。そこを考えてみたいと思います。

 

1つは勉強の仕方とそれに対する「執着」でしょうか。やはり成績の良い生徒の勉強の仕方を見ていると、勉強に対する濃さや粘り強さがすごいです。自分ができるようになるまで、時間と労力を惜しみません。また、学校の提出物を「終わらせる」ことを優先するようなこともしません。勉強していくうちに、いつの間にか提出物が終わっている感じなのでしょう。「もっと勉強をするには」という考えが行動に表れています。逆に時間を見て勉強を切り上げるような子は執着が弱めの「薄味勉強」です。報告書を見てみても、立てた予定に対して終わっていなくても帰っていることが多いですし、一日の作業量が少なく、残り時間に対する意識が希薄です。勉強を「やらされている」という考えが行動に出ています。

 

勉強に対して前向きか後ろ向きかという、当たり前の結論になってしまいましたが、気の持ちよう一つで結果が変わるのなら、前向きに取り組んで欲しいですね。

 

反復の効果

中学2年生には現在、1次関数の必須事項を暗唱させています。

 

ほんのちょっとした量の暗唱ではありますが、始めの頃は1週間経つと忘れてしまっている子がほとんどでした。それをもう一度暗記させて言わせてを繰り返し、そろそろ1ヵ月が経ちますが、だいぶ言えるようになってきました。おそらく生徒たちは、20~30回は暗唱を声に出していると思います。

 

どんなことでもそうですが、覚えるためには、何度も何度も反復することが必要です。「覚えられない」と言っている人は、覚えるまで繰り返していないだけです。「ちょっと記憶力が弱いな」と思う生徒でも言えるようになってきているので、個人差はありますがこれは事実です。

 

暗記に頼る勉強はよくないと言われていますが、結局は覚えていることしかテストでは発揮できません。面倒臭がらずに反復しましょう。

今すぐにやめて欲しいこと

今すぐにやめて欲しい「勉強法」は、「まとめノート作り」や「漢字をノートの行に合わせて端から端まで書く(これを私は、漢字の『ライン工』と呼んでいます。)」、「解答を『見ながら』問題を解く」です。

 

それは、スマホ等でゲームをするのに似ています。なんとなく作業が進んでいるように感じ満足感がある。でも作業中全く頭は働いていないので、結局何も残らない、ということです。スマホのゲームは音や光の刺激で快感を得る娯楽です。それは、パチンコも同じですね。以前海外の映像で、まだ立ち上がれるようになったばかりくらいの幼児がタバコを吸っている映像を見たことがあります。そんな子供がいるということと、それを与えた親にとても衝撃を受けたのですが、スマホを(何のルール作りもなしに)子供に与えるのは、子供にタバコを与えるというのと同じことなのかも知れません。

 

さて、前述の「勉強」の内容なのですが、満足感を得ることが目的では無いのならば、すぐにやめるほうが時間の節約になります。そして、以下のようにやり方を変えてみてください。

 

「ノート作り」⇒「テスト作り」

まとめノートではなく、どんな問題が出るかを予想したテスト作りをしてみる。問題も、自分でオリジナルのものを解答とともに考えて作る。実はものすごく効果のある勉強だと思います。

 

「漢字の『ライン工』」⇒「漢字の『空中戦』」

紙に書いて覚えるのではなく、空中に指で書いて覚える。空に書くと、その軌跡を頭に留めようとするので暗記作業にもなります。

 

「解答を『見ながら』問題を解く」⇒「解答を『見てから』問題を解く」

解答を一度読んで理解し、その解答を「閉じて」からもう一度その場で解いてみる。解答を『見ながら』だと、頭を使わないただのコピーと同じですが、解答を見て理解したあとにその解答を見ずにもう一度再現しようとすれば、脳内の思考回路が働き、より強い記憶になります。

 

勉強の「単純作業」は何も生み出さないので、是非勉強の「知的作業」を行いましょう。

テスト勉強の「計画」

昨日、中2Y君が、社会ワークの4周目が終わったそうです。この時期にこのペースはすごいです(^^)/

 

もしも私が中学生だったならば、テスト勉強は「問題集を解く」⇒「教科書を読む」⇒「板書ノートのチェック」ということだけをすると思います。あまりあれこれ手を広げずに、まずは学校の問題集と塾の問題集、これを完璧に全て解けるようにします。(私の場合、ワークを7、8周ほど解く必要があると思います。)その際に出てきた不明な点は、教科書を読んで解決します。ノートまとめは時間の無駄なのでしません。英単語などの暗記は集中して直前に詰め込みます。理社の用語は問題集を暗記勉強用に改造して使います。続いて板書ノートなど、「学校の授業で何を習ったか」を思い出し、そこから出題の予想もすると思います。あとはひたすら教科書を声に出して読み込みます。特に社会の教科書の欄外と、国語の教科書の欄外は全て覚えると思います。また、作文対策として225字の作文を8分で書ききる練習もすると思います。数学理科は北辰テストのような少し難し目の問題にも手を出せれば出します。1科目に15時間は欲しいとして、5教科75時間。1日4時間勉強するなら19日。19日前から始めて間に合うかなといった感じです。

 

本日は富士中の中間テスト20日前です。

模試の過去問

「模試の過去問を解く」というのは、得点力を上げる良い方法です。

 

問題集をたくさん解いているのに模試でイマイチ点が伸びない人は、実戦的な練習が足りないことに原因があります。公式は覚えているのに、それを「使いこなす」ことができていない場合です。模試等になると、ただ公式を問うような「確認レベル」の問題は少なく、その公式を使えるように問題を解きほぐす必要が多くなります。ですから、模試の過去問などをたくさん解くとこでその実戦力を養うと、点が伸びやすくなります。

 

問題集などでも、標準レベル以上の問題や入試問題が載っていれば、それをしっかり解けるように練習していけば得点力は上がりますが、スポーツでも「試合勘は試合に出ないと養われない」と言われるように、「テストの得点勘はテストを受けることで養われる」と思います。テストはそれほど頻繁にはありませんので、それを補うためにも模試の過去問をどんどんやるといいと思います。

 

次の北辰テストまで1週間となりました。高校受験生は「北辰のかこもん」をしっかりやって備えましょう。高校生たちは、塾にある「河合模試問題集」「東進模試問題集」「Z会センター試験問題集」などをやってみて、今の自分の実力を知っておきましょう。

規則正しく勉強をする

いっそのこと、塾の授業を「予約制」にしてみるのはどうでしょうか。

 

月はじめに、その月の授業を回数分「予約」して、そこで決めた時間に来るという方法です。そうすれば、好きな日好きな時間に来ることができます。なかなか良い考えではありませんか?

 

でもそうすると、月の前半に全部入れて後半は全く来なかったり、入れたい時に入れることができなかったりが続く子も出てくると思います。

 

そしてその結果、ほとんどの生徒の成績が上がりませんでした。こわいですね~。

 

以上は冗談です(^^)/ なぜこのようなことを言ったのかというと、塾の時間割に従って「規則正しく通う」ことは成績アップの効果につながるからです。週1回通塾の生徒が1日休むと、次の塾まで2週間近く期間が開くことになります。その生徒に学習の習慣が付いていなかったら、その期間全く勉強しないことになります。人は1週間で、記憶したことの80%近くを忘れることが分かっています。だから復習が必要なのです。それを2週間も放置したら…。そんなわけで週1の塾通い「だけ」で成績を上げることも、本当は至難の業です。(それだけで成績が上がったら、その子は天才です。)

 

このことが分かっていると、上の「予約制」の塾は学力向上につながりにくく、また、1週間以上も勉強をサボるのは自殺行為だと分かるはずです。

 

勉強よりも大切なことがあるのならばそれも良しです。しかし、優先させた結果、勉強が「犠牲」になっているのならば、その結果を受け止めなくてはいけません。毎日歯を食いしばって勉強しても簡単に成績は上がりません。だからこそ、勉強を頑張った人にはそれ相応の未来が待っています。

簡単にあきらめないで

世間では本日まで3連休のようですが、もくせい塾は平常運転です!この3連休で勉強した人とせずに遊んでいた人とでは、大きな差が付きますからね(^^♪

 

さて、2学期になると、英検などの検定と中間テスト、それに中3生は北辰テストなどの検定・テストの日程が立て続けになり、勉強期間が重なってきます。そうなると、「何を優先したらいいですか?」と質問を受けることがよくあるのですが、私の答えとしては残酷で、「全部」です。

 

もちろん、どうしてもこなすのが難しい場合があるので、そういうときは勉強の計画を整理してあげることもあります。ですが、その日程でテストが行われることは、下手すれば半年以上も前から分かっていることです。それを1週間前くらいになってようやく準備に取り掛かっているのでは遅すぎます。そうなってからの「どちらを~」という質問は、「どちらか捨ててもいいですか。」と言っているのと同じです。その了承は私にはできません。

 

あくまで全方位に向かって全力でいることが、学力向上につながると思います。それをやる前から、「どっちもやるのは無理だ。」と諦めてしまうのは勿体ないです。成績のいい子ほど、部活動で優秀な成績をおさめていたり、部活動の部長や委員会の委員長を兼任していたりするものです。「仕事はできる人に集まる」というのは子供の世界でも同じです。自分に与えられた仕事(ここではテスト等の日程)を粛々とこなせるようになることが、できる人への第一歩です。

英文の音読

公立の高校は、今週末が文化祭というところが多いようですね。

 

さて、中学生の英語を見ていて思うのが、「英文を読むのに慣れていない」生徒が多いということです。音読をさせてみても、たどたどしく、速度も遅いです。

 

英語の学習はまず、英文を読むところから始めるべきです。同じ文を何度も何度も繰り返し読み、文のリズムをつかむ。そして訳をして単語や文法の学習をして再び英文を読む。すると文の構造も理解しやすくなります。英語学習の土台には音読があるべきです。そこを鍛えなくては、その上に英語学力の城は立ちません。

 

塾では新しい内容を指導するときは後に続いて読ませ、その後時間に余裕があるときは時間を測って何度も読ませたりもしますが、それだけではまだまだ足りません。1つの文につき30回は最低読ませたいと思い、そう伝えています。英語が得意になりたいのなら、まずは読むことです。

忍耐力

勉強に必要なことの一つに、「忍耐力」が挙げられます。

 

何か作業をしていても、すぐにキョロキョロしだしてしまったり、立ち歩いてしまったりする生徒がいます。そういう子は勉強も効率的にできていません。私が授業中に自習室を見ると、すぐに目が合う生徒が一定数います。そういう子には、「よく目が合うね、先生のこと好きなの?」と言って勉強に戻したりするのですけれど(^_^;) なかなか忍耐力を付けるのは難しいようです。

 

また、問題を解いていて分からないものに出会ったら、自分で調べるよう誘導しているのですが、辞書を引いたり参考書を調べたりするのを嫌がる生徒もいます。こういうことをじっくりとできるようにならないと、自学力が育ちません。こういう時にすぐ解答を開いて答えを見てしまう子も忍耐力がありません。そういう子には、その答えになる理由を質問します。するとたいてい答えられないので、「説明できるようにしてごらん」と、調べるように誘導します。

 

いずれにしても、こちらからすぐに答えや正しい振る舞い方を教えてしまうと全く成長が無いので、こちらも忍耐強く、考えて行動させるようにしていきます。

国語の力

高校生たちの期末テスト前最後の土日、今日も1時から教室開放しています(^^)/

 

中学生たちは現在、1学期の復習と実力アップを行っていますが問題文を読めていないなと感じる子が多いです。国語の力は大切です。教科書が読めない子供がすでに一定数いると言われてしばらく経ちますが、うちの塾でも実際に何人か、読めていないなと感じます。

 

ここでの「読める」とは、書かれている文章を読めるというのではなく、文章の「勘所」を掴むことができるということです。学校の定期テストなどでは、最低限の知識を問われるので、この「勘所」を掴めている子は得点がしやすく、勘所を掴めていない子はどんなに勉強しても得点には結び付きにくいです。ですから塾では、掴めている子に対しては演習を重ねてそれを「使える」ものとし、掴めていないなという子に対してはその勘所を「噛み砕いて」教えてあげるというところから始めなくてはいけません。勘所から教えないといけない場合、演習して「使える」ようになるまでに時間がかかってしまい、そこでできる子との差が広がってしまっていると感じています。

 

では、なぜ勘所を「掴める」子と「掴めない」子がいるのかというと、文章を読むことに対する経験値の差なのではないかなと思います。最も簡単な例で言うと、文章を読むときに「誰が」「どうした」ということを把握しなくては内容が頭に入りません。その「誰が」「どうした」の部分が「勘所」です。文章に慣れ親しんできた生徒は、そのことをつかむ力が身に付いていますので、それが変形して「〇〇とは~(定義の説明)」や「〇〇があったので~(原因と結果の流れ)」などの文型も理解できます。私のイメージは、文章が点字で書かれていて、それを指でなぞるようなものです。ボツボツとした凹凸の最も高く感じられる所を感じ取るのが上手な生徒が、「文章の読める子」です。一方読めない子は、指で触ってみてもツルツルと紙の上をすべるばかりで、何も感じられていないのだと思います。その感度を上げるには、文章を読み、「使える」ようになるまで使い倒すしかありません。

 

国語の力を付ける具体的な方法ですが、まずは「読む」こと。これは読書でもいいのですが、私は文章読解問題の文を読むのがいいと思っています。読書だと敷居が高い子もいますし、問題文ならば問題に直結してますし。慣れるまでは読むだけで問題は解かなくてもいいとすら思っています。そして次は、「説明する」こと。何かを説明するのは、自分の中にある語彙を使って文章を組み立てる必要があります。こうやって頭の中で作文を繰り返すことによって、書かれている文章に対しても文脈を理解する練習にもなると思います。

テスト直し

中学生の期末テストが終わり、返却された答案もほぼ回収できました。まだの生徒が数人いますので、早目に塾に持ってきてくださいね。

 

 テスト直しを自習でやっている子も見かけます。偉いですね~(^^♪

 

実は私は、「テスト直し」はなかなか高度な勉強法だと思っています。それは、効果的に行う為に間違えた問題がどの範囲のどの難易度で、どんな力を求められていたのかという正確な分析力と、なぜそれを間違えてしまったのかと冷静に自分と向き合う忍耐力が必要だからです。テスト直しをしている子の中には、間違えた問題の答えを確認して終わりの子もいるようですが、それだと意味がほとんど無いです。それで勉強をやった気になってしまうならば、1学期に授業で進んだ範囲の問題演習をしたほうがずっとマシです。

 

ですから学校の定期テストの直しをするならば、「学校は基礎問題を出してくれている」と信じて全て時間内に正解できるようになるまで、5、6回は反復してテストを解き直すのがベストだと思います。自分の手に馴染むまで同じ問題を愛でてやる、これはテスト前の勉強や、成績を上げる為の勉強全てに通ずることだと思い生徒には伝えているですが、なかなか実践できるようになるには時間がかかりそうです(^_^;) 私は、勉強をやっているという「ポーズ」には何も意味が無いと思っているので、自分の力になることをやってもらいたいと思って指導しています。

暗記力について

中学生の期末テストの結果が返却され始めています。まだ個票が返ってきているわけでは無いのですが、90点台を連発している子もいるので、かなり結果が楽しみです(^^)/

 

さて、成績が上がった生徒はいいのですが、成績が上がらなかった生徒は何が原因なのかをしっかり分析していかなくてはなりません。私が見ていて、現在1つ挙げられるのは「暗記」の質の悪さです。覚えられない子供がここ数年でかなり増えました。

 

国語の漢字ができているかどうかで一目瞭然ですが、漢字を満点取れていない生徒が多くいます。中には90点近く取れているのに漢字は半分くらいしかできていない生徒もいました。テスト前に、漢字は何が出るか決まっていました。また、漢字は部首などに「意味」があるのでそれを理解していれば覚えやすいものです。暗記すれば取れるものを取りこぼすのは本当に勿体無いです。

 

なんとなく、「読書量」と比例しているように感じていますが、勉強で覚えるものは主に「用語」と「作業手順」です。ですから普段から文字に親しんでいないと、それを覚えるのに時間がかかるのではないかと思います。覚えられない子は、いくつかの用語を「順番通り」に言えなかったり、文章の「てにをは」を変えてしまったり、原本を「そのまま」で暗記するのがとても苦手です。文脈を捉えることにもつながっているのかも知れませんね。ぜひ家でも、果物の名前などを出してチェックしてみてください。その時に「いちご」→「みかん」→「レモン」→「メロン」→「青りんご」→「ぶどう」のように、虹色の順になっている出題のような、順番にも関連がある出し方をしてみて、言葉の文字列だけではなく関連付けて覚えられているかを確認してみてください。

 

今までそういうことをしないままここまで来てしまった子は、ここから頑張るしかありません。暗記は訓練をすれば向上するので、地道にいきたいと思います。

暗算の力

ここまでで中間テストの成績表の出ている高校生たちの調子がとてもいいです(^^)/ 高1T君は学年4位でした!さすが!

 

ここしばらく、塾内でネガティブなあれこれに目が行きがちだったので、安心材料が増えて少しだけ落ち着きを取り戻しました。この調子で中学生も頑張ってもらいたいところです。

 

さて、中学生の1学期の数学は計算がメインになるので、計算ミスが多いと致命傷になりかねません。ミスを減らす意識を育てる良いチャンスです。勉強の様子を見ていて、計算間違いの多い生徒は途中式を書いていません。書くのを「面倒臭」がる傾向にあります。

 

計算において暗算とは、最終奥義みたいなものです。計算力のとても高い子が、時間をさらに短縮するために戦略的に行うスキルであるべきです。暗算をする時、途中式を書くよりも脳に多く負担が生じます。まずはその負担に耐えうるだけのワーキングメモリを所有していること。私は頭の中に「机」があるイメージなのですが、その机がある程度広くならないと、正確に暗算処理を行うことができません。暗算を行う時の頭の中には、計算式が浮かんでいます。(そろばんをやっていた人はそろばんが浮かぶのかも知れませんが、私の場合は計算式がそのまま空中に浮かんでいます。)その計算式を頭の中で3行くらいは書き続けることができるようにならないと、計算ミスをほとんどせずに暗算ができるようにはなりません。

 

ましてや、今生徒たちが学習しているのは初めて習う内容です。そこでいきなり暗算しようとしても、まだ習熟していないことも相まってミスが多発します。面倒臭いからといって端折っていては、かえって損してしまうわけです。

 

また、途中式を書かないデメリットは他にもあります。どこで間違えたのかを分析することができないという点です。途中式があれば、どこで間違えたのかを見つけることができますが、いきなり答えが書いてあったりすると間違えの原因も分かりませんし、傾向も見つけられません。これらの理由から、計算問題こそ「きちんと書いて」解くことをやるべきだと思っています。

 

生徒の解いた問題をチェックしていて「面倒」からの「暗算」によるミスを見つけたときは、必ず途中式を書いて解き直しをさせるようにしています。すぐに答えを出したいのでしょうが、我慢強さも身に付けさせないと、薄っぺらな計算力のままです。結局、暗算が正確にできるような重厚な計算力は、地道に途中式を書いてたくさん問題を解くという、当たり前のことを当たり前にやることでしか身に付かないと思います。

心のドアをノックし続けるのは誰?

高校生の中間テストの結果が返却され始めました。

 

同じ高校に通う2人の生徒の成績表が返却されました。どちらも、50番以上順位が上がっていました(^^)/ これはよく頑張ったと思います。

 

テストが終わってから、そのうち一人はできるだけ毎日塾に来て自習しています。もう一人は…1日も全く来ていません!次の期末テストでは、明暗が分かれてしまうかも知れませんね。早く気付いて欲しいと思います。

 

勉強は、それにかける時間を増やすだけで結果は変わります。例えば中学生の平均勉強時間は、1年生で月30時間、2年生で月60時間、3年生で月90時間くらいです。それだけやっているか。それだけやって、まだ成績が悪いならやり方が悪いとなりますが、それに満たないのならば、まずはそれだけやってみれば結果は変わると思います。

 

中学生で今、少し勉強時間が足りないなと感じる生徒に対しては、「先週どれだけ勉強した?」「ここからテストまでどれだけやってみる?」という話を聞いています。勉強は能動的に行わなくては効果は薄いです。ですから、こういう話をして、まずは自分の状況をよく知ってもらい、そこからどうするかを考えてもらいます。これで変わる子もいれば、それでも変わらない子もいます。変らない子は、ドアをノックし続けながら、結果を受けてもう一度考えてもらうしかないですね。

習慣化

3階に移転し、2階の引き払い期限が今月末なので、引き渡しの前に2階の片付けをしています。

 

キレイに使っていたつもりでも、いざ掃除してみるとかなり汚れていたことが分かります。毎日少しずつ汚れていったのだなぁと、ここまでの歩みを感慨深く感じます。

 

気付かないうちに汚れていくのは教室ですが、気づかないうちに身に付いていくのは習慣です。「勉強の習慣」とはよく聞く言葉ですが、勉強の習慣は「続け」ていかなくては身に付きません。歯磨きと同じで、毎日決まった時間に、少しでもやる。それを2ヵ月、3ヵ月と続けることができたならば勉強の習慣になります。逆に、「今日は疲れてるし、勉強はちょっと休もう。」を2日、3日続けるとそれは「やらない習慣」になってしまいます。勉強をしないのは、勉強の習慣が無いだけでなく、勉強を「やらない」習慣が身に付いてしまっているとも言えます。たちが悪いのは、楽をしてしまう習慣は、頑張る習慣よりもすぐに身に付いてしまうということです。

 

習慣は、その先の人生を決める要因です。「お金持ちになりたい」と思っていてもそのための習慣が無ければお金持ちにはなれないのと同じように、「良い学校に行きたい」と思っていてもその習慣が無くてはそれは絵に描いた餅です。初めは少し大変ですが、そこは自転車の運転と同じ。こぎ出したらスイスイと進んでいけるはずなので、まずは習慣を手に入れるために勉強をスタートしましょう。

 

富士中の期末テストまで2週間となりました。今日から2週間、毎日塾に自習に来て下さい。

才能の伸ばし方って

スポーツでも芸術でも、その道のプロになるのに、10000時間の基礎練習時間を積む必要があると言われています。1日3時間を10年間。受験の世界ではもっと少なく、2000時間の学習で良いそうです。これなら1年生から始めれば、1日2時間。2年生からなら1日3時間で入試に間に合います。

 

しかし、漫然と時間を費やしているだけでは意味がありません。例えば、新社会人として会社に入社すると、「仕事は3年は続けなさい」と言われます。1日8時間で3年。8760時間。実際は休日があるのでもう少し少なくなりますが、10000時間に近いです。ですが、社会人3年目ともなると、その能力に大きな差が出始めています。同じ労働時間を過ごして来て差が開くというのは、その過ごし方に違いがあるはずです。

 

スポーツの練習において大切だと言われているのは、能力を越える負荷を少しだけかけることだそうです。その「負荷」が成長や技術向上につながるのだとか。ですから上の社会人の話で言うと、3年間で仕事に対し負荷を負っていたのか、はたまた負荷を避け「楽に」仕事をやり過ごしていたのか。そこに成長の差が生まれているはずです。

 

勉強の話につなげますと、「毎日2時間程、少しだけ『大変だ』と考える勉強を3年間やる」ことが、上位校への進学の可能性を高めるようです。現段階でそれができていない人は、2000時間を受験までの日数で割ってみましょう。少なくとも毎日勉強してすらいないのに、「自分は勉強の才能が無い」などとは思わなくて済みそうです。

オール3は真ん中じゃない

「9校中、3校」

 

今回は、少しシビアなお話をしてみたいと思います。上で挙げた数が何を表しているかというと…

 

このあたりの、「通知表がオール3で合格80%圏内」とされている埼玉県立高校(普通科)の数です。(『埼玉県高校受験案内(声の教育社)』調べ)

 

このあたりというのは、「自転車で通える」かなくらいの距離で、越谷市・草加市内の高校のことです。普通科のある高校は全9校。そのうち3校が、通知表の合計27ポイントで合格80%圏内の高校です。

 

これに少し電車に乗ることになる、春日部市・川口市を加えてみると、「19校中7校」となり、もう少し電車を使う範囲ということで、さいたま市を入れると「37校中13校」。三郷市・宮代町・杉戸町を入れると「41校中16校」です。最終的に、「オール3で合格80%圏内」の普通科高校は全体の40%弱しかないということになりそうです。

 

この結果から分かることは、「オール3は真ん中の学力ではない」ということです。通知表の1はよっぽどのことが無い限りつかないので、通知表というのは実質2から5までの「4段階評価」みたいなものです。すると3というのは、真ん中よりも下になります。もちろんテストの順位がちょうど真ん中の人は、よっぽどのことが無い限り通知表に3がつくと思います。しかし、それより良くても悪くても、ある程度の人は通知表に3がつくので、同じ「3」でも、テストの点数では20点以上差が開いていることもあるのです。これを同じ学力と呼ぶには少し無理があります。

 

そして、公立高校入試では多くの人が、ある程度合格を計算して受験プランを立てます。ですから、合格80%圏内の学校を受験する人が多くなります。すると通知表でオール3の生徒は、上記の通り全体の40%の学校の中から志望校を決めることになります。越谷市・草加市の高校の中で進路を決めようとすると、3校の中から選ぶことになります。

 

付け加えると、これらの学校の合格80%圏内の偏差値基準は50未満です。北辰テストの偏差値の中央値はだいたい51くらいなので、学力的に真ん中ではないということは明白です。

 

もう少ししたら3学期の通知表をもらうことになりますが、通知表の3を見て、「まだ真ん中だし」と思っている人は、早急に認識を改めましょう。学力を縦割りに見て評価するのはあまり好きではありませんが、君の思う「真ん中」は、真ん中レベルの学校には道を開いてくれていませんよ。特に、学校の先生から「お情け」で3を付けてもらっている人(平均点より低い得点で3をもらった人)はすぐにアクションを起こしていきましょう。まずはテスト直し、そして1日10分でいいので、毎日勉強しましょう。

テスト後だからこそ

3月に入り、寒さもだいぶ和らいできました。その分花粉症の人にはつらい季節になってきました(◎_◎;) 私も、今までは「なんとなく目がかゆいな」くらいの感覚でしたが、今年からは正式に花粉症という言葉を使おうと思います。ついに花粉症社交界へデビューです。「花粉症」というキーワードを共通の話題として誰かとお話していきたいと思います。

 

さて、高校生の学年末テスト期間もいよいよ佳境です。すでに終わった学校もありますが、これから始まる学校もあります。高校生の定期テストは学校ごとに3週間くらいのズレがあるので、中学生のテスト期間と合わせて自習室開放を行おうとすると、1ヵ月ほど土日の教室開放が続きます。すると、この期間毎日塾に来て勉強する生徒もいるので、そういう生徒には毎回頭が下がる思いです。昨日の日曜日は、これからテストの高校生のほとんどが自習に来て頑張りました。しっかり締めくくれるように最後まで集中してやり切ろう!

 

また、テストの終わった中学生・高校生にも伝えたいことがあります。勉強は日ごろの積み重ねが大切です。テスト直前にチョロチョロとやっても点数は伸びません。成績上位者であっても、ある程度の時間を取ってテスト対策を行っています。本気で成績を伸ばしたいのなら、テストが終わった今だからこそ勉強しましょう!テスト前にたいして頑張っていない人ほど、「テストも終わったし勉強を忘れて遊ぼう」などとこの時期に考えるものです。(聞くところによると、富士中にはテスト1日目が終わった日に遊ぶ約束をしている生徒がいたようです。早く帰れるのはその分勉強するためだということが分からないなんて、そんな生徒はもう…ですよね。)

 

他の子が少し油断をするこの時期に勉強するからこそ、「差」がつくのです。勉強に対して熱くなろう。そんな生徒を待ってます。

県立高校入試まで

埼玉県立高校入試まであと2日。同時に富士中1・2年生期末テストまでもあと2日です。

 

受験生たちは残り2日。普段通りに過ごして欲しいなと思っています。ここからできるのは、積み上げたものを崩さないことです。やってきたことを復習し、抜けが無いかを再確認しましょう。

 

また、当日のイメージを作っておくこともやりましょう。朝家を出てから、会場に到着して座席に座るまでを想像しておくといいと思います。

 

受験が近づくにつれ、受験生たちの勉強の密度が上がってくるのを感じます。これが初めからできていればとも思いますが、初めからここまでの高密度だと、ここまで数百時間、続けることもできなかったのかも知れません。本当によく頑張っています(^^)/ この頑張りは、高校に入ってからの勉強でもきっと役立ちますし、役立てて欲しいと思います。

 

ここまで来たら、当日はいつも通りに解けるように気持ちの整理と、あとちょっとだけ、「もう一押し」の勉強をしておきましょう!

 

当たり前だけれど

富士中1・2年生の期末テストまであと9日です。昨日は、自習する生徒がかなり来ていました。頑張って良い成績を取りましょう(^^)/

 

普段の暗記テストや小テストで満点を取り続けること、これが学校の定期テストで上位に入る人の「日常」です。単語テストの出来が7~8割なのに学校のテストが80点以上取れる人を見たことがありません。

 

毎週課題を出していますが、提出された課題を見ていると、きちんとやり切って出している人とそうでない人、それが学校の定期テストの順位とぴったり当てはまります。普段適当にやっている人が本番だけ力を発揮するなんてできないんですね。つまり、テストは受ける前にだいたい成績が分かってしまうということです。

 

「普段から頑張る」。当たり前ですが、これが成績を上げる秘訣だと思います。

残り時間

今日は富士中3年生の学年末テスト1日目です。

 

埼玉県立高校入試と、富士中1・2年生の期末テストまであと14日。ちょうど2週間前となりました。自習に来る1・2年生も増えています。

 

この、「2週間」とい期間をどうとらえるかが大切です。受験生たちにとっては、「まだ2週間ある」と捉え、地に足のついた最後の追い込みをしていきましょう。まだできないものをできるようにする時間は残されています。

 

一方、1・2年生たちは「もう2週間しかない」と捉えて、すぐにでも勉強を始めなくてはなりません。特に普段から勉強の習慣の無い生徒は、「何をやろうか」で1日が終わってしまう場合もありますし、いざ始めてみても非効率なことが多く、受験生の1日とは大きく異なります。これは高校生にも同じことが言えます。

 

2週間。1日4時間勉強を毎日したとして48時間。1日2時間の勉強だと24時間。これを5科目で割ると9.6時間ないしは4.8時間。私は学校の定期テストで真っ新な状態から80点取るには、35~40時間程度の学習が必要だと思っています。学校の授業が週3回あってテストまでの期間が3ヵ月だとするとおよそ36時間。その授業内でどれだけ吸収しているか。その上で自学集が4~5時間程度欲しいところです。

中学生の課題について

ここのところ、中1・中2生の宿題は、ノートで準備して出しています。以前はプリントで1人1人の分を作成していたのですが、ものすごい紙の消費量だったので(週に一人10枚くらいプリントを出すと、そうなりますよね…)、ノートにやってきてもらおうということで始めました。

 

まだ試行錯誤段階ですが、1週間単位の課題を作っています。ノートを1人2冊用意し、それを交代で渡していくのですが、1度休んでしまうと宿題が他の人より1週間分ずれてしまい、ここが悩みどころです。

 

他の塾や塾講師の先生は休んだ生徒の分の課題やフォローってどうしているのでしょうか。なんとなく「なかったこと」にしている場合が多いのかなと思うのですが、これってよく考えるとちょっと怖いですね。1回休むだけで1週間他の人よりも勉強が遅れます。4回休むと1ヵ月分が「なかったこと」に。授業の遅れはなんとか取り返せるかも知れませんが、1ヵ月分の「家庭学習」はきっともう取り戻せません。ノートで課題を出すようになって、その量がハッキリ目に見えるようになり、私は1人で戦慄を感じています。対応を考えていかなくてはいけませんね。休んでしまった生徒は、大変だけれども次の週に2倍頑張ってもらえればいいのですが(^_^;)

私立高校入試が終わり、現2年生へ。

今日は快晴です。雪が降ってから少し気温が上がったような気がします。むしろ雪が降った日の前の日のほうが寒かったような。しかし、道路に残った雪は凍っており滑りますので、塾に来るときは十分に注意してくださいね。

 

さて、今日まででだいたい私立高校入試が終わります。もう終了した入試の合格を知らせてくれる生徒もいました。ここからいよいよ公立高校入試に向けて集中していくこととなります。残り1ヵ月ほどですが、まだまだ力は伸びます。しっかり過去問演習と復習をして、最後まで駆け抜けましょう。

 

現中学2年生にとっては、入試まで残り1年を切りました。そろそろ受験を意識して欲しいなと思います。受験勉強の第一歩は、自分を知ること。自分がどのくらいの学力・成績なのかを知り、目標を決めて勉強を始めましょう。よく勉強はマラソンに例えられますが、勉強でマラソンをするのは大変です。短距離走でいいので、とりあえずは期末テストに向けて全力疾走してみましょう。それが終わったら3月には北辰テストがあるので、次はそれに向けて。そのように、次のテストに向けて勉強を頑張っていけば、1・2か月ごとのスパンでテストがあるので、短距離走を続けることができますよ。そして後になって振り返ってみて、マラソンのような距離を走り切れていたらそれでいいですよね(^^)/ まずは、「動き出すこと」。やってみてください。

冬休みも残り2日!

本日の授業が全て終わりました。昨日は体力的にハードだなぁと感じましたが、今日は気力も体力も充実しています(^^)/

 

受験生の冬期講習も残すところあと2日です。今のところ演習時間と復習を多く取り入れられており、順調に進んでいます。最後は入試問題や発展問題にも触れていき、しっかり受験への橋渡しとなる内容にしていきます。

 

暗記は「頻度」だなとつくづく思います。その場でどんなに完璧に覚えていても、その内容を頭の中で何度も反芻していないとすぐに忘れてしまいます。人は覚える能力にそれほど差は無いと聞きます。ですが記憶力に差があるのはここが原因だと思います。暗記が苦手な子は、塾の中では一生懸命やっていますが、家に帰ると勉強のことはすぐに頭の隅に押しやられてしまうのだと思います。それで深い記憶になる前に忘れてしまうわけです。だから、触れる機会を強制的に増やしていかなくてはいつまで経っても同じことを繰り返すことになります。生徒が忘れてしまう前に、何度も確認することが大切ですね。ご家庭でも、「今日はどんなことをやったの?」と、記憶を呼び起こすような呼び掛けをしてあげて下さい。

知識の総整理を

入試が近づいてきました。大学入試センター試験まであと25日、埼玉県立高校入試まであと72日です。

 

受験生は、気持ちが焦ってしまうこともあると思いますが、今までと違うことばかりしないようにしたほうがいいです。この時期にあれこれ手を出す生徒は、結局何も身に付かないまま受験に突入してしまう場合もよくあります。焦りの気持ちがあるので、いろいろと手を付けてみて「やった気」になりたいんですね。急に何か新しいことをやろうとしてもそうそうできるようになるわけがありません。今まで半年以上勉強してきたのならもう分るはずです。

 

そうするよりも、今までに続けてきたことの完成度を高めたほうがずっと良いと思います。できなかった問題を1問でも多くできるようにする。覚えようと思ったまま放置している知識事項をきちんと覚える。新しい問題集に手を付けるよりもずっと力になります。今まで建設してきた学力という建物を、一度整理整頓して隅々まで手が届くようにする。年末は頭の中も、「大掃除」です。

伸ばすのは大変。たるむのは簡単。

少し前の記事ですが…「生徒の英語力、文科省初公表」

 

文科省が全国の生徒の英語力を調査したそうです。各県ごとに、中学生は英検3級以上の学力を達成しているか、高校生は準2級以上を達成しているかという調査結果が発表されています。(判断基準にバラつきがあるので精度は高くはなさそうですが)

 

中学生のトップは千葉県の52.1%、高校生のトップは群馬県の49.4%となっておりますが、我らが埼玉県は、中学生が7位(41.6%)、高校生が15位(35.9%)でした。これを鵜呑みにすると、高校生の順位のほうが下がっているところから、埼玉県の高校に進学した生徒の英語力の伸び方は鈍ると捉えられそうです。(あくまでも個人的な感想です)

 

先日、ある高校生の英語を久々に見た時に、指導していた中学の時よりも英語が出来なくなっていることがありました。ちょっと指導しないうちに、「アンタ誰?」というほどの衰弱っぷりでした(◎_◎;) よく、海外生活から帰ってきた人が「日本にいると英語を話せなくなる」と言っているのを聞きますが、読む力や書く力も、半年ほどで随分と変わってしまうものなんですねぇ。

 

英語は語学。やはり毎日のように触れていないとすぐに錆び付きます。定期テスト前にチョロチョロやったくらいでは力は伸びません。

お腹が空いているのかな

大学受験生には、自分が受ける大学だけでなく、時間の許す限りいろいろな大学の過去問に触れて欲しいと思っています。

 

問題が複雑になると、そこにはいろいろな知識が含まれるようになります。数学などは特に、1つの公式だけを当てはめるのではなく、規則性や図形的意味などが複雑に絡み合います。それらを1題1題解きほぐし、理解することは、たくさんの栄養素を一度に効率的に吸収することに等しいです。まるで、基礎的な単問が、料理に対する材料、ニンジンやジャガイモであるならば、入試問題はそれらを調理したもの、つまりは肉じゃがだと言えます。

 

一度に多くの栄養素を摂るためにはやはり、肉じゃがやカレーライスを食べるべきです。しかし勉強の場合、いきなり入試問題にチャレンジしてみても、十分に理解・吸収することはできないので、単問で体を慣らしてから入試問題に入っていく必要があります。まずはニンジンをしっかり噛みしめてその味を覚えてから、肉じゃがにトライです(^^)/

準備をすること

生徒からの要望がありましたので、教室開放日をもう1日増やしました(^^)/

 

生徒たちの定期テストの勉強を見ていて、「準備」の大切さを改めて痛感しています。今回の期末テストは、準備に時間をかけることができた生徒が増え、その成果も出ました。

 

「テストでは頑張る」という言葉を聞くことがありますが、テスト当日に頑張るのは当たり前です。よっぽどのことが無い限り、学校にいる生徒全員が頑張っていると思います。むしろテスト本番までにどこまで「頑張れ」たのか。テストの結果はその前日までに決まっていると言ってもいいのではないかとさえ思っています。

 

本番当日に全力が出せるように、予め自分にできる準備を全てやっておく。現代文ならば、分からない言葉が出てきたら調べる。辞書で調べたところに分からない言葉があったらそれも更に調べる。また、教科書本文の段落ごとに要約をしてみる。初めは200文字で、次は50文字に。なんなら教科書本文を作文用紙に写経のように写し取ってみることもやったらいい。数学ならば、解説を読んで分からなければ、類題が載っている別の問題集を引っ張り出し、その解説も読んでみる。公式が覚えられないのならば自分で導いてみる。常に別解を考える。古文や英語ならば教科書本文を全て単語に区切って全て品詞分解してみる。そしてその単語全てを辞書で引く。辞書で引いた項目は隅々まで読む。その前後に乗っている言葉にも必ず目を通す。「もうこれ以上は無い」と思うところまでやり込んで、そこからさらにもう1段進む。きっと、そこまでできた人だけに少しだけ本番当日の「運」が向いてくるものだと思います。

 

私は勉強において、奇跡なんてものは無いよということを伝えたいです。その点数には、その結果には必ず理由があるよ、と。勉強はある程度進むと、積み上げるのがだんだん苦しくなっていきます。まずはその壁にぶち当たるまでやる。そしてその壁まできたら、それを乗り越えるために試行錯誤をする。もしかしたらそれは、砂粒をひとつずつ積み上げるような苦しみかも知れません。しかしそこを乗り越えれば、乗り越えた人にしか見ることのできない光景が待っています。

まずはインプット

勉強は、インプットとアウトプットのバランスが大切だと言われています。インプットとは、暗記などの覚える作業で、アウトプットは問題演習などの知識を再現する作業です。よく言われるのが、インプットとアウトプットの比率が「4:6」くらいが良いバランスだということですが、これは生徒の学力に応じて比率を変える必要がありそうです。

 

平均的な難易度のテストで60点を越えない場合は、インプットの比率を高くし、60点は越えるが80点を越えない場合は、アウトプットを増やすといいと思います。前者は、知識が足りていない場合で、後者はいろいろなパターンの経験値が少ないことが原因の場合が多いです。

 

と、ここまで書いてきましたが、ほとんどの生徒の場合、まずは暗記をしっかりできるようになって、安定して80点くらい取れるようになってから、いろいろな問題集に触れていくのがいいと思います。学校のテストで90点くらい取れる生徒でも、それほど学校の教材以外のものに手を広げている子は多くないです。ですからまずは学校の教材を完璧に仕上げてテストに臨みましょう。

サボらずにやる

受験に向けて、大学受験生たちが頑張っています。毎日の勉強の報告を聞いていて、それが伝わってきます。いいですね、最後まで上り調子でいきましょう(^^)/

 

大学受験生たちに何をさせているかというと、「模試の直しや過去問を解く」ということです。これと基礎演習を反復するだけなのですが、なかなか成果を得られているようです。

 

問題集で問題を解くだけだと、「その知識や技術をどう使うのか」というところが分からない場合があります。そこで模試などを解いてみて、どのような出題があるのかを確認し、そこで知識をどのように使うのかをつかむようにしていきます。そうすれば、テストで点が取れる「得点力」が身に付きます。しかし、この方法は、ただ過去問を解くだけでは意味を成しません。「解き直し」という作業が不可欠になります。一度問題を解いてみて、どこができなかったかを洗い出し、そこをできるようにする為に仕入れた知識を当てはめて考える。地道ですが、これをサボらず行うことで得点力は伸びていきます。

 

勉強の方法論なんてそう多くあるわけではありません。結局、「サボらずにやる」という結論に帰着するのですね(^-^; 「何をやるか」よりも「どうやるか」の方が大切だということが分かります。

どんどんやり込む

昨日は自習の生徒も含めて、教室が一時的に満席になりました(^^)/ 最近、中学生の自習に新しい顔ぶれが増えてきて嬉しい限りです。(一方、高校生の自習が減っているような気が…もっと頑張ろう!)しっかり成果につながるように頑張って勉強しましょう!

 

勉強の初期段階でやって欲しいと思っていることは、「1つのものを『やり込む』」ことです。例えば英語の教科書の読みと訳を『やり込む』。この場合の『やり込む』は、読みと訳ができるレベルをはるかに超えて、『超』速く読めて『超』速く、『スラスラと』訳ができる状態になるまで反復演習をすることです。そうすることで、英語脳が覚醒する感覚が味わえます。英語脳とは、教科書をより深く理解してそれを使いこなす感覚です。英語の教科書本文には、大切な単語・熟語、文法、構文が盛り込まれていますが、読み・訳を極めて行くと、それらの理解だけでなく、それを運用する力も身に付きます。

 

また、教科書本文の内容を何度も読むと、その知識を核にして、そこから他の知識と結びついたりもします。例えば今回、富士中2年のテスト範囲の英語教科書に「最近の介護福祉施設では、ロボットを利用している」という内容がありますが、そういえば筑波大学の山海教授がパワードスーツの開発をしており、関連しているなぁと思ったりします。そういう教科を越えたところで起こる知識・情報の結びつきが、初見の文章読解の理解を助けたり、もっと先のどこかで役立ったりする「教養」となっていきます。

 

今はものすごく大量の情報が頭を流れる時代になりましたが、そのスピードゆえ、上手に受け取って自分のモノにすることが難しくも感じます。その知識を受け取る『網』のようなものは、幼少期にこうした1つのことを『やり込む』ことから作っていくのだと思います。その『網』を大きくし、上手に手繰れるようになるためにも、生徒たちには『やり込み』の美学を追求して欲しいと思います。

速く正確に再現する力

本日も午後1時より教室を開けています(^^)/

 

定期テストに向けて、テスト範囲の終わっている生徒に対しては問題集の質問対応と、確認テストを繰り返しています。

 

今回の国語は古文が入ってくるので、その暗唱や理社の用語の暗記テスト、英語の音読・訳の確認などを行っています。

 

それにしても、暗記テストや音読テストを行うと、学力の高い子ほど正確で速いなぁと感じます。学力の高い子は、暗記テストをしたときに、答えが反射的(時間にして0.5秒以内)に出てきます。勉強における瞬発力が高いなという感じです。そこまでやり込むと、テストでも高得点が取れるんだということが分かっているんでしょうね。

 

いくら解き方を教えて実際に解いて見せても、それだけで生徒の成績が上がることはありません。できるようになるまで繰り返し、本人に体得してもらうしかありません。その際、瞬発的に答えが出るまでやる。そこを極めていくことが、学力向上への道だと思います。

何度も繰り返す

反復することを軽んじる子がいます。たいして反復しなくても、できるようになったと過信しています。しかし実際のところ、テストを受けるとそういう子のほとんどが、反復不足による失点を重ねます。

 

中学や高校の勉強はトレーニングです。反復することが絶大な効果を発揮します。プロスポーツの世界では、年俸1億円の選手ですら、素振りやシュート練習など基礎の反復トレーニングを欠かしません。野球初心者が、「ふーん、バットってこうやって持つのね、振り方はこんな感じか。よし、ホームラン打つから打席に立たせてくれ。」なんて言ってきたらさすがに監督も怒りますよね(^-^;

 

勉強もそれと同じです。同じ問題を何度も反復して、何も考えずに答えを導けるようになって、初めて「習得した」と言えるレベルです。「1回間違えたけど2回目にはできた」くらいではまだまだフォームは固まっていません。3回、4回、5回と繰り返し、何も考えずに問題文の冒頭を見ただけで解法の手順がパッと浮かぶようにするのが勉強の神髄です。学力トップクラスの生徒は、そういったことが瞬時にできるようになっている子がほとんどです。だからスピードも速いのです。

 

ですから「一度解いてみて、できなかった問題だけをもう一度解けばよい」という考えも危険です。その段階で素振りのフォームは固まっているのでしょうか。時間の許す限り、できた問題も含めて反復するべきです。勉強の効率化を目指すのは、本当に学力が高まって、そういった基礎問題の経験値が十分溜まってきてからにしなくては、土台がスカスカの違法建築が出来上がってしまいます。

 

まずは愚直に何度もやり直す。それが、うちの塾に来た生徒たちに課している唯一無二の方法論です。

テスト形式

中3生Y君とHちゃんが、今回の中間テストで順位を50番近く上げてきました(^^♪ すごいですね~。この2人が今一番塾での勉強時間が長いです。やはり、学力の伸びは勉強量に比例するということですね。よく頑張りました!

 

テスト勉強で大切なことは、そのテスト本番が「初めてのテスト形式」にならないようにすることだと思います。テスト勉強の段階で、何度か「疑似テスト」を行ってみること。これを繰り返すのが、本番でも点を取る秘訣だと思います。サッカーでも剣道でも、「試合形式」を行っておかなくては、いくら筋トレしようが技を向上させようが、試合で勝つことはできません。本番を想定した練習を行うことで、試合勘を磨き実際に試合中に練習で行ったことが出せるようになります。勉強もそれと同じで、テスト形式を練習しておかなくては、本番で自分の力を十分に発揮できません。テストの時だけケアレスミスや時間配分に気を付けようとしても、それはなかなかできることではありません。

 

 

ですから、もくせい塾では普段から「テスト」という言葉をよく使っています。ちょっとしたチェックや復習であっても、「今からテストするよ~」と言います(^^)/ そうすることで、「テスト」の緊張感を普段の勉強から感じてもらい、反対にテスト本番でも普段通りに緊張感をコントロールできるようになってもらいたいと思っています。

おススメの勉強法:模試を解き直す

私が中学高校時代で、最も効果的だったと感じた勉強は、「模試の直しを満点取れるまで繰り返す」ことでした。

 

返却された模試の直しを行うのですが、直し終えたら、もう一度テストのように時間を測って(テスト時間の半分に設定していました)解き直して、満点を取れるまで繰り返します。一度解いた問題なので点数は上がるのが当然なのですが、『満点』を取るまで終わらせないのがポイントだったように感じます。

 

例えば95点と満点では、問題数にして1問程度の差ですが、心理的には大きな差があるように感じます。満点を取ることによって、自分はできるという自信にもつながりましたし、1つもミスしないという気持ちを持って行うことで、緊張感を高め集中力をつける訓練にもなっていたと思います。誰かに教わったわけではありませんが、この時にやっていたことはテストで点を取るために効果的な方法だったと思います。

 

模試の解き直しなので、一度やったことのある、解答を見た問題です。ですから、精神的にもそれほど負担ではありませんし、結構おススメです。

「『とりあえず』先に進む」ことのメリット

成績の良い子は、分からない問題があっても「とりあえず先に進む」ことをしています。

 

とりあえず分からない問題は保留にして、できる問題、できそうな問題を進めていきます。そして後で戻ってきて解き直しをします。脳は一度見た問題を考え続けるので、時間をあけると理解できることもあります。先の問題を解いたりすることによって、理解が後から追いついてきたりします。ですから、先に進んでから戻ることによってできるようになる場合も多いです。

 

自分のやっていることを俯瞰で捉えることができていると、こうした判断ができます。分からない問題を「ここで時間をかけすぎるわけにはいかない」と時間感覚で判断して「とりあえず」飛ばす。そうすると、同じ時間勉強していても、他の子よりも多く演習量を積めるようになります。この判断の速さは、テストでもできる問題から手を付けていくということにもつながり、その結果テストの点も高くなります。

英文法の勉強

ぼちぼち中間テストの答案の返却が始まっています。塾生は、テストが返されたら塾に持ってきてください。

 

越谷南高校1年生の英語表現のテストが、今回難しかったようです。平均点も30点台だったとか。問題を見させてもらいましたが、良い問題でした。ではなぜこんなに平均点が低くなったのでしょうか。

 

1つ考えられるのが「出題の仕方」です。例えば、たくさんの短文が並んでいて、『この中から文法的に間違っているものを5つ選べ』という問題。入試などではよくある問題ですが、文法の知識がしっかりしていなければ間違っている文は見つかりません。また、短文が示されて、その中の不定詞の用法と文型を指摘する問題では、不定詞の理解と、文型の理解が必要です。

 

このように、文法の「理解」を問う問題が多かったのが今回のテストでした。教科書の例文を丸暗記するだけのような、「定期テスト前の勉強法」だけでは太刀打ちできなかったということです。英文法の知識や理解は、日ごろからどれだけ文法書を紐解いているかで変わってきます。今から深い理解をする努力を続けることは、大学入試やその先で必ず役立ちます。南高校では「be」という文法書が配られていますので、是非それを使った勉強というものを身に付けていきましょう(^^)/

加速を続ける

今日は希望していた生徒の為に、1時から塾を開けました。さすがに中間テスト直後で人数は少なかったですが、受験生を中心にやってきて勉強を頑張りました(^^)/

 

テストが終わった直後は、テスト勉強をしてきた流れで学力が伸びやすくなっています。それは例えば、重い荷物を載せた台車を押すのに似ています。動かし始めは重くてなかなか動かないですが、いったん動き始めると、あとは勢いが付いて前に進み続けるようなものです。勉強は、初めはなかなか内容も頭に入らないことがありますが、続けているうちにだんだんと吸収力が上がっていきます。テスト勉強で直前まで勉強し続けた頭は、そういう状態になっているので、テストが終わったあとの勉強は効果的です。

 

ここで台車を止めるか、それともさらに押し続けるか。こういうところで生徒の学力に差が開いていきます。

覚えることが基礎基本

今週テストという学校が多いです。いよいよです。

 

たくさん勉強時間を確保していても点数が伸びない生徒の中に、「覚えない」生徒というのがいます。

 

たくさん問題を解いていてもイマイチ結果に結びつかない場合や、定期テストで80点を超えることがなかなかできない生徒はこの場合があります。英文法の問題集を一生懸命解いているのを見てみると、「study」や「where」などの基本単語のスペルが書けていなかったり、数学の問題を解くときに、公式を教科書等で見ながら解いていたりします。テストでは単語や公式が書いてあることはありません。本番を想定して勉強していなくては点が取れないのは当たり前です。

 

ですから、まずは基本的なことを「覚える」。その作業を行わずして点数の伸びは見込めません。成績優秀者の中には、「なんでそんなところまで覚えてるの!?」という子も少なくありません。バカほど基本をバカにする。まずは愚直に暗記をしていきましょう。

ワークの解答ってなんであるの?

テスト直前になり、教室が連日にぎわっています(^^)/

 

テスト勉強が順調に進んでいる生徒は、直前になると暗記に力をそそぐことができます。何度もセルフチェックを繰り返して、完璧な知識にしてテストに臨みましょう!

 

先日、ある生徒から「ワークは答えを写してもいいのですか?」という質問を受けました。私の答えは「ノー」であり「イエス」です。

 

まず、学校の提出期限に間に合わなそうという理由で答えを丸写しする場合。これは最悪です。そもそもこれは、テスト勉強ができていない生徒にありがちな場合で、テストの結果も目に見えています。

 

私が「イエス」だと思っているのは、「暗記科目の1周目」という場合です。例えば社会のワークは、答えを先に赤ペンなどで写してしまって、『暗記テスト用』として2周目以降使用するといいと思います。自習の様子を見ていると、教科書を開いてその中から答えを探してワークを記入している子がいますが、それならば解答を写してしまって、それを覚えたほうが効率的ですし点数も伸びます。そもそも教科書から答えを探している時点で、解答を写すのとなんら変わりはないと思います。頭も働いていませんし、なんとなく「勉強した気」になるだけです。ですから、その作業に時間をかけすぎるのはもったいないです。

 

提出物を赤ペンで作成してもいいかを学校の先生に確認して、了承を得ている生徒もいるようです。学校の先生も分かっていて解答を生徒に渡しているので、是非解答を上手につかってテストの点が上がる勉強をしていきましょう(^^)/

反復で試行錯誤

前の投稿で、定期テストの勉強は、学校の教材を反復することだと書きました。しかし、ただ反復するだけでは十分な効果を得られません。2周目以上を行うときに、工夫して周回できれば、ただ反復するよりも学習の効果が高くなります。

 

例えば、学校の社会のワークはその問題のほとんどが一問一答式です。ですから、答えの暗記がほぼ100%できたら、そのまま暗記作業を繰り返しているよりも、今度は逆に答えの用語から問題を言えるようにしてみたり、その答えになる問題を自分で考えてみたりするといいと思います。そうすることにより、別の角度からの問いにも対応する力が付き、学習の効果が高まります。数学であるならば、問題の数字を自分で変えて解いてみたり、自分で公式を導いたりできると、計算力が付きます。

 

もちろん、ただの反復であっても、それを今までにやって来なかった生徒には十分効果はあります。学校のテストで平均点が取れない生徒は、まずは同じものを繰り返して覚えること[やるか・やらないか]が必要です。そしてそれができるようになったときに、「工夫しながら反復する」という領域に入っていければ、より上位を狙える力が身についていくはずです。入試問題における「思考力を問う」とは、このような習慣を身に付けているかどうかを問われているのだと思います。

軽く読むことから始める勉強法

どんなに勉強に対してやる気のある人でも、日によって「ちょっと面倒だなー」と感じる日はあります。

 

そういうときにおススメなのが、「何かをサラサラ~っと読むことから始める」です。何かテキストなどを、内容をしっかり追わなくてもいいので、とりあえず開いてサラサラと読み始めると、いつの間にか集中した状態に入れます。

 

やる気や集中力は初めからあるものではなく、何か作業を始めてから高まっていくものです。とりあえず始めてしまうことで集中した状態を作っていく。そうすると「面倒虫」に負けないで勉強を始めることができます。私も疲れているときによくやる方法です(^^)/

勉強の設計図を描く

勉強の仕方は、「時計の設計図を描く」ことに似ていると思っています。

 

それは、歯車をどのように組み合わせたらどう動くのかを把握して、全体として1つの「時間を示す」道具を作り出します。その時に、細部の歯車の組み合わせだけを見ていても全体の帳尻が合わなくなってしまうかも知れませんし、逆に完成図ばかり見ていてもいつまでも完成しません。全体図を頭に入れたまま、細部がしっかり機能するように設計をしていく。これは勉強にも言えることだと思います。

 

例えば中学生の英語の勉強ですが、人によってはまず単語を覚える。そして新出の文法を学んでから本文を読むという流れで勉強する人もいるかもしれません。それは、一番細かい言葉の単位から押さえていって、最後に本文という完成図に仕上げるという流れとしては正しいやり方だと思います。しかし、逆にまず本文を読んで、文法はとりあえず置いておいて訳してみる。そこから進出の文法を確認して単語を覚えるといった、真逆のやり方もありだと思います。これは「完成図⇒細部」という学習方法になり、「最終的には本文をしっかり理解する」というゴールに向かって、軸がぶれずに勉強できます。他の科目でも、まずはテキストを一通り読んでしまうと、全体の流れがつかめて勉強しやすくなります。どこが大切なのか、勉強の力の入れ方に濃淡をつけることもできます。

 

先に自分が何をしているのかを把握してから勉強する「完成図⇒細部」の方法論だと、楽に要点を掴めるかも知れません。

面接練習!

夏休みに入ったくらいから、大学受験生のAO入試対策の為に面接の練習を行っています。

 

面接を受ける生徒は、練習をたくさんして経験を積むことが大切だと思っています。もちろん面接試験というものは、受験生本人の人となりを見るためのものなので、付け焼刃の取り繕いに意味はありません。しかし、ある程度練習して慣れておかないと、自分のことをしっかりと伝えることができません。緊張して何も言えないのもいけませんし、逆に自分を良く見せようと背伸びした発言ばかりでも、面接官にはすぐに見破られてしまい良い印象を与えません。等身大の自分を見てもらうにも、それなりの技術が必要なんですね。

 

そこで、面接試験の練習をする際、生徒に要求することがいくつかあります。自分の志望する学科・専門分野に対する知識は最低限勉強しておいてもらうとして、まずはよくある典型的な質問の答えをしっかり準備してもらうこと。そしてそれを文面通りにではなく、その場で自分の言葉にして話す練習。次に、聞かれていることに対してきちんと返す練習。「なぜ」と聞かれたら「~だから」と返す。「どのように」と聞かれたら「〇〇のように」と返す。普段の会話のときはできていても、面接になると緊張や焦りからこれができなくなってしまうことも多いです。そして、分かりやすく結論から伝える練習。よく、話しているうちに結局何を言いたいのかが分からなくなってしまう子がいますが、結論から話すことで、その後に付け加える理由が迷子になってしまうのを減らすことができます。

 

これらの面接練習で身に付ける「話し方の技術」は、国語の文章問題を解くときや小論文を書くときにも役に立ちます。文章問題の設問に「なぜ」とあったら「~だから」という書き方をする。「どんなこと」とあったら「~なこと」と締める。小論文の論の展開も、面接で結論から話すのと同じように、要旨を伝えてからその理由を書いていくとまとまりやすくなります。

 

結局、我々が読んだり書いたり話したりと、日々操っているのは全部日本語なんだなあと思います。その日本語に堪能であることが、いわゆるコミュニケーション能力が高いということにもつながる。社会に出たら、仕事をする上でコミュニケーション能力はとても大事です。いわゆる「お勉強」だけでは身に付かない力の一つですが、こういった機会に少しでも高めておいて欲しいなと思います。

小学生の勉強の姿勢について

9月に入り1週間が過ぎ、もくせい塾もだいぶ落ち着いてきました。

 

小学生には、受講科目の問題プリントを宿題に出すようにしています。算数なら計算中心、国語なら文章読解です。実は、この正答率がすこぶる悪いです(^_^;) 点数を出すようにしているので、是非ご家庭でも見てあげて下さい。だいたい半分から7割程度の出来です。特に算数の計算問題のミスが多いです。

 

塾では目の前で丸付けして、やり直しをやってもらっていますが、やり直しをさせると普通にできる場合が多いです。「この時の自分は何を考えていたんだ…」なんて言っている子もいました(笑)。おそらく原因は、家での学習の姿勢なのではないかと思います。家だと、テレビを見ながらや、スマホをいじりながらやったりと、どうしても気持ちに緩みが出てしまうこともあります。また、(書いてある文字を見ると分かりますが)直前に慌ててやっている子もいると思います。

 

ほとんどの子が、目の前で悪い点数を付けられるとそれなりにショックを受けるようなので、そうならないように今後努力してくれることを期待したいところです。しかし、家での学習の姿勢を、今一度お家の方も見てあげて下さい。勉強も武道などと同じで、「型」が大切です。テレビを見ながらやる勉強に、「型」はないと思います。

暗記は厳しく

何かを覚えるときに、「絶対に覚える」という気持ちが無いときちんと覚えることはできません。

 

ただ、なんとなくノートに書いていたり、またはただテキストを眺めているだけでは、全く記憶に残りません。自分にテストをしながら、何回か反復していくことがきちんと覚える方法です。

 

毎日必死に頑張っている受験生たちでさえ、私が抜き打ちでテストをするとまだまだです。ですから、普段何かを暗記するときに、どれだけ自分に厳しくできるかが大切です。妥協せず、完璧な暗記を目指して欲しいなと思って毎日テストをしています。

いろいろと勉強法を試す前に

そういえば、私は「勉強のやり方」というものを誰かから直接教わった記憶がありません。中学生3年間は塾にも通っていましたが、そこで課題は出されても、その課題の「進め方」は教わったことが無い気がします。

 

講義を普通に受け、課題が出される時は出され(それも毎回ではなく、量もかなり少なかった気がします。)、その後チェックテストのようなものはほとんどなかった気がします。あったので覚えているのは、英語の先生の授業の「その場で覚えろ。今すぐ。」式の英文暗唱と、社会の先生が授業後に行ってくれた、大量の年号暗記くらいです。英単語や漢字などは、テストをした記憶がありません。

 

ですから自分が日頃行っていた勉強は、ほぼ自己流だったと思います。今思うと、本当に無駄が多かったです。とにかく書くことばかりしていたような気がします。定期テスト前には大学ノート1冊分を書きつぶすまで書いて、何でも頭に入れるようにしていました。丸付けした後の直し一つとっても、もっと上手なやり方があったと思いますし、社会科の勉強の仕方は最後までよくわかりませんでした。しかしそうやって無駄なことをたくさんして、その中から勘所のようなものを掴もうとしていたんだと思います。

 

今私が生徒に伝えている勉強の仕方は、自分が塾講師になってから指導法を学び、実践して効果を得られたものを伝えるようにしています。師や先輩方の方法を真似し、本から得た方法を試す中で「この方法は自分でもやっていたな。」とか、「中学生の頃の自分がやりたかったのはこれだったんだな。」と思ったりもします。教える側になって、やっと自分の勉強法の正解を見ている気分です。

 

たまに、中学生だったあの頃の自分が今の自分を見たらどう思うのだろうと考えます。「いろんなやり方を知ったんだね。」と思うのか、「小手先の方法論ばかり身に付けやがって。」と思うのか(^_^;) しかし逆に、今の私が当時中学生だったときの自分を見て思うのは、「書きつぶしたノートの行数は自分を裏切ることは無かったよ。」ということです。どんな勉強法であっても、量をこなすことでしか効果を得られないというのが、私の得た正解の一つです。

ここから夏に向けてやることは?

連日面談が続いていますが、よく質問される内容について書いてみます。

 

「これから夏休み、どのような勉強をしていけばいいのか。」

 

復習をして欲しいと思っています。中学1・2年生には夏休みの終わりまでに、iワークのページを指定した課題を出しています。200ページほどなので早い生徒はすぐに終わってしまうと思いますが、まずはそれで1学期の内容を復習してみてください。早く終わった生徒には、次の課題を用意します。夏の間に復習をきちんとやっておけば、2学期になって習う内容の下地になります。2学期の定期テストに向けた勉強の助走のつもりで頑張って欲しいと思います。

 

テストの点数を一時的に上げたいのなら、2学期の予習をすることも効果的だと思いますが、それはあくまで一時的なものです。やがて訪れる受験期になって、「以前の学習内容が穴だらけ!」とならないためにも、今はきちんとやったことをもう一度身に付けるほうがいいと思います。

学力が高いとは

偏差値が65を超えたり、学校の定期テストで10番以内に入るような生徒はどのような子でしょうか。

 

学力が高い子の特徴は、「考える土台」ができていて、「勉強ときちんと向き合える精神性」があることです。語彙力を含め、標準的な文庫本を2,3日で読み切る読解力と集中力があり、また勉強に対して「面倒」でも「やるべきこと」と捉えられる子。そして付け加えるなら、自分で問題を試行錯誤して解決する行動力があることでしょうか。こうして考えていくと、勉強として教えているスキルの部分はいよいよ些末のことに思えてきます。連立方程式の解法を身に付けるよりも、なぜ連立方程式には「解」があるのかを考えるほうが、その後1次関数の分野に入ったときにも応用が利きますし、抽象的な概念を考える思考力の土台としても大事です。

地道に道は進んでいく

勉強は、やり方を知っても、それを自分のものにしないと効果が発揮されません。

 

今回期末テストの勉強を見ていて感じたのは、生徒ごとの「勉強の習熟度」の差です。私はワークを何周も解くことを日ごろから伝えていますが、それをやっている生徒の中にも、自分で能動的にワークを周回している子と、とりあえず一通りワークが終わったのでもう1周というような感じの、いわば受動的な進め方をしている子がいました。前者の子は、できない問題がだんだんできるようになっていきますが、後者の子は、できない問題ができないまま進み、もう一度同じ問題を解くときに全く同じ間違いをしているということが多くあります。自分で試行錯誤ができないんですね。

 

この場合、その生徒が間違いを正すことに意欲的になるまで繰り返すしかありません。今自分がやっていることに自覚的になるまで、繰り返し繰り返し指導し伝えていく必要があります。なかなか骨の折れる作業ですが、生徒が繰り返しやってくれるだけまだ救いがあると思っています。それすらしない生徒は、そのステージに上がることすらできませんからね。

 

そんなわけで、ローマは1日にしてならず。地道に勉強に付き添っていこうと思っています。

ペダルを踏み込め

当たり前の話ですが、順位や優劣の出るようなもので、より上を目指したいのなら、自分より上の人を越える努力量が必要です。

 

例えば自分が自動車を運転しているとして、時速50㎞で走っている車を抜かしたいとします。しかし、自分が時速30㎞で走っていたら永遠に抜かすことはできません。むしろ差は開くばかりです。時速50㎞以上のスピードを出す必要があるわけです。更に言うと、出すスピードが時速60㎞程度では、相対速度は時速10㎞にしかならず、やっと抜かせるくらいですね。抜かすときはビューンと時速100㎞くらい出したいところです。世にある受験神話の「大逆転合格」というのは、それだけアクセルを踏み込めた人に起こる奇跡なんだと思います。

 

おそらく学力というものは、小学校に入る前から少しずつ差がつき始め、小学校を卒業するころには決定的な広がりになっています。それを中学校に入ってはじめて順位で見せられて気付きます。今までずっと時速30㎞で走っていただけ。決して「中学生になって勉強ができなくなった」のではないことが多いです。ですから、気付いたときからアクセルを踏み込みましょう。まだ抜かせる先行車はあるはずです。一般道で時速100㎞を出すのは絶対にダメですが、勉強の時速100㎞は誰も止めませんから(^^♪

超強引な順位の偏差値換算

富士中の期末テストまであと3週間。昨日は、たくさんの生徒が自習に来て頑張っていました(^^)/

 

さて、定期テストを受けるときに、是非目標を決めてもらいたいと思ってます。目標があると頑張れますからね。一番わかりやすいのが、「○点取る」や「○番に入る」といったものです。順位を目標をする場合は、その順位だと、受験でどのくらいの学校を狙えるかというのがあるとわかりやすいですね。

 

この前の中3第1回の北辰テストの成績分布を見てみると、

 

偏差値70…3.1%

偏差値65…8.7%

偏差値60…15.6%

偏差値55…18.9%

偏差値50…19.0%

 

となってます。この偏差値ごとの割合と、富士中1学年280人としての順位を、超強引に、大変暴力的に比較してみたいと思います。

 

偏差値70以上は、学校のテスト順位8位まで。

偏差値65以上は、学校のテスト順位9~32位まで。

偏差値60以上は、学校のテスト順位33~75位まで。

偏差値55以上は、学校のテスト順位76~127位まで。

偏差値50以上は、学校のテスト順位128~180位まで。

 

ちょっと下のほうのズレが大きくなってきているとは感じます(実際には学校のテストで点を取れなくても偏差値がそれよりも高い子や、その逆の子もいます)。また、学校の中でも成績の2極化が起こっていると聞きますので本当に強引な当てはめかただと思いますが、だいたいこんな感じです。

 

浦和・浦和一女を目指したいなら5位以内。越谷北を目指したいなら30以内。越谷を目指したいなら50位以内。越谷南を目指したいなら99位以内、越谷西を目指したいなら130位以内といったところでしょうか。

 

さあ、頑張っていきましょう!

勉強は、「全部乗せ」で!

昨日は中1H君が自習に来て頑張っていました(^^)/ 学校の期末テストでも良い成績を取れるといいですね。私も一生懸命応援させてもらいます。

 

さて、そうこうしているうちに、富士中の期末テストまで3週間ほどになりました。テスト範囲が出ている科目もあります。中3生は今週末に修学旅行もあり、完全に心が飛んで行っている生徒もいそうですが(^_^;)、それが終わるともう間髪いれずにテストです。1学期の成績、受験の最後の内申の半分が決まる大事なテストなので、気合を入れていきましょう!

 

6月18日には北辰テストもありますが、この時期「北辰と学校のテスト、どちらに力を入れればいいですか?」という質問がよくあります。私の答えは「全部乗せで!(ラーメン屋風に)」です。もちろん学校のテストのほうが今は大事です。学校の成績が下がることは受験できる学校の選択肢を狭めてしまうことにもつながりますし、絶対に疎かにはできません。ですから、学校のテスト勉強は全力で行ってもらいたいと思います。

 

しかし、北辰テストをそのまま何もせず受けてしまうのはあまりにもったいないと思っています(受験料も4600円かかってますしね)。少しでも北辰に向けた勉強をしておくことで、受験にもつながります。来年になると、私立高校の過去問を解きながら、公立高校の対策も同時に行うことになります。その時に、「どちらをやればいいですか?」なんて言っていられません。そんなのは「どちらも。」です。そもそも、北辰に向けた勉強って言っても、「北辰のかこもん」を解いて直しをするだけなら、それってそんなに大変ではないですよね。2日で終わります。ですから「両方きちんとできる人」を目指しましょう。もちろん学校の定期テストに向けた勉強が優先されますが、北辰も意識しておくことで、勉強できる「量」を増やし、勉強への馬力のある人になってもらいたいと思います。まずは、自習に来ましょう。

24時間以内に

先週、私から見て「学習量が少ないな」と感じる生徒たちに伝えたことがあります。

 

「忘れる前に復習しよう」と。

 

大きな勘違いをしている人もいるのですが、復習は「まだ覚えているうちにやり直す」ことが大切です。人の記憶には短期記憶と長期記憶があって、一度習ったことは短期記憶にしまわれますが、それではすぐに忘れてしまいます。ですからそれを長期記憶にしていく必要があります。そのためには、忘れる前に反復し、記憶をより確かなものにすると、効果的に学習内容を定着することができます。

 

では、どのくらいの間隔で復習する必要があるのかというと、それは「24時間以内」です。忘れたころに復習しようとしても、それはまた1からやり直すことになってしまい、効率的ではありません。学習量の少ない生徒たちは、たいてい次の週の授業のときに、前回の内容から教えなおさなくてはいけません。1週間何もしないで過ごしてしまっているんですね。ここが、学力の差の開く大きな要因となってしまっています。

 

脳は一度覚えてから1時間で半分くらいを忘れてしまいます。1週間経つと20%くらいしか覚えていないそうです。ですから本当は1時間以内に復習しておきたいところですが、物理的に難しいので「24時間以内に復習」と伝えています。せめて授業でやったことと全く同じでいいので、1週間以内にもう一度だけ手を動かしてくれればと思っています。

具体的にイメージすること

小6Kちゃんと小5Mちゃんと、100マス計算の勝負を行いました。結果は私の勝ちでした。まだまだ若いモンには負けられません(^^)/

 

冗談はさておき、こういった形で、私は生徒に「私の本気」を見せることがあります。それは、「練習すればここまでできるんだよ」ということを示したいからです。人はイメージできないことはできません。イメージするには、それができることを見せてしまうのが手っ取り早いのかなと思っています。だから私にできて、生徒がまだ(練習不足で)できていないことは、「見せてしまう」ということをしています。(決して、子供たちに勝って優越感にひたりたいなんて、大人げない理由ではないので、石を投げたりしないでください(^_^;))。

 

かつて人類は、100メートル走で10秒は切れないと言われていたそうです。が、今では9秒台がバンバン出ます。もちろんトレーニングや技術の進化が大きいでしょうが、実際に9秒台を出す人が出てきてからは、そのイメージがしやすくなったのではないかと思います。また、灘高校から東大に行ったある方の本では、「周りに東大に行くのが『当たり前』の雰囲気があった」と言っています。もちろんその方の学力の高さは言うまでもありませんが、「東大に行くイメージ」がよりリアルにできていたのではないでしょうか。

 

より高い能力を具体的にイメージできれば、そのための努力もしやすくなります。「雲をつかむような」状態ではなく、「1日1円を貯金する」ような具体性を持って進められれば、いずれはその「力」を手に入れることができるはずです。100メートル走で10秒を切るような特別な才能は必要ではありません。学校の勉強は、具体的なイメージと、ちょっとの努力次第です!

期末テストまで1ヵ月を切った

6月に入り、富士中の期末テストまで1ヵ月を切りました。昨日は中1R君とH君が自習に来て頑張っていました。R君は塾でやっていない理科の勉強も始めましたね(^^)/

 

理科や社会の勉強の仕方ですが、今年の1年生は学校で社会のワークをもらっていないようです。ですから、塾で渡したワークを活用してみてください。

 

理科も社会も初めの勉強の仕方は似ています。まずはワークの「確認問題」を、答えを見ながらでいいので覚えてしまいましょう。その時に、説明のページを見ながらだと理解が深まって覚えやすいです。そうしたら、理科なら「基本問題」、社会なら「要点のまとめ」のページ、それから「標準問題」のページの順に問題を解きましょう。基本問題や要点のまとめの問題を1つでも間違えた場合は、暗記が不十分なのでもう一度「確認問題」の暗記のやり直しを行ってみてください。そうして、基本問題と標準問題を一通り解けるようになったら、「学校のノートやプリント」を見直しましょう。そして「教科書」を音読で読み込んでいく。

 

学校のノートやプリントを見直すところまでできていれば80点、一通り学習ができて、教科書の読み込みをしていくところまでたどり着ければ、そこからさらに2点、3点と積みあがっていきます。学校からはテスト直前(1週間前くらい)に問題プリントが出されると思います。そのプリントが出されるまでにワークを使った勉強が完成していないと正直言って遅いです。おそらく70点以下になってしまうでしょう。毎年生徒を見ていて感じる、おおよその目安です。

 

これだけの学習をするのに、2週間前や10日前からで間に合うかというと、多くの生徒が「No」でしょう。すでにある程度の学力のある子しか、直前で踏ん張ることはできません。テストまで、あと3週間と5日。1日2時間、毎日勉強して50時間程度。国数英理社だけで割っても残り10時間。これに実技教科のテストも入ってきます。学総も多くの部活で終わり、そろそろ勉強を始める時期になった、と私は思います。

丸付けを上手になろう

本日は近隣の小学校の運動会でしたね。昨日の夜は大雨が降ったのでどうなるかと思いましたが、心地良い1日になりました(^^)/ 塾生たちも活躍できました。

 

 

小学生の勉強を見ていて、少し気になったことがあります。それは、問題の丸付けをするときに、間違えた問題の答えを横に写して、あらためて丸を付けている生徒が多いということです。これでは学習効果が無いです。

 

問題の丸付けの仕方については塾内の掲示板に詳しく書いてありますが、「もう一度解きなおす」ということをしなくては意味がありません。「答えを写して丸を付けておく」。これは、提出用ノートの体裁を整える為に行っているように感じます。提出物の丁寧さも評価される場合に、生徒が陥りがちな行動です。「学校の先生にそうするように言われているの?」と聞くと、そうではないようなので、きっと「きれいなノート作り」に囚われすぎてしまっているのだと思います。

 

もくせい塾では、宿題は自分で丸付けをするように伝えています。丸付けをすることで、自分の間違えを見つけ、どこができなかったのかを解説を読んで理解し、解き直しをして身に付ける。これが勉強のやり方の王道なので、丸付けは勉強の一環だと思っています。むしろ丸付けをしてからが本当の勉強だとすら思います。

 

「丸付けの指導」、これも塾の大切な仕事ですね。

 

勉強体力を鍛えよう

昨日最後まで頑張っていた高1Kちゃんが、今日は一番乗りでやってきてもう勉強を始めています。高校の勉強の厳しさを理解した人の行動ですね、素晴らしいです(^^)/

 

日曜に塾を開けて、自習している生徒を見ると、生徒の「勉強体力」を推し量ることができます。まず、集中している生徒は動いていないように見えます。まるで高速回転する独楽は止まって見えるかのように、目の前の作業に没頭していると、動きが止まって見えるのです。一方、集中を途切らせた生徒は物音を立てます。イスのきしむ音、シャーペンの芯を出す音、教材を移動する音、頭を上下左右に動かす音など、超・集中空間においては騒音ともいえる音が出るのですぐに分かります。

 

もくせい塾で受験を経験した生徒たちは、ものすごい勉強体力が付いています。さすがに受験を終えて少し気が緩んでしまった子は、全盛期に比べて少し衰えたかなという印象は受けますが(^_^;)、それでも3時間くらいは連続して頑張れています。受験を経験していない子はまだ集中するのに時間がかかったり、30分くらいでフラフラしはじめたりします。これからもっと長時間の学習体験を積んで、いつまでも回る独楽のように勉強し続けられるようになっていってもらいたいと思います!

自習室開放日ラスト!

今日は中間テスト前最後の自習室開放日です。すでに2時間ほど経ちましたが、来ている生徒たちは微動だにせず黙々と勉強しています。神々しいくらいの集中空間ですね(^^)/ テストに向けて頑張っていきましょう!

 

人の集中力は最大で90分ほど持続すると言われています。嫌なこと、大変だと思うことをする場合はもう少し短いらしく、一般的に勉強ならば30~60分くらいの持続時間でしょうか。

 

集中の度合は、作業を行っていくうちにどんどん高まります。しかしその途中に、集中が途切れてしまうと、またゼロの状態に戻ってしまい、一から集中を高めていく必要があります。そして人の話し声や動くものが近くにあると、意識がそちらに向いてしまい、集中力が途切れてしまいます。

 

つまり、少し極論ですが「勉強は家ではできない」というのが私の考えです。

 

例えばスマホが手元にあって、ラインの通知が1分間に10も20も入ってくる状態というのは、集中力を1分間に10も20もリセットされている状態です。家の中でスマホの電源を切って勉強する生徒はまずいないでしょう。また、たとえ生徒の部屋の中でなくとも、テレビの音が聞こえていればそちらに意識が向いてしまいますし、家族が近くを歩くだけでも集中力は途切れます。人間辛いことをしているときは、好きなものに逃げたくなります。部屋の中で、漫画本の背表紙が全く見えない工夫がなされている人はいるでしょうか。「ちょっと音楽をかけながら」はJ-popではなく、人の声の入っていないクラシックや環境音楽でしょうか。

 

私は、生徒の言う「家でやる」は全く信じません。それは、勉強をしようという生徒の頑張る心を信じないのではなく、家の中が勉強の「できる」環境ではないということです。もし、スマホやパソコン・ゲーム機を全く持っておらず、テレビも音楽再生機器も家になく、部屋は白や青色系(集中力を高める色だそうです)で統一してあって、分からない問題をすぐに調べて解決するだけの蔵書とそれをサポートしてくれるチューター的な人がいる家に暮らしている生徒がいるのであれば、それはすみませんでしたと言います。

 

しかしそうでなければ、私は自分の目の前で勉強している生徒の学習量だけを信じます。せっかく塾に通っているのですから、是非塾を利用して欲しいと思います。そしてこれを見ている塾生保護者の方にお願いしたいのは、「家でやっている」お子様を塾に行かせてあげてくださいということです。なぜなら、塾には上で書いた環境が全てそろっているからです。勉強をすると言っているのなら、もっと良い環境でさせてあげたいですよね。家はくつろぐ場。家の中で数々の誘惑と闘いながら勉強を頑張っているお子様に、是非「勉強なんて、塾でやりなさい。」と言ってあげてください。(それで「え~。」なんて言う答えが返ってきた場合は、すでに誘惑に負けているかも知れません)

勉強のできる人は仕事もできる!?

仕事には、「納期」があります。どのようなものをいつまでに作って納めるといった具合に、ただ作ればいいわけではなく、「いつまでに」というところも求められます。

 

生徒たちの定期テストに向けた勉強を見ていると、この仕事における「納期」そのものだなぁと思います。

 

『英語のテストで○点取るためには、これとこれとこれを勉強する必要があって、だいたい○時間くらい勉強する必要がありそう。だから○日前からはじめると1日○時間くらいの勉強をしていけば間に合いそうだ。』

 

こんな感じで勉強の計画を立ててそれに沿って勉強していくのが理想的です。定期テストの勉強をするときには、ToDoリストを作成したり、1日の計画表を作ったりする子もいますが、これも仕事術として世に広まっていることを学習の場に落とし込んだものです。

 

つまり、仕事の仕方として紹介されていることを学習の場で実践できれば、それは「仕事のできる人」=「勉強のできる人」となれそうです。ただし面倒臭いから逃げたいという感情と、やらねばならぬという理屈の間で心が揺れ動く子供の心理があります。それが勉強の実践へと大きく作用しているので、生徒ごとの結果に差が出てきてしまうのが現実ですが。

 

しかし逆に言えば、学生時代にしっかりと定期テストの勉強ができた人が、社会に出たときに納期を守れる、いわゆる「仕事のできる人」になりやすいのだと思います。(『仕事のできる』が指すものはいろいろでしょうがここではさておき)

 

「学校の勉強なんて意味あるの?」という古典的な問いに対しての答えの1つが、ここにありそうですね(^^♪ 社会に出て「使えない奴」なんて烙印を押されないように、生徒のみなさんには今勉強を頑張ってもらいたいと思います。

音読をしよう

英語の勉強ですが、「教科書を何度も音読すること」はとても効果的だと思っています。もちろん単語を覚えたり文法の理解と演習をしたりするのも大切です。しかし、パン作りにおける生地をこねる作業とでもいいますか、下準備として英文を音読しておくことで、単語や文法などの知識も入りやすくなります。

 

昨日中1のAちゃんが教科書の英単語テストで満点を取ったのですが、実際に英単語を書いたのは2、3回程度だったそうです。しかしテスト範囲だった教科書本文は、小学生の頃からなんだかんだで20回以上読んでいます。その成果が単語テストにも出ているのですね。

 

我々日本人も日本語を身に付けるために、文法から勉強したわけではなく、まずは親との会話や、絵本の読み聞かせから始まります。今、私がスワヒリ語を身に付けろと言われて文法書と辞書を渡されても絶対にできません。やっぱり語学の学習は、まずは音ありきなんだなぁと思います(^^)/

「作業」ではなく「写経」を

学力の伸びない生徒の中に、「すぐに答えを写してしまう」というパターンがあります。

 

実は、学力の高い生徒の中にも、「分からなくて答えを写す」ということをする子も結構います。ですがそういう生徒は、分からない問題を「分かろう」と思って答えを写します。写しながら解法を理解したり、先に進んで理解が深まってから、また復習に戻ったりもします。分からない問題をそのままにしないのが、学力を伸ばす方法だということが自然にできています。

 

しかし同じことをやっていても、答えを写すことで、勉強をしている「気」になってしまうと、学力は伸びません。もっと酷いのが「提出物の体裁を整える」ためだけの答え写しになってしまっている場合です。こうなってくると、ただの作業で頭は全く動いていません。時間だけを使い、その効果はほとんどなしの状態です。

 

少し前まで、そういう生徒をどうするかが悩みの種でした。「勉強しなさい」ということを言っても本人は勉強をしているつもりですし、効果的な勉強のやり方を教えても、一度楽することを覚えてしまった子はなかなか大変な方には戻れません。そんな、とりあえず提出物や提出期限などは成績優秀者と同じ状態になってしまう、「形だけいい子ちゃん」をどうするべきか。

 

今少し、それを打破するための方法を見つけつつあります。まだトライアンドエラーの段階ですが、試していることの効果は結構ありそうです。提出物だけを守ろうとする原因の一つに、「他人から良く見られたい」という意識があると思います。その意識を壊すようなことをしているので、「形だけいい子ちゃん」たちには結構辛い思いをさせていると思います。しかし、学力は自分自身のパラメーターだということを本当に認識した人だけが、学力を伸ばすことに自覚的になれると思いますので、しばらくは頑張って付いてきてもらいたいと思います。

勉強も素振り

小学生K君が、「最近勉強が楽しい」と言ってくれました(^^)/ 「塾が楽しい」ではなく「勉強が楽しい」と言ってくれたのが嬉しいですね。勉強への興味を持つことができている証拠です。私も、「楽しいだけの塾」にならないように気を付けて指導していこうと思います。

 

小学生の生徒たちにも、「反復すること」の大切さを伝えています。例えば野球であっても、バットの振り方を教わって、すぐにボールが打てるわけではありません。何度も素振りしてフォームを身に付け、トスバッティングを繰り返して初めてボールに当たるようになる。と。

 

スポーツも勉強も、自分の頭や体を使うことには変わりません。ということは練習方法だって同じになると思っています。

焦りつつ冷静に

「本番に強い」「本番に弱い」という言葉をよく聞きます。

 

授業内で生徒の確認テストをしていると、「本番に弱い」タイプだなという生徒が一定数います。1人で問題を解かせればできるのに、私が前にいるだけで、また、制限時間を設けられただけで途端にミスを連発してしまう子です。

 

私の顔が怖いだけなのかも知れませんが(^_^;) そういう子は焦りからミスをしてしまうんでしょうね。その対策としては、プレッシャーに「慣れ」てもらうしかありません。

 

例えばサッカー選手の練習法でも、一通り体を動かして疲れさせてから、フリーキックの練習をしたりするそうです。「試合中、疲れたときに精度の高いボールを蹴る」ためのトレーニングだそうです。勉強とテストの関係にも、このサッカーの話との共通点があると思います。テストを受けているときは、焦りも出てなかなか冷静になるのは難しいです。ですから日頃の練習(勉強)時から、焦った状況を作って学習しておけば、試合(テスト)の時でも高い精度の解答ができるのではないか。と。

 

そこで授業で確認テストを行うときは、必ず制限時間を設けています。そして私が、「残り30秒!」などとコールして、どんどん焦らせます。その中で正解を目指してもらいます。焦った状態でも、頭の芯の部分は冷静に。その感覚を身に付けていけば、きっと「本番に強く」なるはずです。

新高校1年生のみなさんへ

高校受験が終わった途端に、悲しいくらいに勉強へのモチベーションを下げてしまう生徒がいます。そういう子をたくさん見てきました。今思えばきっと、我々講師のリードの仕方が悪かったのだと思います。高校受験を終えても、その子たちの勉強生活は続きます。むしろ高校受験は地区大会のようなもので、本当の全国大会は大学受験です。高校に合格することで満足してしまっては、全国区の選手にはなれません。

 

難関・上位大学に入学するためには、学校の授業のほかに、2000時間ほどの学習時間が必要です。スポーツ選手は一般的にプロになるまでに10000時間の基礎練習を積んでいるそうですが、それに比べればずっと少ない量で済みます。とはいえ2000時間というのは、高校1年生から始めると1日2時間、2年生からだと3時間、3年生からだと7時間ほどになります。高校受験は3年生からで何とかなってしまったかも知れませんが、大学受験はそうはいきません。特に難関私大・国立大学を目指すなら、高校3年から勉強を始めたのではまず間に合いません。できるだけ早く始めて、少しでも可能性を広げておきましょう(^^)/