先生と生徒、どっちが主役?

今回の中学生の中間テストの直前で、自分自身の指導の中にまだ「講義」の部分が残っていることに気付きました。

 

もくせい塾は「講義をしない塾」です。もちろん分からないところは教えるのですが、それを教えるときに講義をして生徒の時間を奪っていることに気付きました。

 

そこで少しやり方を変え、生徒に実践させそれに付き合うやり方にしてみたところ、生徒が少し積極的になったような気がします。まだまだ私が生徒の受け身な瞬間を作ってしまっていたんですね(;一_一)

 

試行錯誤、暗中模索。まだまだ完成には程遠いです。今回手に入れたやり方を改善しつつ、良いと思うことはもっと取り入れていこうと思います。

指摘する

富士中学校の中間テストまであと1ヵ月ほどとなりました。

 

どの学年の生徒も、今は学校の内容を中心に勉強しています。英語に関しては、かなり予習の進んでいる生徒が多く、もう少ししたらテストに向けて復習をやり込むことができそうですが、中には以前学んだ内容が身についていない生徒もいます。そういう生徒には、進度は遅れてしまいますが適宜復習を取り入れるようにしています。今の指導システムにしてから、生徒の達成度がより把握できるようになりました。できなくなっている生徒には、それを指摘して勉強を促します。

 

私はなにかを指摘するときに、含ませた言い方をせず、ストレートに「できなくなってる」「前にやったよね」「ダメ」と言います。自分でも少しキツイかなと感じますが、これには「一度学んだものは、その場で身に付けるべきだ」という意味を込めており、生徒にもそのことを伝えています。

 

成績の良い子と悪い子の差は、その場で身に付けようとする意識の違いで生じると感じます。何かに本当に困ると、そのための対処方法をすぐに身に付けようとします。一方、危機感を感じないままだと「身に付けること」を必死で行おうせず、すぐに忘れてしまいます。ですからその危機感を演出するために、指導中は以前学んだ知識をこまめに確認し、できないときにはキツく指摘しています。ダメだしされるのを怖がって、必死に食らいついてくる生徒はそれだけで力がメキメキと上がっていきます。

学習記録シートについて

もくせい塾では、「学習記録シート」というものがあります。生徒に1日の勉強の予定表と、帰りにその振り返りを書いてもらうものです。

 

それを見ていると、いろいろなことが見えてきます。例えば、成績が上がるなと感じる子の振り返りには、「ストーリー」があります。昨日の振り返りで「今日は〇〇ができなかった」とあったのが、今日の振り返りで「昨日できなかった〇〇を解きなおした」となっていたり、前の内容を踏まえて書かれています。こういう生徒は、具体的に行動を起こすことができており、成長の予感がヒシヒシと感じられます。

 

一方、もうひといきだなあと感じるのが、「〇〇ができるように『なりたい』」と、希望形で書かれているものです。希望の形でコメントするというのは、まだまだ課題克服の筋道を自分の行動に落とし込めていない証拠です。では、いつ・どのようにやるのか。そこを先送りしてしまっているうちはまだ伸びません。そこを具体的に考えて欲しいので、私が書くコメントのほうに、「このようにやってみよう」と少しヒントを出したりしています。そこから振り返りの文面が変わる子もいるので期待して待っています。

 

また、それ以前のレベルの子もいます。そういう子には一つずつダメ出しをしています。振り返りのコメントに漢字の間違えがあるもの、漢字が使えるのにひらがなで書いてあるもの、日付や自分の名前が書かれていない等、不備のあるもの…。その都度訂正しています。地道な作業ですが、「報告書」をしっかり書けるようになるのも、学力につながると思っています。まずは自分の勉強を自分で管理できるようになることからです。保護者の方には面談時にお見せしているので、その際お子様がどのレベルにいるのか、是非確認してみてください(^^)/

数学ができない生徒

数学が苦手な生徒を見ていると、「真似るのが下手」という共通点が見つかります。特に、計算問題で間違えてしまう生徒の場合は、途中式を真似することができていません。

 

私が説明するときに書いた途中式で、「この順で途中式を書くように」と指示して書かせると、1つ目の問題は解けるのですが、次の問題になった途端にオリジナリティを発揮しだして謎の計算を始めてしまう子もいます。(当然答えも間違っています。)

 

式の理解が伴っていないこと、また何においても「手順を真似る」という癖が付いていないことが原因だと思います。式の理解に関していうと、私の説明が悪い場合もありますので、別の切り口から同じことを説明したり理解の補助をしています。手順を真似させることに関しては、同じやり方ができるまでやり直しをさせたりします。こういった状況の子の場合、たくさん演習を行うだけで改善するわけではないので、1問の解法を完璧にトレースできるまで何度も付き合うことで乗り越えようとします。それができてから演習です。

 

また、途中式を書くのを面倒臭がって暗算に頼るようになり、解法が身につかない生徒というのもいます。こちらのタイプのほうが(特に男子に)多いです。こういう場合は、途中式を書いていないことを叱って矯正させるのが手っ取り早かったりします(^^)/ しかし、本気でミスを怖れるようにならないと手抜きグセはなかなか治らないので、学力向上のためにもそこをちゃんと伝えなくてはいけませんね。

 

いずれにせよ、計算問題で点を落とすくらいの生徒には、通り一遍等の指導では通用しないことがほとんどです。そういった学力層に効果的な指導を探求していくのも、私のテーマの一つです。

『叱る』ことについて

昨日は、ある生徒を叱りました。理由は、3週間連続で宿題をやってこなかったのと、伝えていた持ち物(学校のワーク)を持ってこなかったからです。叱った理由は本人の勉強に関わると思ったからなのですが、私は遅刻や宿題忘れのような「約束破り」をされるのが嫌いです。それは、人と人との信頼関係に関わることで、勉強よりも大切だと思っているからです。

 

ところで、どうやら私は一部の生徒からは怒らせると怖いと思われているみたいです。ある生徒からの又聞きなのですが、学校で塾の話題になるときに、「先生が怖い」という話になるそうです(^_^;) うーん、怒るのはごくたまにで、ほとんどの場合はニコニコしているつもりなんですけどね…。

 

私の指導の基本は、「褒めて伸ばす」です。でも、「褒める」も「叱る」も指導の一環だと考えています。生徒に「こうして欲しい」ということがあるときに褒めたり叱ったりしています。そして、「褒め」でなく「叱り」を選択する場合には、どうすれば効果的かということを考えた結果、感情をドンと出す「怒り」を入れることにしています。長期的に指導するにあたり、叱るのは少しのほうがいいと思い、1発で訂正させるにはどうしたら良いかを考えた結果です。しかし、最近の指導書などには「『怒る』でなく『叱れ』」とありますし、上手な叱り方ができればこんなに体力を使わずに済んでいいのですけどね(^_^;)

 

昨日は混雑していて、他の生徒への影響も考えた結果、声も小さめの『エキサイテッ度30%』くらいの爆発度合でした。『エキサイティッ度100%』の大爆発を体験したことのある子からしたら、見ていてちょっともの足りなかったかも知れませんね(笑)。でも、プロレスではないので、くれぐれも「もっとやれ!もっとやれ!」なんて言わないように。

語彙力

中学3年生の期末テストには、熟語の読みが出題されます。ですから昨日、生徒たちに熟語のチェックテストを行っていたのですが、「明日」を「あした」「あす」と読めても、「みょうにち」と読める子がいませんでした(◎_◎;)

 

国語の基礎的な読解力は勉強にとても大切です。その読解力を支えるのが漢字の読み書き意味の把握だったりします。「みょうにち」を知らない子は、極端な話、英語の授業中に「『私はあした、学校にいくつもりです。』を英訳して」と言われたら解けるけど、「『私はみょうにち、学校に行く予定です。』を英訳して。」と言われたら解けないということになってしまいます。

 

これはなかなか大変なことです。私は普段、生徒に説明するときに簡単な言葉を使うことを意識していますが、少し難しい知っておいて欲しい言葉も意識して使うようにしていこうと思いました。言葉遣いを生徒に合わせて易しくすることは簡単なのですが、少し難しい言葉も織り交ぜるとなると、逆に難しく感じます。これはやりがいがありそうですね(^^)/ 保護者の方も、お子様に言葉の意味を尋ねてみてくださいね。

安心して頼って欲しい

昨日の記事で、生徒を指導するときは試行錯誤して効果的な方法を探るという内容を書きましたが、その方法が取れなくて困る生徒もたまにいます。それは、情報を提供してくれない生徒です。

 

テストの結果や、範囲表などを持ってこないというのはまだ序の口で、当の本人が直前になるまで全く把握していなかったりすることもごくたまにあります(^^;

 

でもそれもまだまだかわいいほうで、本当に一番困るのが、心を開いてくれない子です。昔私が塾講師時代に体験したのが、「何を聞いても返事をしてくれない双子」の生徒というのがいました。指導していても無反応。笑わせようとしても仏頂面…。一応問題は解いてくれるのですが、ずっと砂漠に水をまくような、つながっていない電話に話しかけるような思いになり、その時はとてもキツかったです(^^; 私が原因ならまだいいのですが、初めての授業の時からその状態で、一体その子たちに何があったのかと思いを巡らせずにはいられませんでした。

 

私は保護者の方から依頼を受けて、子供の学習を管理・指導するのが仕事だと思っています。生徒の学習状況を全て把握できればそれがやりやすくなります。ですから、心を開いてくれない子は全てを把握できないので、とてもやりにくくなります。もちろんプライベート全てをさらけ出せと言っているのではありませんが、少しは信用してもらいたいなと思っています。自分で学習管理のできる子はもうそうしています。塾に来たなら、先生に全部預けてしまったほうが学習効果も期待できるはず。それを踏まえて、塾の先生をもう少し信用してくださいね(^^♪

 

ちなみに後日談ですが、上記の双子の子たちは、数ヶ月後には私のギャグで笑ってくれるようになり、授業でも指導に対して反応してくれるようになりました。粘り強さの勝利!はたまた、私のギャグが笑えるレベルになった、の…か…な?(だとしたら、それまでどれだけお寒いことを言っていたのやら。)

根くらべ

中3北辰テストまであと20日、富士中の期末テストまであと1ヶ月を切りました。

 

もくせい塾では塾生によって、進めている課題が異なります。それは、今のところ入塾基準のようなものを設けていないので、入塾時の生徒の学力はバラバラだからです。ですからその生徒の今の学力・学習状況によって課題を変えています。基礎を固めるのが絶対的なテーマですが、生徒によって苦手なものや、もう少しで克服できそうなことが違うので、それを私が目で見て今行うべきことを判断しています。

 

行う課題に関しては今の学習状況を見て判断しますが、指導の仕方はもう少し複雑です。生徒の性格や、その日のコンディションによっても変える必要があると思っています。指導する私は一人なので、もちろんその全ての状況に対応できるわけでもありませんし、技術の未熟さが招くミスもあります。ですが、ひとつのやり方に対して効果があるかどうかを確かめたら、それを踏まえて次のやり方を模索し実践するということを常に心がけています。多くの子は1つ目から3つ目くらいの内容で効果的なことを発見できるのですが、5つ、6つ試してもイマイチしっくり来ない子もいます。そういう子には、ガラッとやり方を変えてみたり更なる試行錯誤をしていきます。

 

いくつか塾を転々としている子だと、たまに「塾慣れ」のような症状を出してこちらからの指示を受け流すような子もいます。そういう子はなかなか成績が上がらなかったりしますが、こちらから「ダメ、伸びない」と思うことは絶対にありません。「やり方が悪いだけ」と捉えて粛々と次のやり方を模索します。もう、どちらが音を上げるか、根くらべのようなものですね(^^♪

当たり前の基準を守る

もくせい塾は集中するときと脱線するときの差が大きい塾です。ですから脱線するときは、それこそ時には勉強にならないくらいに脱線しまくります(^^;

 

そんな雰囲気で進んでいますが、一つだけ、厳しいかも知れない面があります。それは「理由無く授業に遅刻しない」ということです。当たり前のことなんですけれどね。

 

授業の始まる時間というのは、勉強を始める時間です。それをルーズにしてしまうことは、学習に対して妥協を持ちこんでしまうということです。「5分くらい遅れてもいいよね」という思いを持ってしまうと、それはいずれ「この問題は分からないままでもいいよね」や「少しくらいサボってもいいよね」という考えに繋がります。その少しの気の緩みが積み重なることで、学力の圧倒的な差につながると私は考えています。実際のところ、学力の高い子は理由の無い遅刻をしません。

 

小学生中学生、時には高校生くらいの年齢であっても自分を律するのは難しいです。勉強しなくてはいけないのは分かってる、でも面倒臭い、やりたくない。そういった、義務感と感情の間で揺れ動く生徒たちの行動を、より有益な方向へ導く為には、厳しさだって時には必要になる。と私は思っています。

活字に触れること

昔、実際にあった話です。

 

中3の受験生を指導していたときのこと。国語の成績がかなり悪かったので、何が原因か探ってみたところ、その生徒は漢字が全く読めていませんでした。5科目の偏差値は、真ん中くらいだったので、「まさか」とは思っていたのですが…。設問の「次の中から筆者の意見と合致するものを選べ」の「筆者」と「合致」が読めず、意味も分からないので適当に選んで間違えていたのです。

 

その時、日頃から活字に触れることの大切さを学びました。その生徒は、文庫本を最後まで読んだことが無かったそうです。国語の読解力は全ての勉強の基本です。また、すぐには身につかない力なので、日頃から本を読むなり活字に触れて養っていく必要があります。学校では設問の読み方なんて教えてくれないですからね。

 

そんなわけで、ことあるごとに生徒たちには「本を読むように」と言っています。読むものは自分の興味のあるものならなんでもいいです。もし何を読んだらいいのか分からないなら、周りの大人が何かおススメしてあげるといいと思います。国語が全ての科目の基礎にあり、英語や数学が多少できなくても国語ができれば成績はすぐに上がりますが、国語ができないと成績は頭打ちになります。義務教育で行っているのは、将来社会にでても困らない学力を身に付けることです。上記の生徒のように、日本語が読めないのに偏差値が「中くらい」では、将来社会に出たときに困ってしまいます。読書の勧めは生きる力を身に付けてもらいたいからとも言い換えられますね。

教えない塾

できると思っていた問題ができなくなっていたとき、生徒は焦り、落ち込みます。でもそんな時だからこそ、自分で乗り越えてもらいたいと思っています。


[何度も教えない]

一度解いたことのある問題でも、少し期間が空いてしまうと忘れてしまうこともあります。そのときに、「自分で思い出す努力」がとれるかどうかで今後の学力の伸びが変わります。いけないのが、すぐに諦めてしまい、同じ解説を求めてくることです。そういう生徒はその後も同じ問題を何度も聞きにきて「分かった気」になるだけで、結局その問題を自分のものにできないまま入試を迎えることになります。


ですから私は、どうしても自分で知識を修復することが不可能になっている場合以外は、自分で復習するよう促します。以前作成したノートや問題の解説があればそれは可能です。時には、私の態度が生徒の目に冷たく映ることもあるかも知れませんが、そこは心を鬼にして頑張ってもらいます。すぐに解説に応じることは一見やさしいように見えますが、実はそれが生徒の「自己解決能力」をどんどん奪う、とても残酷な行為であると信じているからです。

[よどみなくスラスラ、ハッキリと、瞬発的に]

[口頭テスト]

前回の投稿で、人は忘れてしまう生き物だという話を書きました。忘れてしまうのは仕方が無いことです。ですからその都度、何度も復習していけばいいと。


でも、時間は有限です。今勉強している成果が「受験」に求められる以上、制限時間の設けられた中での学習効果を考えなくてはいけませんよね。そこで暗記をする場合などは、覚えたことを忘れにくくしていく努力が必要です。そのためにもくせい塾では、口頭テストを「よどみなくスラスラ、ハッキリと、瞬発的に」答えることを合言葉に行っています。


生徒によって、一口に「覚えた」と言っても、様々なレベルです。20個くらいの英単語でも、パッパッと出てくる子もいれば、ウンウン唸ってやっとの思いでひねり出すような子もいます。それを、「何も考えずに聞かれたら間髪入れずにスラスラ答える」レベルで行えるようにしています。思い出すのに時間がかかる知識というのは忘れるのも早いです。ですから、記憶の深い階層に染み込ませるように、自分の名前を言うのと同じくらいたやすく出てくるまで暗唱させます。そのくらいのレベルで行って初めて、「抜けにくい知識」になると思っています(それでも抜けます)。当然暗唱テストの合格基準も満点以外ありえません。自分の名前を間違える人なんていませんからね。


忘れたら覚え直せばいい。でも、忘れない努力をすることも大切。受験生には、「今出会う問題は一期一会だと思って取り組みなさい」と言っています。今日やった問題、次に出会うのがもし受験当日だったら...と本気で思える子が、暗記口頭テストもスラスラと合格していきます。

思考力・記述力を身に付けさせる

昨日、教材会社の人と話す機会がありました。中学校は来年から教科書が改訂していくので、それに向けた新しいテキスト作りなど、興味深い話を聞かせてもらえました(^^♪


その教材会社さんの扱っているテキストで、理社の記述問題集があります。これから公立高校入試でも思考力や記述力を必要とする問題が増えていくので、こういった問題集の導入も考えていこうと思っています。



[本物の思考力・記述力を身に付ける]

でも私は、本物の思考力・記述力は、記述問題をただこなすだけでは身につかないと思っています。記述問題を解いて丸付けし、解説を読んで覚えるようなやり方をしていては、用語の暗記と同じになってしまいます。


ですから、その前に生徒たちには是非、「語れる人」になってもらいたいと思っています。例えば歴史の学習でも、何か事件が一つ起こる前にはその原因があるはずです。その因果関係をつかみ、結果どうなっていったかまでをまず「語れる」ようになること。そしてそこから私たちが何を学び、これからの世界にどのように役立てていけるかを考える力が、今後求められる能力だと思います。入試でもそれらを踏まえた問題が出題されるようになっていくはずです。


そのためにまず第一弾として、写真のカードを用意してみました(^^)/ 入試に対応するために、用語の暗記や、年号の並び替え問題にも使えるようにしました。でも、これだけだと今までの学習と同じなので、少し違う使い方をしています。生徒にこのカードを見せ、その出来事について「語らせ」ています。因果関係や出来事同士を結び付けていく作業をさせ、記述問題にも対応できるようにしています。ちょっとしたゲーム感覚でできるのでおススメです。楽しく強くなれるように、あの手この手で勉強をすすめていきます。

生徒を「見る」

本日、生徒のK君が名言を放ってくれました。

 

「努力は人を裏切らないって言うけど、『間違った努力』だと思いっきり裏切られますね。」

 

成績の伸び悩みをなんとかしたくて、もくせい塾の門を叩いてくれたK君。早くも手ごたえを感じてくれているようです(^^)/

 

生徒たちを見ていて感じるのは、成績が伸びない生徒のほとんどは「基礎固め」が足りません。そしてこれは、成績上位者にも当てはまるということです。K君はもくせい塾に来る前、難問集のようなものを何時間も解いていたようです。今は基礎を固め直すことで模試の偏差値がグングン上がっています。夏休み中、成果の出ない、辛い勉強をずっと続けていたのを不憫に感じます。「もう大丈夫だ」と安心させてあげられるように頑張っていきたいと思います。

 

[生徒を『見る』]

塾の役割は生徒の成績を上げることですが、その為には生徒をよく「見る」ことが欠かせません。その子に何が足りないのか、どこにつまづきがあるのか、何を困難に感じているのか、好きな作業は何か、また嫌いな作業は何か。チェックする項目はたくさんありますが、それらを「見る」ことで生徒の状況を見極め、効果的な学習方法を提示することで初めて、成績アップの効果が期待できます。例えるなら、医者が患者の病気を「診」て、処方箋を出すようなイメージですかね(^^♪ 骨折している患者に風邪薬を出しても治療とは言えません。

 

ですから、私は正確に生徒の状況を把握できるように診察力を鍛えていこうと思います。それこそ、診察が的確で適切な処方箋が出せるのならば、あとは自然治癒力で良くなっていくはずですから。

「勉強が嫌い」という生徒の指導

[スモールステップ]

生徒のできるところまで戻り、そこからできることを一つずつ増やします。そして慣れてきたら少しずつスピードアップして学校の内容に追いつきます。勉強嫌いな生徒に対しての指導はこの方法で進めます。それは、勉強が嫌いな原因として、「できない」から嫌いになってしまっていることが多いと感じるからです。


例えば、「今月中に自動車に代わる環境にも配慮した輸送手段を作って」とか、「明日冬季オリンピックだから、スキーのジャンプ競技に出てメダル取ってきて」なんて突然言われたら大人だってどうしていいか分からなくなってしまいます。「そんなの常識的に無理ですよ」って大人なら言えますが、「なんでやらないの!」なんて責められ続けたら、大人でもやる気がなくなってしまいます。子供の学力についても、同じようなことが言えると思います。


どこかのタイミングで躓いてしまって立ち止まってしまったのに、授業はどんどん進んでいってしまう。そして分からないからできないのに、「なんでやらないの!やりなさい!」と親や先生は言い続ける…。この状態が続いた結果、「勉強嫌い!」と匙を投げることになってしまうのだと思います。ですから、まずは分かるところに戻ってやり直すことが勉強嫌いを改善する最も有効な手段だと考えます。


時には、高校生に小学生の漢字や計算ドリルのようなものをやらせることもあります。一見遠回りに見えるかも知れませんが、躓きポイントがそこならば、小学生の内容を高校生にもやってもらいます。もちろん高校生は小学生に比べて体力も筋力もずっと勝っていますので、行う速度はずっと速いものを要求します(^^)/ そしてだんだん高度な内容に入っていき、いずれは「K点越え」の大ジャンプができるように指導します。

集中力を高めるために

 [時間を測る]

写真は私の使用しているストップウォッチです。長く愛用しているものなのでかなり年季が入っています。ストラップに毛玉が…(^^;


小学生なら計算プリントや暗記カード、中学生なら漢字・英単語の暗記、暗唱文など、授業で行う作業ではいつも時間を測ります。これは時間制限を設けることで急いで進めようとし、集中力が高まること(締め切り効果と言うらしいです)を狙ってのことです。同じ作業でも、時間を決めて行うほうがメリハリもつきますし、集中力も高まってミスも減ります。


また、「普段はできているけど、テストでは焦ってしまってできなくなってしまう」といった状況の改善にも効果的です。こういった生徒は、①「学習してきた内容をテストで正確に再現できるまで勉強をやり込めていない」か、②「普段と違う環境で舞い上がってしまう」かということが原因に考えられます。①の場合は問答無用で勉強をもっとするべきですが、②の場合は、普段の勉強のときから本番(テスト)を想定して練習することが必要になってきます。時間を測られるだけでも、緊張感が出て本番の環境に近づきますので、もくせい塾ではいつでも「締め切り有り」の勉強を行っています。

小学生の英語指導について

2学期が始まり、南越谷小では今週から、出羽小では来週から市内陸上大会に向けた陸上練習が始まりますね。授業の時間に間に合わなくなる場合もありますので、時間を繰り下げて対応いたします。


アルファベットのカードを作りました。これで英語の導入を行っています。新しく始まった小学校の英語は「覚えること」よりも英語を聞き流して「聞けること」に力を入れています。聞ける耳を作るということは、英語学習の初歩ではとても大切なことです。でも将来を考えると、英語の筆記試験も避けては通れません。ですから覚えることも同様に大切です。もくせい塾ではフォニックスなども取り入れつつ、単語の暗記や筆記の量も増やして、バランスよく英語の能力が育つ指導を心掛けています(^^)/

指導について③

[個人指導]

「個別指導」と書くと、いわゆるパーテーションで仕切られた机で行う、先生1人に生徒が1~3人の授業形態をイメージしてしまうと思ったので、あえて「個"人"指導」としました。

 

子供たちはひとりひとりの個性があって、勉強で分からないところもそれぞれ違います。ですから個人個人に合わせた指導法を考えながら行うことが学力向上には一番効果的だと私は思っています。A君には効果的だった方法がB君には全く合わない(-_-;)というようなこと、今までの指導経験でいくらでもありました。その都度、試行錯誤してあの手この手を試してきました。

 

勉強ができるようになる為、自分で練習して習得する時間はどんな子でも必要不可欠です。でも、子供たちひとりひとりが立っている状況は違うのだから、「何を行うか」はその生徒の学力や目標に合わせて決めるべきです。それゆえテキストもその指導に合ったものを私が選びます。ですから同じ学年でも生徒ひとりひとりテキストも違いますし、さらには科目ごとで別々の教材会社のテキストを用意します。やるほうは結構しんどいのですが(^^;、これも生徒のためです。塾長の私がひとりひとりととことん向き合うという思いで作った塾ですから、これくらいはやりたいなと思っています。これが個別指導をさらに追究した、「個人指導」です。

指導について②

[少人数制]

もくせい塾では1回の授業は5人までの人数限定制です。なぜ少人数制なのかと言うと、それには私のわがままが少し込められています。

 

以前塾長として勤めていた学習塾では、私は授業は持っていなかったのですが自習室の質問対応は行っていました。その時に、質問対応に回り切れないことがたびたび起こりました。ありがたいことなんですが、人数の多い教室を担当させてもらっていた為、テスト前や受験前になると毎回自習生がごった返しました。そうなると質問対応もフル稼働です。使い放題の自習室がある塾ではよくあることなのでしょうが、私に質問する為に生徒が何人待ちなんてことが続いてしまいました。私としては教えることが大好きでこの仕事をしているので嬉しい悲鳴なのですが、待たされる生徒さんからすると「早くして~」な状態ですよね(^^;

あの時程、自分の口が一つ、腕が2本しかないことを悔やんだことはありません…

 

そんなわけで、私が聖徳太子になれるまでは、生徒ひとりひとりをじっくり「余裕を持って」見られる人数に制限して授業を行いたいと思い、少人数制を採用しました。

指導について①

塾が無事開校しまして、生徒募集をかけ始めました~(^^)/


そこでみなさんに私のことを知ってもらう為にも、もくせい塾がどんな塾なのか少しだけここに書いておきたいと思います。


〔自立学習指導〕

生徒にとって、もちろん目の前の大きな目標は「受験」だと思います。でも受験が終わっても勉強は続きます。ですからもくせい塾では、ずっと先のことを見越して「一生モノの勉強スキル」を身に付けられるよう指導します。


よく、「受験が終わったらもう勉強しなくてもいいから今頑張れ」と言っている大人の話を聞きますが、それって今走らせるだけの「ニンジン」になっちゃってると思います。受験を無事終えて進学した先の学校で、成績を下げ続けてどんどん埋もれていってしまった生徒を何人も見てきました。そういう子は、「受験」が目標になってしまっていたのだと思います。「受験はあくまで通過点」です。もちろん受験期間が人生で最も勉強したという経験になるのはいいことです。それだけ頑張ったという思いは、後々の支えになるはずですからね(^^♪


でも大学に入学してからも社会に出てからも勉強は続きますし、それに逃げずに取り組んでいる人が成長し続け、成功できるのだと思います。ですから、後々困難にぶつかったときに、それを「自力で」乗り越えられるような問題解決能力を身に付けられることが子供たちにとって、本当に大切なことなんじゃないかなあと思っています。


そこで「自立学習指導」。生徒本人の力を見ながら、自分でできることをひとつずつ増やすような指導をします。計画の立て方、勉強の進め方、辞書や参考書の使い方などなど、戦う力を身に付けられるように指導しつつ、授業を行っていきます。


魚を捕れなくて泣いている子に、魚を取ってあげるのではなく、魚の「捕り方」を教えてあげる―有名なたとえですが、結局はそういう指導が子供の学力を向上させる近道になると思います。そこで得た「道具」を駆使して、子供たちはどんどん伸びていくことができると信じています(^^♪