新入生募集

もくせい塾では、2025年度の新入塾生を募集しております。

小4〜高3
弊塾では自立学習というスタイルで指導しております。
ご興味がある方はメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

指導合格実績(一部)
大学
千葉・埼玉・宇都宮・山形・埼玉県立・早稲田・慶應・東京理科・青山学院・立教・明治・法政・学習院・芝浦工業
高校
浦和・浦和第一女子・大宮・春日部・越谷北・蕨・不動岡・越ヶ谷・川口北・早稲田・早稲田本庄・立教新座・栄東・中大杉並・大宮開成・淑徳与野・駒込・正智深谷・獨協埼玉・昌平・春日部共栄・國學院栃木

合格発表

今日は埼玉県立高校入試の合格発表日だった。

先ほど最後の生徒が報告にやってきて、弊塾の塾生たちからも全て報告を受けた。残念ながら全員合格とはならなかったが、今は全員の奮闘を労いたい。
もちろん自分の関わった塾生には全員笑顔になってもらいたかったが、受験は公平ではなく平等なもの。こういう結果も受け止めなくてはならない。

しかし、今年は本当に予想を超えた合格者が多数出る結果となった。
申し訳ないが正直もっと堪える結果を覚悟していたので、良い意味で少し肩透かしをくらった。おそらく、自分自身の予想が「私が指導した効果」を加味したものだからだろう。私が"手取り足取り丁寧に"指導していたらきっともっと不合格者が出ていた。この結果は生徒本人の力によるものだ。そう考えると自分の"指導方針"をより信じられる結果になったが、自分の進路指導の腕はまだまだだということでもある。そしてそれを伸ばしていくには、生徒の「潜在能力」をもっと"信じる"必要が出てくる。自分自身の技術ではなく、自分ではどうしようもない部分を信じるのは怖い。"信じる"と言う都合のいい言葉で、相手に責任を押し付けることにもなりかねない怖さがある。しかしそろそろ次のステージに上がるには、勇気を出してそこを模索していく必要も出てきたのだろう。

そして、今回受験を戦った塾生の皆さんへ
不合格だった子は残念です。先生も悔しい。
もしかしたら今、自分を全否定されたような衝撃を感じているかもしれません。
でも、ここまで頑張ってきたことは私がしっかり見届けました。
それは決して無駄なことじゃない。間違いなく自分の成長につながっているんだ。
だから今は泣いていてもいいから、いつかはまた立ち上がって前を向いてください。
これで終わりじゃない、まだ"次"がある。
今日の悔しさを忘れないで。それは絶対に自分のエネルギーになるから。
またいつか、自分の通っている学校の制服を誇らしく着ている姿を見せてくれたら嬉しいです。

合格できた子はおめでとうございます。
ここまで頑張ってきた結果が実ったことを喜ばしく思います。
その努力は、毎日積み重ねた学習記録シートの厚みが証明してくれてますね。
でもここからが本当の勝負です。
まず絶対に言えるのが、高校には「自分よりできる人」がいるということです。
学校の中で負けているようでは、"次"を戦うことなどできません。気を引き締めて。
ここで勉強を辞めてしまうような人にだけはならないでいてください、先生からのお願いです。
そして、気づいていてくれると嬉しいのですが、
君たちの勉強は、「君たちだけのもの」ではありません。
ここまでやってこられたのは誰のおかげでしょうか。
お腹がすくとすぐにフラフラと集中を乱す君たちでも
毎日飢えず、凍えず、そして更なる成長の機会を与えてもらいました。
そのことをよく考えて。今すぐ横を見て隣の人に一言、
「応援してくれてありがとうね」って言ってもいいんだよ。
その気持ちを忘れなければ、これからの君たちの活躍は約束されたようなものです。
そんな期待を込めてエールとさせてもらいます。

受験生の皆さん、お疲れ様でした。

元塾生の訪問

今日は元塾生が訪問してきた。聞くと、わざわざ大学合格の報告に来てくれたそうだ。

 

そうか、もうそんなに経ったのか、と思う。毎年受験生を送り出してはいるが、彼が卒業したのが3年前。その頃とは見違えるほどに背の伸びた彼の姿からも流れた時間を感じる。

 

ここに塾を立ち上げてもう10年、多くの生徒が訪、時を過ごし、巣立っていった。今年の受験生ももういない。この時期はいつもこうだ、教室がやけに広く感じる。私は姿は見違えたが話し方は3年前の癖を残している彼の言葉を聞きながらそんなことを思った。

 

我々は子供の学力を伸ばし、そして送りだすのが役目。最後に瞼の裏に焼き付くはその後ろ姿だ。だからこそこうして目を見て「合格おめでとう」と言えたことに感謝したい。頑張れ、これからも応援してる。