勇者になるには反復だよ

明日で近隣の中学生の期末テストもすべて終了する。塾生の皆さんは答案が返却したら持ってきてください。

定期テストの勉強に必要なのは"基礎の反復"だ。なにも難しいことはない、中学生ならば学校のワークを繰り返し解くだけ。ただこの"反復"の回数が生徒ごとに差がある。1回や2回ではテストで発揮できる力は得られない。7回くらいやると結果が目に見えて変わり"勉強の成果が出た"と感じられる。

私自身の"反復"の重要性は「テレビゲーム」で身についたように感じられる。あとは図鑑や小説。お気に入りのゲームは繰り返し解いて、何も考えずに操作できるようになっていった。これが勉強においても、反復して何も考えずに手を動かせるようにしておくとテストでも役立つという感覚になった。またゲームの世界で出てくる知らない言葉も、同じ世界を繰り返すことで身についていった。おそらく私の英語力はスクウェアに育てられた。

ワークを1周終えるたびに「チャララチャッチャッチャ〜♪」と頭の中でレベルアップの効果音が鳴り、2周・3周目は必殺技(解答解説)を使わない縛りプレイ、4周・5周目は終わりのページから逆走プレイ、7周目以降はタイムアタックというようにゲーム感覚で勉強していた。そこまでゲーマーでもなかったし我ながらしょうもない妄想なので真似しなさいとはあまり言えないが、ワークを繰り返すたびに"現実でのレベル"が上がっていくのは本当だ。

英検は必要?

埼玉県立高校入試の調査書の項目から特別学習の記録がなくなり、英検などの検定所持が点数化されなくなる。

これにより受験において英検の重要性が下がったかというとそうではない。その先の大学受験では英検は重要な資格となる。早稲田や慶應、法政大学などでは英検の級やスコアによって英語試験が免除になったり、上智や東洋大学などではみなし得点として当日の英語の試験に点数がもらえる学部や試験方式もある。また立教大学では英語の試験がほぼ英検(もしくは共通テスト)に置き換わっている。その他の大学でも当日の英語の試験に加点されるようなところがほとんどだ。大学受験では英検の準1級を持っていることがかなり強力な武器になる。

今でも英検を受ける中学生は多い。中学在学中に準2級を取っておけば、レベルは高いが高校生で準1級を取る目処も立つ。高校受験が近付いてきた中3の夏前にお守り的にバタバタと英検を取りにいくのではなく、中学生のうちから大学受験を見越して英検取得を進めていくご家庭が増えてきた印象だ。私立高校入試では取得英検によって推薦基準が優遇されるので、いずれにせよ早めに始めて"コツコツと"取得計画を進めていくのがいい。

シャーペンと鉛筆

昨日は中3生の第2回北辰テストだった。塾生の結果はどうかな。

埼玉県立高校入試にマークシート式が導入されたので、北辰テストもそれに倣ってマークシート式となった。送られてくるテスト問題を見ていてややこしく感じるのは数学だ。選択肢を選んでマークする問題と、マークシートの番号で答えを作成する問題が混在、それに記述問題もある。ちなみに大学受験生が受ける大学入試共通テストは全てマークシート式。それに比べて埼玉の高校受験生は頭の切り替えが大変なのではないだろうか。

あまり気にかけたことはなかったのだが、このようなテストを受ける場合、生徒はどんな筆記用具を使うべきか。"マークシートは2Bの鉛筆で"と私の頃は習ったものだが、これだけ記述とマークを行ったり来たりしなくてはいけない場合、いちいち鉛筆に持ち替える時間が勿体無い気もする。濃い目の芯でシャーペンと言うのが妥当なところだろうか。しかし今年度の入試問題はマークシート式の問題配分が9割ほとになるらしいので、その場合はやはりシャーペンで計算、塗りつぶしは鉛筆での方が早い気もする。

こんなこともあるのね…

ある中学校の修学旅行の日程が、第4回北辰テストと重なっている。
年間行事予定表も確認はしていたのだけど"まさかそんなことはないだろう"と、すっかり見落としていた。わーエグい。

市内の公立中学校が順番に修学旅行に行くのでその兼ね合いもあるだろうし、公教育機関がイチ企業のテスト日程を考慮して予定を組む必要もない。ないのだが。

埼玉県の高校受験生が北辰を使うことはもう当たり前なことだし、夏休み明けの北辰テストは私立高校の推薦基準の資料になるものだ。夏休みが明けると、北辰テストは私立高校受験まで4回。私立高校の中には「夏休み以降の北辰テストで偏差値○○越えを"2回"達成していること」という推薦基準を設ける学校も多い。そのうちの1回は受けられず3回となるということだ。毎年4回全て受けた上でギリギリ2回達成して私立高校の推薦を取ってくる生徒も多いし、第7回は12月開催なのでできれば入試直前のこの時期まで推薦基準うんぬんを引きずりたくない。この学校に通う今年の3年生は大変だ。

しかしつべこべ言っても仕方がない。弊塾では夏期講習直後の第4回北辰で最高記録を叩き出す子も多いので残念だが、修学旅行は修学旅行で大切な行事なのでその後勉強を頑張ってもらうしかない。

この焦燥感は生徒が持たないと

近隣の中学校の期末テストまで10日を切った。

本日、「まだ手を付けていない科目がある」という生徒がいて発狂す。頼むぜ…他の生徒はこの間も1点を積み上げてるってのに。

まだまだ足りてないよもっとやれるでしょう。この時期になにしてるの?スマホいじってる時間なんて無いよ。生徒の前ではニコニコと「早くやってね」なんて言っているが、心の中ではこれを100倍に煮染めたような焦燥感が充満している。

「学力」っていうとなんだか仰々しく聞こえるけれど、要は人よりも多くやったかどうかだ。学校のテストで測る学力なんてそんなもんだと思っている。だからこそ人よりも早く動き出せば抜きん出ることができるし出遅れれば周りより秀でることはできない。

生徒にこんなに単純明快な仕組みを伝えるのがどれだけ難しいことか。だからこの仕事は奥深くて楽しいのだけれど。でも少しでもヤバいと思っている生徒の皆さんは1分でも多く勉強してください。困っている科目は自習に来て相談してくれれば手伝うから。

今やるべきことは、本気を出すことだ

中3の第3回北辰テストが次の日曜にある。

まだ受験勉強を始めていない中3生にとってはぬくぬくとした安寧の日々が続いているのかも知れないが、受験生にとっては1学期の期末テストも再来週に迫ってきており、そろそろ受験生の洗礼を浴びている頃だと思う。受験生はやらなくてはいけないことがたくさんあるのだ。比重としては7:3で期末テストの勉強を多くやっていってほしいが、受験勉強を止めることをしてはいけない。今のうちに志望校と自分の力の差を測って、どれくらい勉強していく必要があるのかくらいはしっかり把握しておいてほしい。

「期末と北辰どちらの勉強をしたらいいですか?」

昔勤めていた塾ではよくこの質問を生徒からされた。私は「そうだなー期末テストの勉強を優先しようか」なんてニコニコ答えていたけれど、心の中では"いやどちらも頑張るに決まっとろうが"と思っていた。

このテの質問をしてくる生徒でキワキワまで定期テストの勉強ができていた子はいなかった。きっとそういうことなんだろう。私はそういう子たちに塾長からの"お墨付き"を与え、北辰テスト、ひいては受験勉強をサボる口実を作ってあげていたのだ。その子たちの能力の上限を勝手に推しはかり、"無理をしないで"できることを話してあげることがアドバイスだと思っていた。
その子たちのぬくぬくとした安寧の日々は、人生を変えるタイミングを失うまでもうしばらく続いた。

私は今、できることを、今すぐに、限界までやれ、と伝え続ける。

塾に通って成績が"下がった"ら

学年の途中から入塾して塾通いを始め定期テストで成績が上がるのは、それまでよりも学習量が増えるのだから納得できる。しかしたまに入塾した後のテストで成績を下げてしまう生徒がいる。

その原因としては、塾に通って"安心"してしまうパターンが考えられる。「塾で授業受けてるし」と、それまで自分でやっていた勉強をしなくなってしまう場合だ。週に数時間の授業を受けた程度で定期テストの勉強が全て賄えるわけがない。塾通いにプラスして自分の勉強をしなくてはいけないものなのだが、塾通いと自学習を引き換えてしまう生徒は今まで結構見てきた。こういう生徒の場合は自習もするように誘導していく必要がある。

もうひとつの原因として、それまでも自分の限界ギリギリまで勉強していた生徒の場合、塾通いが追加されるとバランスを崩してしまうパターンがある。塾に通うとは、学習時間を増やすことだ。だが平日も毎日4時間くらい勉強できている子に塾でさらにもうひとつカリキュラムを渡してしまうと捌ききれなくなってしまう。こういう生徒の場合は個別に生徒の学習ペースに合わせてカリキュラムを作る必要がある。

いずれの場合も、"勉強の主役は生徒"だ。講師には生徒の状況に合わせて立ち回りを変えることが求められる。

困った、というほどでもない話

困った、というほどではないのだが。

ここ数日ゆっくり教室に来ると、1階の駐車場に帰宅途中の中学生がたむろしている。3人組の女の子、面識はないが近隣の中学校の1年生だということは分かる。

私がこの場所の人間だといういうことは分かっているようで、私がきて車を駐車している最中に怒られまいとそそくさと帰っていく。自分たちが私有地の敷地内に無断で入っているという自覚はあるようだ。

ちょっと談笑している程度なので注意をするほどではない。正確には私が入っている建物の敷地内ではあるが借りている場所とは違うところにいつもいるので、私が何か言うのも違う気がする。

それに学生時代の友達との寄り道ほど楽しいことはないのは分かるので、それに水を差したくはない気持ちもある。特に今日のようなゲリラ豪雨の時に雨宿りで寄り道するのは最高だと思うんだよなあ。安全上の問題があるのも理解できるが、なんでも厳正に対処するのは息苦しくてあまり好きではない。

ウチの塾生ではないので、あまりにも素行の悪い感じだったら見栄えもよくないのでとっとと追い払ってしまうのだが非常にいい子たちそう。(昔、ある塾から出てきた生徒が駐輪場で堂々とタバコを吸い出すのを見たことがある。その塾は間も無く撤退した。)
いっそのこと「ここで休憩してもいいですか?」と聞きにきてくれればいいのだが。そうすればいくつかルール決めもでき互いの安全を守ることもできる。だが、こちらからそれを持ちかけようと話し掛けでもしようものなら即"事案"だよなあと思い、ウムム…っとなっている。

テスト範囲表が配られたら

中学生の1学期期末テストまで3週間ほどとなった。塾生たちもテスト対策に入っている。

早い学校ではもうテスト範囲表が配られているらしい。そこで生徒に「範囲表見せて」と言うも「今持ってきてない」、「範囲はどこからどこまで?」と聞くも「分からない」と、まだ確認していない模様。

おいおい…テスト範囲表が配られたら真っ先にやるべきことは範囲の確認じゃ。誰も持ってきていないので私が確認するのも数日遅れることになってしまった。

"危機意識"というと大袈裟に聞こえるかも知れないが、「まだ大丈夫でしょう」と何もしなかった今日は、テスト前日で「あと1日あれば…」と願う取り返しのつかない1日分だ。考え方を変え、行動を変えていかないと結果が変わることはない。行動せよ、もう"テスト前"だぜ。

英語の指導2周目

中学2、3年生の中には中学校の英文法の学習を一通り終えて2周目の指導に入っている生徒もいる。

2周目はまたbe動詞・一般動詞の指導からなのだが、ここで余裕綽々の態度をしている生徒ほどきちんと身についていない傾向にある。三単現のSの付け忘れはもちろんのこと一般動詞の疑問文を"Are you play"と書いて来て採点の際に目の前が真っ暗になることもある。

だが、知識は1回の学習では完璧に身につくことはない。2度3度と同じことを繰り返し少しずつ身についていく。そして同じことの繰り返しでも1回目よりもより深い理解が得られたりすることも多い。

また、"理解が後から追いついてくる"という体験をしておくことも大切だ。学力の高い生徒に話を聞くと、勉強において「分からないところは一旦置いておいて"先に進む"」と話す子が多い。わからないところで止まってしまうと学習量が減って学力が伸びない。分からないものがあっても「後で理解できるようになる」という実感を持っていれば「後で戻ってくればいい」と先に進める。この差は大きいと感じる。

自然災害と中学生

関東でも激しい暴風雨を降らせた台風6号は4日、温帯低気圧に変わった。
台風6号の被害、重軽傷33人に

被害に遭われた方には衷心よりお見舞い申し上げます。
怪我人が33人にのぼり内2人が関東の重傷者であることを考えると決して軽微な被害ではなかったけれど、それでも関東では翌日には日常生活が送れている。やはり日本は自然災害から学んできた国なんだということを実感する。

中学2年生の社会では日本地理に入っている。昔に比べて今の教科書は災害対策に関する記述が圧倒的に多くなった。地形や気候を学んだらすぐに自然災害の項目がある。地震、津波、台風、洪水などの用語が太字で紹介され、今の子供達はハザードマップを常識として知っている(私の中学生のころは無かった)。

教育は過去の痛みを知恵として次に伝える役割を担う。教科書の知識は今まさに現実世界で力を発揮している。

台風6号

台風6号が近づいてきている。今夜の夜更けから明日の昼くらいまでが関東に最接近するようだ。
明日の塾が始まることにはもう落ち着いているかも知れないがどうだろう。今夜の状況を注意しておかねば。
この後塾に来られる生徒のみなさんも十分お気をつけください。