塾に通って成績が"下がった"ら

学年の途中から入塾して塾通いを始め定期テストで成績が上がるのは、それまでよりも学習量が増えるのだから納得できる。しかしたまに入塾した後のテストで成績を下げてしまう生徒がいる。

その原因としては、塾に通って"安心"してしまうパターンが考えられる。「塾で授業受けてるし」と、それまで自分でやっていた勉強をしなくなってしまう場合だ。週に数時間の授業を受けた程度で定期テストの勉強が全て賄えるわけがない。塾通いにプラスして自分の勉強をしなくてはいけないものなのだが、塾通いと自学習を引き換えてしまう生徒は今まで結構見てきた。こういう生徒の場合は自習もするように誘導していく必要がある。

もうひとつの原因として、それまでも自分の限界ギリギリまで勉強していた生徒の場合、塾通いが追加されるとバランスを崩してしまうパターンがある。塾に通うとは、学習時間を増やすことだ。だが平日も毎日4時間くらい勉強できている子に塾でさらにもうひとつカリキュラムを渡してしまうと捌ききれなくなってしまう。こういう生徒の場合は個別に生徒の学習ペースに合わせてカリキュラムを作る必要がある。

いずれの場合も、"勉強の主役は生徒"だ。講師には生徒の状況に合わせて立ち回りを変えることが求められる。