高校入試の国語古典の勉強について③

前回の記事では、古文の文法の勉強について書きました。今回は、残りの単語と長文読解について書こうと思います。


まず単語ですが、単語帳のようなものでいくつも覚える必要までは無いと思います。埼玉県立高校入試や北辰テストでは、注釈で単語の意味や文の意味が多く付けられています。ですから、事前準備としては特に単語にこだわり過ぎる必要はありません。頻出のものだけチェックしましょう(^^)/ このとき、「大納言」や「入道」のような時代背景と結びついている用語は知っておくと文章を理解するのに役立ちますよ。


さて、文法も勉強した!単語も結構覚えた!でも問題を解こうとしてもイマイチ文意がつかめない...ということもあります。そこで文を読むためのテクニックをいくつか学ぶ必要があります。古文を現代語訳するためにはいくつかのルールがあります。主語を見つける方法や句読点の前後の文脈の掴み方などです。それら読解のテクニックを身に付けると、今までなんとなく分かるようで分からなかった、"もや"のかかっているような古文の文章がスッキリと読みこなせるようになります(^^)/


古文が読めるようになると、その時代の人がどんなことを考えていたのかが分かります。昔の人も、今の人と同じようなことを考えていたりして楽しいですよ(^^♪ 今回は入試突破のための古文読解について書きましたが、受験勉強で培った力が、いつかその奥深い楽しさに触れることに役立てばいいなと思います。