生徒を「見る」

本日、生徒のK君が名言を放ってくれました。

 

「努力は人を裏切らないって言うけど、『間違った努力』だと思いっきり裏切られますね。」

 

成績の伸び悩みをなんとかしたくて、もくせい塾の門を叩いてくれたK君。早くも手ごたえを感じてくれているようです(^^)/

 

生徒たちを見ていて感じるのは、成績が伸びない生徒のほとんどは「基礎固め」が足りません。そしてこれは、成績上位者にも当てはまるということです。K君はもくせい塾に来る前、難問集のようなものを何時間も解いていたようです。今は基礎を固め直すことで模試の偏差値がグングン上がっています。夏休み中、成果の出ない、辛い勉強をずっと続けていたのを不憫に感じます。「もう大丈夫だ」と安心させてあげられるように頑張っていきたいと思います。

 

[生徒を『見る』]

塾の役割は生徒の成績を上げることですが、その為には生徒をよく「見る」ことが欠かせません。その子に何が足りないのか、どこにつまづきがあるのか、何を困難に感じているのか、好きな作業は何か、また嫌いな作業は何か。チェックする項目はたくさんありますが、それらを「見る」ことで生徒の状況を見極め、効果的な学習方法を提示することで初めて、成績アップの効果が期待できます。例えるなら、医者が患者の病気を「診」て、処方箋を出すようなイメージですかね(^^♪ 骨折している患者に風邪薬を出しても治療とは言えません。

 

ですから、私は正確に生徒の状況を把握できるように診察力を鍛えていこうと思います。それこそ、診察が的確で適切な処方箋が出せるのならば、あとは自然治癒力で良くなっていくはずですから。