質問のレベル

この時期の受験生は過去問を進めているので、もちろん質問される問題のレベルは上がるのですが、それとは別に「質問のレベル」が上がってきたなと感じています。

 

質問のレベルとは、「どこが分からないのかを分かっている度」と言い換えてもいいかも知れません。その一番低いレベルは、「何が分からないのか分からない」状態です。「どこが分からない?」と聞くと、たいてい「全部」と返ってきます(^^;

 

しかし勉強の指導をしていくうちに、そこから少しずつ質問の仕方が変わっていきます。数学ならば、「ここまでは解けたのですが先が分かりません」と言った感じで、途中まで方針を決めて進めてから質問に来たりできるようになります。英語であれば、長文で訳せないところを質問に来るときにも、知らない単語は先に調べておくのは当たり前にやっていて、自分なりの訳をした上で正しい訳し方を聞きに来たりします。

 

このように、分からなくてもとりあえず自分でできるところまで進めた上で質問に来るほうが、自分の苦手・弱い箇所を明らかにできますし、解説を聞いたときに理解も深まります。受験生たちは勉強を「自分のもの」と捉えることで、どうすれば自分を高めることができるのか本質を理解できているのでしょうね。そうなればどんどん伸びていける子の完成です。みんながそうなってくれれば嬉しいなと思います。