偏差値のお話

高1Aちゃんが、学校の課題考査で学年1位を取りました(^^)/ すごいですね~、校内偏差値が80を超えていました。存在は知っていましたが、偏差値で80という数字を見たのは初めてでした(◎_◎;) もちろん学校内の偏差値で母集団が小さいので鵜呑みにはしていませんが、順位が1位というのは素晴らしいことだと思います。

 

さて、中3受験生たちは昨日、第1回北辰テストがありました。出来はどうでしょうか、結果が楽しみです(^^♪

 

さて、偏差値の話で言うと、北辰テストにも偏差値が出ます。今回の北辰も埼玉県内約2万9千人の中学生が受験したので、母集団の大きさではこちらの偏差値はかなり信ぴょう性がありますね。

 

学力偏差値とは、「その試験の得点が全体のどのあたりにいるのか」を数字で表したものです。50を真ん中にして、だいたい25~75の間に入るようになっています。偏差値55が上位31%以内、偏差値60が上位約16%以内、偏差値65が7%以内、偏差値70が2%以内くらいの位置です。ですから今の自分と、志望校の偏差値を比べてみると、どのくらいの順位アップが必要で、どのくらい学習量が必要なのかが分かります。北辰テストの場合、結果の項目に「目標達成のためにはどの問題をできるようになるべきか」という項目もあり学習に役立ちます。

 

ただし気を付けなくてはいけないのは、「偏差値を追い求め過ぎるのは危険」ということです。数字で見えるので他の言葉よりも説得力がありますが、あくまでも指標のひとつです。偏差値がいくら高くても当日の入試で得点できなくては合格はできません。今はそのための自力作りを行っていることをゆめゆめお忘れなきように(^^)/ 「偏差値をあと〇〇上げる」という目標よりも、「今週はこの科目のこの範囲を確実にモノにしよう」という目標のほうが明確で結果的には偏差値も上がります。偏差値は追い求めるものではなく結果としてついてくるものだと割り切って、勉強に身をいれていきましょう!