『叱る』ことについて

昨日は、ある生徒を叱りました。理由は、3週間連続で宿題をやってこなかったのと、伝えていた持ち物(学校のワーク)を持ってこなかったからです。叱った理由は本人の勉強に関わると思ったからなのですが、私は遅刻や宿題忘れのような「約束破り」をされるのが嫌いです。それは、人と人との信頼関係に関わることで、勉強よりも大切だと思っているからです。

 

ところで、どうやら私は一部の生徒からは怒らせると怖いと思われているみたいです。ある生徒からの又聞きなのですが、学校で塾の話題になるときに、「先生が怖い」という話になるそうです(^_^;) うーん、怒るのはごくたまにで、ほとんどの場合はニコニコしているつもりなんですけどね…。

 

私の指導の基本は、「褒めて伸ばす」です。でも、「褒める」も「叱る」も指導の一環だと考えています。生徒に「こうして欲しい」ということがあるときに褒めたり叱ったりしています。そして、「褒め」でなく「叱り」を選択する場合には、どうすれば効果的かということを考えた結果、感情をドンと出す「怒り」を入れることにしています。長期的に指導するにあたり、叱るのは少しのほうがいいと思い、1発で訂正させるにはどうしたら良いかを考えた結果です。しかし、最近の指導書などには「『怒る』でなく『叱れ』」とありますし、上手な叱り方ができればこんなに体力を使わずに済んでいいのですけどね(^_^;)

 

昨日は混雑していて、他の生徒への影響も考えた結果、声も小さめの『エキサイテッ度30%』くらいの爆発度合でした。『エキサイティッ度100%』の大爆発を体験したことのある子からしたら、見ていてちょっともの足りなかったかも知れませんね(笑)。でも、プロレスではないので、くれぐれも「もっとやれ!もっとやれ!」なんて言わないように。