無頓着を脱出する

生徒たちには、「無頓着であること」を脱出してもらいたいと思っています。

 

例えば、答えに単位の無いものや、間違った単位が書かれているもの。単位に「無頓着」です。もっと言えば、正しい答えを書こうとすることに「無頓着」です。小学生の子に多いのが、「㎤」を「㎠」と書いてしまうことです。提出された宿題の丸付けをしていて、こういうものは容赦なくバツを付けています。

 

将来設計士になったとして、図面を引くときに、「1mm」の長さを「1cm」と書いてしまったら大変です。製品が途中まで作られてしまってからそれが発覚した場合、大変な損失が発生してしまいます。(私はサラリーマン時代にやったことがあります。2000万円くらい損失を出しました(^_^;))これがもし、医者のような人命に関わる仕事の場合ならば、事はもっと重大です。ですから何事であっても、今のうちからもっともっと頓着して欲しいと思っています。

 

将来責任のある仕事に就くためにも、自分の出した答え、もっと言えば自分に任された仕事(この場合は宿題)に対してもっと執着して欲しいです。重要な仕事は、それを任せられると思える人にしか回ってきませんからね(^^)/