躾と学力

高校生の中間テスト期間も佳境ですが、高校生たちや中3受験生たちに交じって、中1生のY君、R君、H君あたりが自習に来ています。立派ですね~(^^)/

 

話をしてみると、「お母さんに促されて」ということを言う子もいます(^_^;) ですが、こうした親御さんの働きかけが無いと、実際には自習に来ることってまず無いですよね。勉強しているよりも家でテレビやスマホを見ているほうが楽ですからね。

 

今までに見てきた成績の良い生徒のほとんどは、自習によく来ます。中には自分で目標を持って自発的に来る子もいましたが、親御さんに促されて来ている子も多くいました。勉強って、どんなにできる子でも「面倒だ」と感じるのは同じなんですよね。その時に、促されてでも来るかどうか、そこが学力の差に出ます。

 

成績のいい子って、その秘訣をお母様に聞くと「自由にやらせています」と言いますが、実は結構家庭内ルールがある気がします。それを親御さんがきちんと守らせていて、またそれを自然にできるようになっているから、「自由にやらせている」という発言なのでしょう。子供の顔色を窺って、子供が嫌がることをやらせないようにしているような、「自由にやらせている」とは根本的に違う自由がそこにあります。

 

互いに納得して作った規則をきちんと守る・守らせる。それこそが躾であり、そこを徹底しているか。当たり前ですが、学力ってそんなところで差が出るのだと思います。もくせい塾でも、規則の遵守に対しては厳格にしなくてはならない、と思います。