どこまで出せるか

生徒を教えてきて「どうすれば学力が伸びるのか」ということをずっと考えてきました。もちろん今も考え続けています。

 

「学んだ事柄を身に付け、テスト等でそれを再現できるようになればいい」

 

と、これだけのことなんですが、対人になるとそこが簡単にいかないのです。だから塾のようなものが存在していられるわけですよね。

 

では、塾として「勉強」と「生徒」の間にどのような関わり方をしていくといいのでしょうか。ひとつは「学んだ事柄を身に付け『させる』」「テスト等でそれを再現できるように『させる』」ということが求められていると思っています。

 

勉強のできない子供たちの理由として、一番はやはり「やっていない」ということが挙げられます。高校くらいまでの学校の学習内容って、特別な才能が必要なものではありません。自転車に乗るのと同じで、練習すればできるようになることの集まりです。ですから少し暴力的ですが、できていないのは「できるようになるまでやっていないからだ」という結論になります。

 

そこで、やっていない子や、できるようになるまでやっていない子に対しては、ある程度の「強制力」が必要になります。それをどこまで発動できるのかが「塾の差」なのではないかな、なんて思います。どこまでできるか怖い部分もあるのですが、もくせい塾の場合、「どんどんやっちゃって下さい!」なんておっしゃってくれる保護者の方が多いので助かっています(^^♪