自習についての所感

今日もたくさんの生徒が塾に自習に来ました(^^)/ 小規模の塾だからできることですが、全体の半数以上の塾生が毎日のように塾に来る塾なんてなかなか無いはずです。

 

テスト前の生徒たちの勉強を見ていて思うのですが、まだまだやり込みが甘すぎます。「暗記が9割できた」というのは、まだ完璧ではないということです。また、暗唱テストも思い出しながら言っているようでは全然、「不合格」です。何も考えずにスラスラ出てこないようでは脳の奥深くに染み込んだ知識とは言えませんし。テストが終わったらすぐに抜けてしまいます。せっかく覚えるのだから、いつまでも忘れない知識にして欲しいと思います。「単純暗記ではない学力」を志向する世の中ですが、最低限の知識は頭に入っていないと、その知識の「運用」なんてできません。若いうちにどんどん詰め込んでおきましょう。

 

さて、ゴールデンウィークが明けてから、中学1・2年生の勢いが良いです。自習に来て頑張っている子も多くて頼もしく感じます(^^)/ 世の中には、親に「塾に行きなさい」と言われた時、「今日は部活で疲れたから」とか「自習室だと集中できない」とかもっともらしい理由を付けて勉強するのを逃げようとする中高生も多くいるはずです。ですから毎日のように塾に勉強に来る子たちを見ていると、本当に「生徒に恵まれたな」と感じます。

 

もちろん勉強は大変ですし、家でスマホをいじっているほうが楽に決まっています。それはどんなに成績のいい子でも同じです。ですが、それを少しだけやめて「さて、塾に行ってくっか!」となれるかどうかが成績の差になり、その後の人生にもつながってきます。そんな「ちょっと行ってくる」塾であれるように、敷居は低く、生徒本人が通うことにメリットを感じられるような環境作りを目指していきます。