小テストも気を抜かずに

自習に来ている生徒の学習記録シートをチェックしていて、「学校の小テストの勉強」をしている子が最近増えてきたのが分かりました。これはいいことですね(^^♪

 

小テストというと、学校の授業内に行う単語や漢字テストなどですが、おそらく学校の中にはこれらのテストに対し、準備すらしていない生徒もいることでしょう。ですから、わざわざ塾に来てきちんと準備しているのは立派です。

 

これらの結果も通知表の成績には含まれるでしょうし、テストのたびに、「準備をする」という意識を持つことは、学力に対してよい影響があるはずです。準備をする時に、どれくらい行えばどのくらいの結果が得られるのか、その感覚をつかむ練習にもなりますし、それを繰り返していけば学校の定期テストの結果に対しても「計算」のできる生徒になれるかも知れません。(これができればもう一流ですね。)

 

学力の高い子は、こういったちょっとした確認テストに対しても手を抜きません。常に全力で完璧を目指し、満点でないときは悔しがります。「どうせ小テストだし~。」なんて舐めてかかるのは、それなりの生徒です。ですから小テストに対して準備をすることは、向上心の高い生徒への変化の過程だと言えます。

 

欲を言えば、この「小テストの準備」だけで塾での1日を終えてしまうのではなく、準備は勉強の中の一部(30分くらいで終えられるよう)になるくらいの要領の良さを身に付けて欲しいというところです。ですが、まずはテストと呼ばれるものに対する準備をきちんと行う。これができるようになってきたのが成長と言えるのかな、なんて思っています。