練習の大切さ

本日は富士中の中間テストでした。塾生たちはどのくらいできたでしょうか。

 

私は、テスト問題は問題集の中からしか出ないと思っています。それは、テストが問題集の問題を切り貼りして作られているというわけではなく、問題集をきちんと解けるように練習しておけば、多少違う問題が出ても対応できるという意味です。

 

勉強をやり込むと、テストで「この問題やったことがある!」となります。数学などは、数字を変えられていても解法が身に付いていれば「既視感」で解けるようになります。社会の記述も、ワークの問題を背景や流れを理解していれば書けるようになります。英語だって文法が理解できていれば並び替え問題なんてただのパズルです。やり込むことでその感覚を身に付けられれば上位に入ることだってできます。

 

ですから「ワークの反復」こそがテスト勉強の王道です。反復して知識や解法といった技術を身に付けておくことが、初見問題への対応力にもつながります。それをしないで「勉強が分からない」と言っている子は、部活動に置き換えるといいと思います。シュート練習をしてシュートするときの体の動きを身に付ければ、試合の時に決めることができます。でもそのシュートは練習の時に打っていたのとはシチュエーションが違うはずです。打った場所・距離・疲労度緊張感全て練習通りなんてことは無いはずです。でも決めることができた。それは、練習をやっていたからです。

 

勉強も体を使うという意味ではスポーツと同じ。練習をきちんと積んでいれば本番でもうまくいく。学校でもワークは3周するよう言われていますし、私も7周目指して勉強するよう伝えています。今回練習量が足りなかった生徒は、2、3日前からジタバタしても遅いということを肝に銘じて、今日から次の期末テストに向けて勉強していきましょう。