感動が学力向上に効果的!?

今まで分からなかったものが分かった瞬間、突然上から光がさしたような気持ちがします。「そうだったのか!」と。

 

生徒がそれを体験した瞬間、本当に光って見えることがあります。目に力が宿りキラキラと輝き、まるでスポットライトが当たったかのようです(^^♪ 私はその瞬間がたまらなく好きです。こちらまで嬉しくなってしまいます。

 

だから勉強を教えるとき、ちょっと勿体つけて結論を言うことすらあります。生徒からすると、「どうでもいいから早く答えだけを教えてよ!」かも知れませんけれどね(^_^;)

 

しかしこれにも少し意図があります。答えに向けて説明を重ね、こここぞとばかりに結論を出すと、「そうだったのか!」感を高めることで感動を伴わせることができます。例えば「1週間前のご飯のメニューは?」と聞かれるとなかなか思い出せませんが、「今までに食べた中で最も美味しかった食事は?」と言うと結構出て来るものです。感動があると強く記憶に残るんですね。だから勉強でも感動とともに覚えたものは残りやすいです。

 

一人で勉強するときも、「そうだったのか!」と大げさに唱えてみたり、すごいことが分かったぞ!とテンションを上げて勉強すると効果があるそうです。私は授業をする時に生徒の喜ぶ顔が見たくてやっているだけですが(笑)、これも学力向上に少しでも効果があればいいなと思っています。

 

今日もある子の目に突然ハイライトが入ったかのような瞬間がありました。「よし!」と心の中でガッツポーズです。