真夜中の魔力

富士中の期末テストまで残り2週間となりました。感覚としてはあっという間でした。今年はコロナなどもあってバタバタでしたからね。地に足を付けていないとすぐに流されてしまいそうです。

 

そろそろ中学生たちにはエンジンをかけて頑張ってもらいたいと思っています。今日は授業もあったので、中2の生徒は全員自習に来ていました(^^)/ これが続くといいなと思います。

 

私が中学生の時、2週間前からテスト勉強の計画を立てて勉強していました。通っている塾に自習室が無かったので自宅での勉強でした。その時に家族で住んでいたアパートは、隣の部屋で家族が見ているテレビの音が筒抜けでした。だからヘッドフォンをして黒いCDウォークマン(!)で音楽をかけながらテレビの音を遮断していました(^_^;) 学校から帰ってからすぐに2時間くらいやって、夕食とテレビとお風呂があって、そのあと再開して3~4時間くらいでしょうか。夜中の1時過ぎになると、睡魔に負けてしまい机に突っ伏して寝てしまいます。家にエアコンが無かったので、暑さで額に汗が流れてそれで起きると真夜中の3時とか4時とかです。その頃には辺りはしんとしていて、卓上時計の秒針だけがカチッ、カチッ、と音を立てていました。すると、まるで世界に自分だけしかいないような感覚になり、ちょっと寂しくて心細いような気になったりもしました。なんだかなつかしい思い出です。

 

あの時に感じていた気持ちを今の子たちも感じているのかな、なんて思います。