用語だけではダメ、文脈を暗記しよう。

今日は中2の生徒が全員自習に来て頑張っていました!素晴らしいですね(^^♪

 

今日はワークの暗記チェックに来た生徒も多く、すでにワークにチェックの〇×が1問につき4つも5つも付いている子もいて、仕上がり具合も上々でした!このままどんどん加速していこう(^^)/

 

さて歴史の勉強法ですが、ワークの暗記はもちろんのこと、これもやると効果的ということを書いておきたいと思います。

 

それは、「キーワードつなぎトーク」です。教科書の太字をつないで内容を説明できるようにしていく方法です。歴史の教科書を見ると、1ページにつきだいたい1~3個ほど太字になっている用語があります。それを自分の語りの中に必ずいれて、誰かに説明できるようにしていくのです。今私が聞き役をやってこれに取り組んでいる子がいますが、かなり効果出ています。

 

「社会は覚えるだけ」という言葉なのですが、半分合っていて半分間違っていると思います。確かに内容を理解して覚えれば、テストで良い結果を得ることができます。しかし今の社会という科目は、私が中学生だった頃の1問1答的な問題は数が減り、記述や資料読み取り問題の比重が大きくなっています。だから単純な用語の暗記だけでは取れる得点の配分は少ないです。

 

また、社会が苦手な子の多くが「言葉を知らない」という問題があります。日常会話で使う言葉が極端に少なく、教科書に出て来る説明が理解できない。「『条約を結ぶ』の『条約』って何ですか」という生徒はザラにいますが、中には『結ぶ』って何をするんですかという生徒もいます。ですから学校のワークの用語を一生懸命覚えても、それがテストの時に別の文章で出されると暗記した用語とつながらず答えられないんですね。

 

つまり、用語だけ覚えて問題が解けるのはある程度の読解力がある子だけで、その周辺知識まで身に付けながら勉強しなくては今の社会科目では得点できなくなってきたということです。

 

そこで「キーワードつなぎトーク」です。教科書を読んでキーワードをつなげて話せるようにする過程で、どうしても内容を理解しないと自分の言葉で話せません。また、自分の言葉で話すときに教科書の文言とは変わってくるので問題文のひねりにも対応しやすくなるようです。語る時はキーワードしか見れないようにすると、暗記にもなります。少し時間のかかる方法ですが、もはや社会はチャッチャとやる科目では無いといういうことです。自宅でもできるので、食事の時にでも是非お子様のトーク聞いてあげて下さい。