考えていてはダメだ、瞬時に答えが出るようにしよう

本日の夏期講習では、理科の気体の性質の暗記口答テストを行いました。が、なんと合格者は1名のみでした(^_^;)

 

ただ、生徒たちが暗記をしていなかったわけではありません。暗記をしてきた上で、「口答テスト」というものに引っかかったというべきでしょうか。私の口答テストは、「澱みなくスラスラと、ハッキリと、瞬発的に」をスローガンにしています。少しでもいい間違えたり言い直したりしたら不合格。今日はその洗礼を浴びた形です(^^)/

 

なぜ口答テストをこのように厳しい形にしているかというと、瞬発的に出てくるようにするには頭で考えなくする必要があるからです。考えてやっと出て来る知識はまだまだ身に付いたと言えません。考えずに出て来る知識が本当にピンチの時助けになります。私は高校受験の時に数学を失敗して、その後の科目の時に頭が真っ白になりました。それでも手が動いてなんとか問題を解き切ることができました。それは塾の先生に、無意識に知識が出るまで何度も口答テストをしてもらっていたからです。本当に感謝してもしきれません。

 

頭が混乱していも手が動き続ける「オートモード」を身に付けることができればどんなに緊張しても大丈夫。私は塾の先生にそうやって助けてもらいました。だから今度は私の番。厳しく感じるかも知れませんが、はじめはみんなここからスタートです。頑張って。