勉強こわい

各中学校・高校の中間テストまで、およそ1ヵ月前となりました。このあたりから準備を始めていきたいところです。

 

定期テストの勉強はまずはワークを一通り埋めてしまうことからです。何度も反復するための準備でもありますし、今回のテストの全体像をつかむ為でもあります。どんなことを勉強すればよいのかが分かれば、どのくらい時間をかける必要があるのかが分かります。

 

テストで点を取れない生徒の多くが、全体像をつかまないままテストに突入していると思います。ゴールが分からないまま進んでいる。(もしくは進んでいない。)だから勉強の勘所をつかめないままテストに臨み撃沈します。人は自分が知っていることに対して興味を持つ傾向にあるそうです。一度見た映画や読んだ本をまた見たく読みたくなったりするのはそのためだとか。勉強でも、まずはサラっとでいいので範囲の内容を全てさらってしまってからの方が、何も知らない状態で進むよりも興味が湧いて進みやすいです。

 

入塾希望の保護者様から、「ウチの子テスト前でもダラダラしていて、提出物のワークもギリギリになってやっと答えを見て埋めて提出するくらいなんです。」という話をよく聞きますが、これもそうなんじゃないかなと。もしかしたら勉強に対しやる気がないのではなく、知らないことが「怖い」と感じている子もいるかも知れない。だったら知ってしまえばいいだけのことです。まずは全体像を見せてしまう。そこから少しずつ深めていけば前知識があるので怖くないですし、興味も持てるかも知れません。

 

少しテスト勉強の話からそれますが、勉強が苦手で意欲を無くしてしまっている生徒に対して、もう一度戻ってくることが前提で「直しなんてやらないでいいからどんどん進んでみよう」と言うことがあります。とりあえず進んでみて振り返った時に、「これは知ってるぞ。」となると結構頑張ってくれるものです。はじめからガッチリ解けるように指導して間違えたところを指摘し、「次は絶対に解けるように」と圧をかけながら指導してしまうと、間違えることが悪いことのように感じてしまうかも知れません。そして「勉強怖い」となってしまいやる気を無くしてしまう気がするのです。

 

間違えたり正解したりするから勉強は楽しいと感じられるもの。新しいことを知って自分が成長するのが嫌な人はいないと思っています。ですから勉強嫌いの子って、間違えたときに嫌な思いをしたとか、そういうことが原因のことが多いんじゃないかなぁと考えています。もちろん期限のある勉強もあるので全てこのようにはいきませんが、「できなくてはならない」は子供ではなくその周りの大人の都合です。だから、「間違えてもいいから先に進もう」と伝える。その先にもう一度同じ分野を設定したりして周りの大人が汗かいて工夫してあげれば、まあなんとかなるかなと思っています。