理科は敷居が高い?

昨日一足先に中間テストの終わった子が結果の一部を持ってきてくれました。かなり良い点をとれたみたいで良かったです。よく頑張りました(^^)/

 

中学校の理科は、論理的な思考力と暗記力、最近では読解力も求められる科目になっています。ひとつひとつ見ていけば、それほど高度な思考力や暗記力は必要ないのかも知れませんが、それらが三位一体となって襲い掛かって来る科目という意味では、かなり手ごわいです。学習のバランス感覚が求められます。

 

 

結局のところ慣れていくことで解決できるので、たくさん演習して既知のものとしていくことが有効ではあります。ですが社会と同様、数学や英語よりも興味のあるなしに影響を受けやすい科目なので、独学で練り上げていくには「興味がある」という才能がかなり求められるのかなとも思います。つまり、理科に興味の無い子が、受験のためだけに独学で一定以上のレベルに到達するのは難しい、と。

 

そこで塾講師の出番です。もちろん今後の人生のためにも興味を持たせることは継続して行いますが、まず点が「取れてしまう」ようにしてしまいます。興味のあるなしに関わらず、点が取れてしまえば生徒は自分の得意な「武器」と思えます。「できるぞ」という手ごたえがあれば勉強する動機になります。興味関心はその後に期待するとして。(私も地理は、大人になってから興味が持てるようになりました。)

 

きっと、どの科目についても同じようなことが言えると思いますが、理科や社会は定期テストならば一時的に点数を伸ばすことも可能だと思うので、まずはそういった入り方をして、そこから学習量を増やしていくというのが苦手克服につながるのかなと思います。