結局のところ

塾生の数学の学力を上げるにはどうしたらいいかと考えてきました。

 

数学は、テスト2週間前から勉強を始めても点数に反映されにくい科目だと思っています。もちろんテスト範囲の内容の解き方を身に付ける為に準備することは必要なのですが、計算の力や思考力といった、数学の力の根底の部分は2週間程度では伸びません。もしそのくらいである程度の点数が取れるのならばそれは元々持っていた力ですし、それ以上を望むのならばやはり、日常的に勉強をしていなくては力は付きません。

 

伸びるのに一番時間のかかる科目は数学だと思います。それは、学習内容の習得だけでなく、計算力や論理的思考力など、学習内容周辺の力もテストの点に大きく反映されるからです。ですが、それが分かっていて日常から数学の勉強を多くしている生徒はなかなかいません。(そもそもそれが分かっていたら成績はトップのはずですからね。)だったら、日常的に数学の勉強をさせる仕組みを作れないかと考えています。

 

そうして今試しているのが「授業で毎回テストを行う」という、古からある典型的な方法でした(^_^;) たどり着いた先が、古典的な方法だったなんて、まるでお釈迦様の手のひらにいる孫悟空です。温故知新ということで、私もまだまだ勉強中です。