期限を守る

高校生の1学期中間テストが始まりました。塾生の頑張りに期待したいと思います。

 

定期テスト直前になると、高校生からの質問はほとんどなくなります。その少し前までに質問の類はだいたい出尽くして、直前になると高校生は黙々と範囲を反復します。去年くらいからだんだんこの傾向が見えるようになって、良い形になってきたと思います。

 

逆に直前にジタバタし出すのは、「すでに手遅れ」の場合が多いです。テストの前日に問題の解説を求めてきたり、解いたプリントを提出したりしても、翌日役に立つことはありません。もう手遅れです。中学生はまだこの傾向が多く、それでも質問には答えますしプリントの丸付けはしますが、「もっと早く」ということは伝えます。でも「のど元過ぎれば~」なのか、同じことを繰り返している生徒もいます(^_^;) 北辰テストなども同じで、その前に対策として「かこもんを解きなさい」と伝えるのですが、前日の夜に解答の提出をしてくる生徒がいて、私が採点して返却するときにはテストが終わってしまっています。これだと「すでに手遅れ」ですね。

 

おそらくこれは、目的が理解出来ていないからだと思っています。私が生徒に「もっと早く~」と言うのは、質問にせよ丸付けにせよ、「その後、自分が直して復習する」時間を取らせたいためですが、生徒が「その問題を解く」ことを目的にしてしまっていると、直前になってしまうのではないかなと思っています。勉強には「自分で定着させる」時間が必要です。これでは成績を上げることはできないので、勉強の仕方として生徒にきちんと伝えていかねばと思っています。

 

その点、高校生たちの勉強の仕方は立派です。「テストで良い点を取る」ことがきちんと目的になった行動ができています。一度受験を経験するだけでこれだけ変わるんですね。受験は期限までに「間に合わせる」作業です。高校生たちを見ていると、人生のイベントとして受験って悪いことばかりでもないなと思います。