年のせいか?

涙もろくなった


涙もろくなったなぁと自分のことを思います。

 

大学生くらいまでは、「めっちゃ泣きました!」みたいなテレビCMを流している映画を見ても全く泣くことはなかったです。というか、少し斜に構えて見るくらいのことをしていたのですが(^_^;)、今はそういう映画でもボロボロ泣いてしまいます。

 

それどころか、泣きどころの全くない作品や、ひどいときはお笑いのバラエティー番組でも、出演者を見て、「この人はこんなに頑張っている」みたいなスイッチが入ってウルっときたりします。こうなるとスポーツの試合とか、人の仕事を追ったドキュメンタリーものみたいな、人の思いが見えやすいものはダメですね、大好物です。

二度楽しめてるしいいか


昔、学生の時に見ていた映画や本・漫画などをもう一度見ても、改めてボロボロ泣けます。以前見て泣いたシーンだけでなく、他の何でもない場面でも涙腺が緩んだりして。シーンにないところも勝手に補って、「この登場人物はこんなことを思っているのじゃなかろうか」なんて自分の都合良く捉えて感動してみたり。

 

この「勝手に補って感動する」の部分を、読解力の向上だと思いたいです。自分の経験や、場面から読み取れることを作品に投じて見ているという部分ではそうなんじゃないかと。深く読もうとするのは職業病のようなものだと。でも、実際はただ年のせいな気もします。