勉強が「楽しかった」

教室を開いていると、嬉しいことや楽しいことがたくさんあります。

できるようになる喜び


生徒の社会を見ていた時のことです。問題を解いて、知らない用語を説明して、と進めていたのですが、最後に「社会の勉強してみてどうだった?」と聞いたら、「楽しかった」と返ってきました。

 

授業の中では覚えるべき情報がドッと出てきていたので、「大変だった」という返事を予想していたので意外でした。「どこらへんが楽しかった?」と聞くと、「知らないことを知ったから」「できるようになるのが楽しい」と言ってくれました。くぅぅっ、塾講師冥利に尽きますね(^^)/

楽しくできるのが一番


勉強は本来楽しいものです。新しいことを学んで、自分の力が伸びてゆくのが嬉しくない人なんていないはずです。ですが、強制されると途端に嫌になるものです。これが今の教育現場の病巣の一つだと思うのです。

 

受験という期限があって、それを乗り越えないといけないという脅しにも似たプレッシャーがある。塾の存在もそれを助長する原因のひとつではあるのですが、それでも学ぶことは楽しいことだとできるだけ言い続けていきたいと思います。

 

この生徒の発言はそれを改めて思い出させてくれました。ありがとう!