夏は受験生にとって大切な時期です。ここで変われなかったら、秋以降で大きな変化は見込めないとすら思います。
第2回北辰テストの結果をもとに生徒と面談を行っていたのですが、ある子から「頑張ります」という言葉が出てきました。
まだ沖に出てすらいない
その子は志望校の判定を気にしていて、このまま同じ志望校を書き続けていいのかと質問してきました。私は、このまま書き続けてと言いました。ただし、「今のままではダメだよ」とも伝えて。
この時期の偏差値を気にする必要は全く無いと私は断言できます。それは、これまでのもくせい塾の受験生たちが証明してくれています。
夏休み後の塾内平均偏差値プラス4ポイント。個人で言うと5ポイント6ポイントくらい”ザラ”です。これが生徒たちが証明し、私にくれた根拠です。
ここで志望校を変えるのは簡単です。ですが、今諦めるというのは「目指してすらいない」とも思うのです。
変わることを恐れるな
高校受験生にとって、今の段階で決まっているのは中2までの成績です。偏差値や、まして今の段階での合格判定なんて何の説得力も無いと私は思っています。
その子に、過去の塾生のデータを見せてその話をしました。そして上記の言葉をもらいました。
ただの返事としての「頑張ります」とは明らかに異質の「頑張ります」。変化のきざしを感じた瞬間でした。今までの自分と決別し、意識に革命の火をともせ。変わる子は、ここから生活や行動がガラッと変わります。期待しています。