問題集は解答にこそ価値がある

久しぶりに「学校のワークの答えを無くしました」と生徒に言われました。

 

もくせい塾を立ち上げてからは初めてだと思います。「そうそう、生徒ってワークの解答を無くすよなぁ」と久々に思い出してちょっとテンションが上がってしまいました。

隅々までだらしない


以前勤めていた塾では年に2人くらいはいました、ワーク無くしっ子。だいたい定期テストの直前、それこそ前日とかで、提出用ワークを完成させなくてはいけないとき、進捗をチェックしようとするとこの爆弾を投下してきます。ひーかんべんしてー

 

ですから塾講師の対応としては、「友達に借りて丸付けさせる」ということになりがちですが、結局ドタバタしている最中なのできちんとその通りにしたかどうか分からないままテストを迎えてしまうんですよねぇ。

 

そもそもワークの進捗をチェックするというのも、その子がちゃんとやっていない空気を醸し出すからであって、そういう子は教材も無くしますし指示もきちんと守りません。ですから次の定期テストが近付いてきたときにまた言うんです。

 

「せんせぇー、ワークの答え無くしました。えへへ。」

私に言ってしまったのが運の尽きだ


今回言ってきた子は上記のような感じで紛失したわけではありません。その子の名誉のためにも。

 

ただしどんな理由であれ、学校の教材を紛失してしまった場合、一度学校にかけあって余りを譲ってもらうなり(もらえないかも知れませんが)、持っている子に借りて全てコピーしておくなりしなくてはなりません。学校の教材は市販されていませんし、受験が終わるまで使うものです。

 

 

定期テスト直前の講師は他の子にも手がかかるので結構忙しいものです。あの頃の私はそこまで面倒を見れなかったけれど、今回はきちんと顛末まで見届けようと思います。