参考書を活用する

読んでいる子は強くなります。

読むことが欠けている生徒


生徒が学力を伸ばすには、読んで、書いて、覚えて、解くことが大切です。

 

書く、覚える、解くの部分は授業でも十分行えていますが、「読む」ことがあまりできていない生徒がいます。自分で勉強する時も、問題を解くことがほとんどになっているような場合です。

 

読むことが少ないと、インプットが「覚える」、つまり暗記ばかりになってしまいます。すると体系的な理解が甘くなり、思考力が育ちません。

 

学校で習うこと以上を知ったっていい


また、学校や塾の先生から教わったこと以上の知識も得られません。学力の高い子は、授業の範囲を超えた知識が身についていたります。それは、自分でいろいろと「読んでいる」からだ思っています。入力のラインを太くすることで出力のラインも太くなり、学力が分厚くなります。

 

ですから、生徒にはたびたび塾の本棚の使い方を教えます。参考書は誰よりも物知りです。それを紐解くことで、さらに広く深い知識が手に入ります。

 

 

今日も中3生たちには、調べ学習の時間を少し取り「もっと参考書を活用しよう」と伝えました。自分で伸びていける子は、自分で知識を取りに行ける子です。それができれば、教わった以上の力を身に付けていけるようになります。