宿題を友達に見せるか

私の学生の頃は、「道徳的なお話」を聞く科目だったような気がします。

道徳での討論会


道徳(今は『特別の教科』というそうですが)の授業で、「友達に宿題を見せてあげるか」というテーマの話し合いがあったそうです。

 

先生から提示された答えは「友達のためにならないから見せない」ということらしいのですが、友達のことを思うならば、「先生に言う」だと思う。

 

友達からは「チクリ魔」と逆恨みされてしまうかも知れない。でも学校の宿題程度が友達に見せてもらわないとできないということは、学習的に相当遅れてしまっている可能性がある。学習で一番よくないのが、できないものをそのままにしておくことです。宿題を見せても見せなくても、その友達はできないままです。だったら、できるようになるための導きをしてあげるのが一番その友達のためになると思う。もちろんその友達に「教えてあげる」も良い答えだと思う。ただし、その問題だけならばいざ知らず、学力の遅れがもっと根深いものの可能性がある以上、プロに任せたほうがいいと思う。

 

それにしても道徳って答えのあるものだったっけなんて思っています。