節分

今日は結局食べられなかったけれど。

節分だ


教室に来る前にスーパーに寄ったら、普段より買い物客の数が多かった。なんだろうと思っていたんだけど、今日は節分だったのね。恵方巻が多く並べられていた。

 

節分に恵方巻を食べるのは関西の風習だったようだけど、今では全国的に一般化した。越谷のこのあたりの主婦のみなさまもスーパーに集まるくらいだ。

 

子供の頃は「年齢の分豆を食べる。あと投げる」だけだったので、「いまいちテンションの上がらないイベントだなー」と思っていた。豆投げるなんて掃除大変になるじゃん、と。あと半年くらいして棚の下あたりから発見される放置豆かわいそうじゃん、と。だから恵方巻の関東上陸は大歓迎だ。

 

年中行事のもともとは信仰心だろうが、行事が始まった頃も信仰というよりも今のハロウィンみたいに「イベントだー」となっていた人はいたと思う。だから節分や他の年中行事や祝日などでも「イベントだー」となったらいいと思う。そしてこうしたイベントは食べ物と結び付くとみんなが楽しめる。クリスマスならケーキやチキン、大晦日なら年越しそばのように。

 

幸いなことに節分には恵方巻が定着した。次の年中行事は桃の節句だが「ちらし寿司」や「てまり寿司」「桜餅」がある。食べ物としてはなかなか強力だ。その次、端午の節句はどうか。調べると「柏餅」「ちまき」あたりが出てくる。やや弱い気がするので、こいのぼりにかけて「鯉料理」はどうだろう。

 

祝日もそれぞれエンタメ化していくべきだ。やはりその時の料理・食べ物で盛り上げたい。秋分の日などは秋の味覚が目白押しで選びきれない。海の日、山の日は海の幸・山の幸だな。でも寿司はもう取られちゃったので海の日は「クラゲのサラダ」、山菜は年末にそばで食べることもあるので「熊の手の煮込み」がいい。中華料理では満願全席のメニューにもなっているし食べてみたい。勤労感謝の日はどうしようと思って、「エナジードリンク」と思い浮かべたのは、昔働いていた職場の後遺症だろう。みどりの日はそうだな、「ブロッコリー」でいいか。

 

こんなことばっかり言っていると誰かに怒られちゃいそうだ。お腹が空いたので帰ります。とりあえず、「おにはそと、ふくはうち」。