先生に会いたい子はいないのかな

なんだかなぁ。

時代かなぁ


今日(もう昨日か)は、公立高校合格発表の報告で気持ちが浮足だってしまっていたのだが、少し気になることを聞いた。

 

中学校への合否の報告の仕方が変わって、「不合格者は報告不要」ということになったらしいのだ。生徒が「傷心休業だ」というようなことを言っていた。もしかしたらそのような言葉が実際に出たのかも知れないし、そうではないのかも知れないけれど。学校で話し合ってそうなったのかも知れないし、もしかしたら保護者からの要請があったのかも知れないね。

 

私は、合格でも不合格でもきちんと報告すべきだと思う。感染症のことがあるのならばそもそも全員メールでいいわけだし、直接報告に行くにはその理由があるはずだ。私はそこを大切にしたい。

 

不合格の子にとっては辛い思いを伴うと思うけれど、かといって「後でいいよ」というのはちょっとドライな気がする。確かに辛い思いを避けたいという意見も尊重しなくてはいけないのだろう。だけど、どんな思いを抱いたとしても、この日を分かち合うことは後々、その子にとって印象深い思い出として残る。そこには先生がいないということになってしまった。どういう理由なのか正確なところは分からないが、学校の先生がただの「役割」になってしまったのかなと少し寂しく感じた。