個性とタイミング

タイミングってあるよね。

面談で感じたこと


面談で保護者の方と話していて、

 

「(うちの子は)幼いですよね」

 

と言われた。

 

その子が幼いかどうかは別として、上に兄や姉がいる子はどうしても比べられる。そして年の割には「幼い」と見られてしまいがちだ。特に優秀な長男・長女などがいらっしゃると、ね。私も次男なのでよく分かる。

 

もくせい塾にはご兄弟姉妹での通塾が非常に多い。ありがたいことに毎年必ず兄弟姉妹が在籍している。だから生徒間の比較をするときにも、同級生間の比較だけでなく、兄弟姉妹の違いも見えてしまう。私は楽しいが、比べられるほうはたまったものじゃないよね。私も次男だからよく分かる(大事なので2回言った)。

 

でも、そうやって比べてみるうちに見えてくるようになるのは、「個性」についてだ。結局成長の度合いは人それぞれ。もちろん学力面だけで言えば、早熟な子ほど高い傾向にある。しかし成長のタイミングは誰にでも必ずやってくる。それを踏まえた上でその個性を尊重して指導にあたることの大切さを感じる。