鉄は熱いうちに打て

本日は春分の日で祝日ですが、通常通り授業はあります。

復習は覚えているうちに


部屋の整理整頓など、使った「直後に」片付けるのが最も効率が良い。散らかしたままにするから掃除が面倒になるのだ。と、私は自分の部屋の惨状を見るたびに思う。

 

勉強も同じで、やった「直後に」復習するのが最も良い。人は記憶したことを1時間後には半分忘れてしまうらしい。1日後には6割、1週間後には8割が抜けると言われている。(エビングハウスの忘却曲線)だから学校で授業を受けたら、その後の休憩時間に少しでも見直しておくくらいがちょうどいいのだ。

 

中高生の定期テストは3か月に1度くらいの間隔なので、それが近づいてからテスト勉強を始めるのではもう「手遅れ」だ。それまで何もしていなければ、その頃には学んだことなんてほとんど抜けてしまっている。忘れちゃってからやるのは復習ではなく「学び直し」だ。

 

「鉄は熱いうちに打て」。熱々に熱された鉄を、炉から出すなり金槌で叩き形を仕上げていく。学んだ知識も熱々のうちに自分が「使いこなせる」形にしておくのが、できる人のやり方だ。