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良い塾というのは、
「生徒に合わせて『塾の強度で』指導してくれる塾」
だと思っている。どういうことか。
今は「生徒に合わせます」というのが塾のモードだ。そうじゃなきゃ他に何か特別な能力がない限り選んでもらえない。しかしこの、「合わせる」というのが、
「生徒ひとりひとりの得意不得意を見つけて指導内容を変える」
というものであって、
「生徒の気分に合わせてゴキゲンをとる」
であってはいけないと思っている。結構多いよそういう塾。講師が友達みたいに接するのは別にいいんだけど、本当に友達になっちゃってる。それどころか召使みたいになってるなんてこともあったりして。それだと力は付かないんじゃないかな。満足度は高いかも知れないけれどさ。
だから、指導内容は生徒の得意不得意に合わせた上で、得意科目であっても不得意科目であっても、生徒が「大変だ」と思えるくらいの強度を塾が提示し生徒にやらせることができるかどうか。それが塾の真価だと思う。
これはある意味、「生徒には『合わせない』」ということかも知れないね。