受験校のランクを下げる

高校入試でランクを下げて受験する生徒はいる。

「このままいくと合格は難しい」から受験校のランクを下げる…という話ではなく、"あえて"実力よりも1つ2つ低いランクの学校を受けて進学していくという意味のほうだ。弊塾で手に入れた受験資料を見ていても、受験の得点開示が明らかにオーバースペックな生徒は各学校に毎年いる。多分全体の5%くらいはそういう生徒たちなんじゃないだろうか。私立高校ならば特待生となるような状況。

校風や立地、部活動などで"どうしてもそこにいきたい"という場合や、その後の進路を踏まえての場合など、理由は様々だろう。実は弊塾にもそういう子がたくさんいる。学校案内などに載っている高校の偏差値よりも7、8ポイント高い偏差値を叩き出しておきながら"あえて"そこに行く生徒たち。「どうしても入りたい部活動がある」という子もいれば、「近くて通学に時間を取られないから」という子もいた。しかし弊塾で最も多い理由は「途中から偏差値が追い越していった」というものだ。

入塾してきたときには少し足りてないが、夏期講習・冬期講習と毎日の自習を経て偏差値が学校の合格基準を超えていった。そういう生徒は通知表がその学校の合格基準に少し届いていない場合が多いので、大体そのまま志望校変更もせず進学する。毎年「もうちょっと早くウチに来てくれれば…」とも思うが、受験生になってからの転塾という大きな決断をしてくれたことには感謝しているし、志望校に進めているのは素直に嬉しい。

しかし、ランクを下げて入学したからといって高校での勉強がイージーになるかというとそれはまた別の話。その後もずっと継続して勉強を続けた子だけがランクを下げた恩恵を受ける。