〇〇ってするんですか➂

やらなくていい作業をやめさせるには


実は、マーカー引きが好きならば好きなだけさせておいてもいいと思ってはいます。その分他で勉強をすればいいのですから。しかし多くの生徒の場合、マーカー引き自体が「勉強」だと思ってしまうことが問題になります。

 

だから勉強する時間はマーカー引きをやめさせねばなりません。しかし本人の実感としては勉強しているつもりです。そこで、目的を「マーカーを引く」ことから「勉強をできるようにする」ことへ変換させる必要が出てきます。そのためには、一度マーカー引きの効果が無いことを実感させ、効果があることをやりたいと思わせます。

 

具体的には、テストでの失敗と成功を経験させることです。自己流での勉強で思うような結果が得られないということに直面し、実際に効果が方法を知って上手くいく。これが上手くいくと実利を取るような勉強に変わっていきます。