成績の伸びない子なんていない

学力にはその時々の局面に応じた伸ばし方があると思います。その局面を正確に見極め、適切な勉強ができるようになると成績もどんどん伸びていきます。


まずは用語を覚えたり公式を使った計算ができるようにする。その基礎が、何も考えないでスラスラできるようになってから少しずつ難しい問題をひとつずつクリアしていく。それをある程度続けていき、演習ストックができたらいよいよ入試レベルの問題にチャレンジする。といった感じで、同じ項目を学ぶときは行うレベルをスライドさせていくようにできれば、習得もスムーズになります。成績が伸びない子は、この流れが滅茶苦茶で、基礎を固める段階なのに演習問題に手を付けてしまっていたりします。また、学習内容によっては、1冊だけ問題集を進めていると、問題数が少なくて基礎を習得する前に応用問題に入ってしまう場合もあったりします。


生徒ごと学習内容ごとに、習得するのにかかる時間や問題量も異なります。ですからひとりひとりそこを見極めて進められるようにするのが塾の役割なのかな、なんて思っています。「成績が伸びない子なんていない、伸びないのは、適切な勉強ができていないからだ。」というのが私の信条です(^^)/