授業の進度に生徒の習得が追いつかなくなると、授業を受けていても理解の"上滑り"が起こり出す。不思議なもので、話を聞いているはずなのに内容が定着しなくなる。
"そこだけ穴が空いている"状態ならまだいいが、「わからない」を一度でも経験してしまうとその先の内容も"わからないものだ"と思ってしまうのか、授業を理解して聴こうとできなくなる。その結果"分からない"の穴はどんどん広がり続け、やがて取り返しがつかなくなる。こうなってしまうとかなり大変で、取り戻すにはできるところまで戻って復習していくしかなく時間もかかる。この頃にはその科目はすでに"嫌いな"科目になっており、自分でそれができる子はほとんどいない。専門機関のサポートが必要になる。
これが「復習は溜めて行うのではなく、毎授業ごとに行うべき」という理由である。自分でできなくなってからだと時間もお金もかかる、普通に塾通いしただけでは苦手克服のカリキュラムを当ててもらえない場合も多く、特別講習のようなものを取らされることもある。