もっと先をみて

「ウチの子、実力テストはどうも苦手で…」
学校の成績が真ん中より少し上の生徒の親御さんからよく聞く言葉。

厳しい言い方をすると、実力テストの成績が振るわないのは実力が無いからだ。こういう状況の時、お子さんの勉強の様子を聞くと"定期テスト前は真面目にやっている"といった答えが返ってくる。しかしこれは勉強としては黄色信号なのである。

定期テストと実力テストの違いは範囲の広さだろう。ここ2、3ヶ月分の内容を問う定期テストに対して、中学校や高校で習った全範囲が出題される実力テスト。実力テストに弱いとは、"以前習った内容が抜けている"ということ。そしてそうなってしまっている原因が"定期テスト前だけの勉強"にある。定期テスト前だけちょこちょこっとやってテストを凌いでいると、そのテストの期間だけは覚えているが定着しない状態が続いているのだ。こうして、定期テストはそこそこ取れるけど実力が伴わない状況が生まれる。

そしてこの状況の本当にマズいのば、生徒が勉強を"テスト前だけやればいいや"と思ってしまうところにある。定期テストはまあまあ取れる。テスト1週間前くらいから本腰を入れてやれば大丈夫。と、誤った成功体験を積んでしまっているのだ。
その考えのまま受験生の冬を迎えることを想像してみてほしい。入試2ヶ月前くらい、年末が近づいてきてから勉強を"本格的に"始め、「合格点に届かない!」とジタバタ大騒ぎする生徒…。これは決して想像の話ではない。昔勤めていた塾では、こういうタイプは女の子に多かった(男の子の場合は諦めてしまう場合がほとんど)。

定期テストと実力テストの違いをもうひとつ言うと、"通知表に反映されるかどうか"がある。定期テストは通知表に関係する、だから一応は勉強する。実力テストは関係無いから勉強しない。こんな考えに染まってしまうと、上記のような付け焼き刃だけの勉強で実力のない子になってしまいがちだ。
こうならないためにも、保護者の方には定期テストの個表と通知表だけではなく、実力テストの結果も同じように注目していただきたい。

高校入学に向けて

高校受験が終わり高等部に所属した生徒たちの授業を進めている。

教科書も配布され、高校生は課題も出ている。課題はそのまま入学時に実施される課題考査にもつながるのでただこなすのではなく内容をしっかり身につけるテスト勉強と思うべし、と伝えている。高校では学力の近い生徒が集まる、また一斉にスタートを切ることになるので少しの油断があっという間に順位に反映される。はじめのテストの順位は重要なのだ。

授業では先取りも兼ねて、大学入試の英文解釈などを行なっている。中学を卒業したばかりの子でも、中学生時に一緒に勉強した英語理論があればそれほど難しいことではない。それを知ってもらい、その上でどのように英語と向き合っていくかを教えている。生徒の目を見ると、"自分でもやれるぞ"という感覚がやる気に転化されているのが伝わる。

高校での勉強は中学時代のそれとは全く異なる。中学までの勉強が越谷レイクタウン内のフロアを歩くようなものならば、高校からの勉強は大雨の中富士山を登るようなものだ。スピードも量も難易度も格段に上がる。そこをしっかりと進んでいくにはまず心構えから。高校生活の勉強面も、よいスタートを切ってほしい。

中学1年生のスタートダッシュ講座 数学編

近隣の小学校では昨日6年生の卒業式が行われた。ご卒業おめでとうございます。

これから中学生になるということで、勉強に不安を感じる保護者の方(本人はいたって楽観的な場合が多い)もいらっしゃると思う。
"中1クライシス"なんてのもあるくらい、中学生に上がって最初の定期テストで「こんなはずじゃなかった…」と、大ショックを受ける生徒や保護者の方も多い。それくらい小学校と中学校の勉強の内容は変わってくる。

だからそうならないために、保護者の方は「予習」をさせようとするが、これは一長一短あると思う。まず、小学校の内容がきちんと習得できていなくては効果はあまり見込めないし、本人にそのモチベーションがないとやはり効果薄になる。予習は結構"博打"なのだ。一方ですでに大学附属などの上位難関校を目指すとか志望校が決まっていて、その対策を中3のの夏前から始めたい場合には有効だろう。学校のテストをこなしながら基礎指導を2回し、演習時期を数ヶ月くらい取ろうとするともう始めなくては間に合わない。

そういう意味で予習よりも確実に効果を見込めるのが「復習」だ。これまでの内容、特に高学年で習った内容に苦手はないかをチェックしてそこを重点的に勉強しておくと、中学校でも同じ内容をもう一度深くやり直すのでつまづかなくて済む。図形が苦手な子は問題を解くだけでなく、図を自分でも写してイメージする練習をしてみるとか、規則性の問題が苦手なら実際におはじきを用意して並べてみるとか、方程式の文章問題が苦手ならば自分でも問題を作ってみるとか、こうした授業内ではなかなか時間が取れないことをやるチャンスがあるのは今のうちだけだ。弊塾にはブロックやら図形練習シートやら、普段なら"何に使うんだコレ?"というものがたくさんあるので、塾生のみなさんはどんどん利用してほしい。教室内をあちこち掘ればたくさん眠ってますよ。

もうひとつ、こうした苦手範囲の克服以外にも絶対にやっておいてほしいことがある。それは計算の「途中式を書く」練習だ。小学生で入塾してくる子のほとんどが、計算を暗算でしようとする。暗算の指導が小学校のカリキュラムにも組み込まれているので、ある意味それは学校指導の結果なのだが、きちんと使いこなせている子はほとんどいない。書くのが面倒くさいから暗算をして、力が育ってないから結果間違っているという悪循環になっている。中学校の数学では計算量がグッと増え、暗算では絶対にこなせなくなる。その時にきちんと途中式を書けなくては数学は詰む。逆に計算力だけでもしっかりしていれば、新しいことを習っても習得は早くなる。そのためには絶対に間違えない計算力、これを身につけておくことが中学数学のスタートダッシュに繋がる。

今のうちに途中式を書いてもめっちゃ速い人になろう、本物の暗算力と数学力はその先にある。

指導の中のソーシャルディスタンス

またちょっと体調不良で欠席の子が出てきた。そういえば"ソーシャルディスタンス"という言葉をめっきり聞かなくなった気がするが、感染症はまだ流行ってるみたいなのでお気をつけください。

昔個別指導塾の雇われ塾長だったときに、"どんな先生が生徒を伸ばしているか"を観察していた。アルバイト講師の中にも生徒の成績を上げることのできる人がいて、決して経験値だけではない何かがあると思っていた。

それでなんとなく感じていたのが、生徒との"距離感"というもの。これが近すぎると感じる講師は大体うまくいっていなかった。個別指導なのでどうしても生徒との距離は近くなりがちなのだが、そこを上手に突き放せる講師が成績を伸ばすことに成功していた。

弊塾においても、"生徒が甘える"と言う現象は起こる。それは別に構わない、大いに甘えてもらって結構だ。しかし絶対に踏み越えてはならない一線を引いている。それは、"生徒が自分でやるべきところ"だ。たとえば問題を解く、分からない問題を一度はきちんと考える、調べれば分かることは自分で調べる。そういった、自分でやらなくては意味がない部分は絶対に譲らない。生徒は甘えの延長で自分の作業も講師に背負わせようとしてくる。そこはまだ子供、無自覚なのは仕方がない。しかしそこまで講師が引き受けてしまうと、その子の成長の芽は摘まれてしまう。なあなあの関係の中で生徒の学習機会が失われていきもう伸びなくなる。

だから私は普段生徒とも無駄話などしてヘラヘラしていることもあるが(塾生保護者の方すみません)、生徒が授業内で一線を踏み越えようとしてきた時は突然スンとして突き放す。「これ以上は近づいてはいけない」を態度で示す。勉強においても"ソーシャルディスタンス"。これをきちんと守らせなくては、生徒の甘えの重篤化が進み取り返しのつかなくなることを知っている。

どうだった?

期末テストも終わり、卒業式も終わり、3月の北辰テストも終わりもう学期末だ。そろそろ通知表も出てくる。

テスト後やその結果が返却されたとき、私は生徒に「どうだった?」という質問を投げかける。結果が良くても悪くても、私の中ではその子の持ってきてくれた答案などは分析する。だから具体的なアドバイスはできるのがあえて「どうだった?」と漠然とした聞き方をする。

こうすると生徒が、「嬉しかった」や「悔しかった」など、感情を伴った返答をしてくれることが多い。「あと2点で90点だったので悔しいです」とか「前回よりも17位上がったので嬉しいけどもっと行けたと思う」とか。

自分の成績に対して"感情"を持つことはとても重要だと思う。私は高校生の時に、成績が最下位層にまで落ち込んだ。その時のことを思い出すと、全く"感情が湧かない"状態に陥っていた。テストで30点くらいしか取れなくてもどこか他人事、通知表もまるで誰かのものを見ているような感覚だった。このように自分の評価に自分の実感が伴っていないと、どこまでも転落していってしまう。そこから這い上がるのにえらく苦労した。

だから自分の教え子たちには感情を持って自分の成績を受け止めてもらいたいと思い「どうだった?」と聞く。それは結果が出てすぐに具体的なアドバイスをすることなどよりずっと効果的な学習指導になる。一緒に喜び、悔しさには共感する。やり方なんて二の次でいい、生徒が自分の努力に対して心が死なないように。

読書をしない子への読解力養成講座

読書をしない子は家庭でどうやって読解力をつけさせるか。
これはもう"対話"しかないと思っている。

とにかく会話のキャッチボールをすること。
できるだけ多く発問し、話を聞く。発問も「YES/NO」で答えられるものではなく「どうだった?」や「なんでだと思う?」といった5W1H型の質問を。これが読解力を育てることになると思う。活字を読んでインプットができない子はアウトプットをひたすら伸ばしていくことが読解力にもつながる。漢字や語彙はいわゆるお勉強で身につけさせるしかないが、文脈や段落構成の把握力は対話でもある程度育つ。口頭で作文を書かせることを意識してほしい。

塾の入塾面談で「ウチの子本を読まなくて…」とおっしゃる保護者の方は多い。だがそういう子が生徒のうちに読書を趣味にして活字から読解力を伸ばしていく可能性はもう限りなくゼロに近いと思っている。だって読書の習慣をつけさせる前にスマホを買い与えちゃったんだから。それは洗濯機があるのに洗濯板で服を洗えって言ってるようなものだ。先にスマホで遊んでしまった子にとって読書はすでに娯楽ではなく、脳に負担のかかる作業になっている。

だからお子さんが読書の習慣を持っていない保護者の方は今日からでも会話の中に「なんで?」「どうやって?」を放り込みまくってほしい。

明日は北辰テスト

本日はホワイトデーだ。最近では男性から女性へのお返しとか関係なしにプレゼントをしたりするそう。私、甘いもの好きですよ?

明日は中1・中2の北辰テストだ。良い経験を積んできてほしい。
3学期の期末テストが終わってから、受験する子には対策を行なってきた。今回からはマークシート式も導入されたり問題構成も変わったりするので注意喚起してきたが、生徒たちはお友達ネットで情報を仕入れているようで比較的冷静な反応だった。

本日も自習にきて頑張っている子がいる。まだフワフワとしている生徒が多い中、しっかり地に足のついた勉強ができているようで頼もしい。2年生は、この北辰テストが受験勉強のスタートになる。こうして他の子よりも先に積み上げていけば受験で有利になる。

昔は"ガリ勉"なんて言葉があり、勉強を頑張っている子はからかわれる意味不明の風潮があった。だからそういう子達は隠れてコソコソ勉強していた。学校では勉強を頑張っていることを隠し、テスト前も"全然やってなーい"と明け透けにいう友達に曖昧な笑みで同調していた。だから友達と勉強の話なんてできなかった。

今は勉強も努力のひとつの形として認められるようになってきたと感じる。そういう意味ではいい時代になった、と思う。勉強ができるヤツはカッコいい。だからもし周りに、自分の努力不足を友達の足を引っ張ることで誤魔化そうとする人がいてもそんなものに同調する必要なんてない。自分の目標に向かって突き進め。そんなダメダメなヤツでも友達ならば、自分の背中を見せて引っ張ってやればいい。

リアクションは大切

生徒に説明をしていて、生徒がハッとした表情になる時がある。説明の内容がストンと腑に落ちた時だ。まるで霧でモヤモヤとしていた視界が急に晴れたような表情をする。そして"先生スゲー!"と言いたげに目を合わせてくる。よしよし愛いやつじゃ、もっと敬ってくれてもいいんじゃぞ。

「3日前の夕食に食べたもの」よりも「今までで1番美味しかったもの」の方が簡単に思い出せるのは、感情を伴った物事は記憶に残りやすいからだ。毎日食事の支度をされているお母さんとしては"おとといのご飯にも感動しなさいよ!"と言いたいところだけれど、人間の脳はそんな構造になってしまっている。だから勉強も感動しながら行った方が効果が高く、そのために授業や説明の仕方を工夫するのが塾講師の努力すべき部分なのだろう。

また、リアクションの良い子の方が成績が伸びる。こららの「〜だよね」という投げかけにうなづいたり返事をしたりする子の方が成長が早い。だから講義中にたくさん質問を投げかけ、生徒がスマホの画面を見ているような状態にならないように気をつけている。授業は生徒が主役、だから授業中に色々なリアクションや表情を見せてほしい。そしてあわよくば私のギャグがつまらなくても微笑みだけでも返してほしい。

生徒のコミュニケーション力

コミュニケーション能力、通称コミュ力。これを生徒にも求めたい。

とはいえ、いわゆる"陽キャ"になってパリピだフォー!となってほしいわけではない(それも面白そうだけど)。
生徒に求めるコミュ力は、"自分の状況を伝える能力"だ。何も難しいことはない、わからないものはわからないと言うだけの話。

今でも「ウチの子自分から質問ができないんです」とよく言われる。もしかしたらそのあとには"だから察して困っていることを汲み取ってあげてください"という言葉が続くのかも知れない。だがそれをやっていてはいつまでも学力の伸びは限定的になる。なぜなら学力は自ら取りに行くものだからだ。子供が質問できないのは、質問しなくてもいい環境で育ってしまったからだ。このままだと、誰かに施してもらわないと何もできない指示待ち人間になってしまう。

そういう意味で弊塾では生徒に"教えない"。もちろん何もしないと言うわけではなく講義はするし質問にも答える、しかしこちらから先回りして生徒の歩く道にある小石を拾うようなことはしない。

そうではなく、質問を吸い上げる仕組みを用意した上で生徒がつまづくのを"待つ"。そうすることでつまづいて困った子が質問に来て、そこで解決するという成功体験を積むことができる。そうしていくうちに自分から質問ができる子になっていく。

はじめは線の細い印象だった子もこの流れに乗ってどんどん輪郭が濃くなっていくのを現場で見ている。

学力の安定に必要なもの

三寒四温の気候が続いている。今日は暖房をつけているが教室が一向に温まらない。寒い。インフルの時期は抜けつつあるが、季節の変わり目なので体調管理には引き続き気をつけてほしい。

期末テストも返却されたところだが、テストの点数がなかなか安定しない学力の三寒四温の生徒は何をするべきか。もちろんその子の状況や科目によってもやることは様々あるが、まずは基礎の確認をすべきだ。数学ならば計算がきちんとできているか、英語ならば単語を覚えているか。こういった部分に穴が空いている生徒は成績が上下しやすい。どのテストでも必ず出題されるのは基礎問題で、計算や単語などができていないとそれ以外の問題でも点数を落としやすくなる。

そして問題なのが、テストの点数や成績の上下しやすい子は受験で非常に弱くなるということだ。高校受験で志望校を決める際、北辰テストの偏差値などを参考にすると思うが下振れが怖くなる。だから平均偏差値よりも志望校を下げたりすることにもなりかねない。1・2年生で今から受験に向けた勉強をするのなら、まずは基礎をガッチリ固めていくことをおすすめする。これが受験に向けた太平洋高気圧になるはずだ。

北辰テストに向けて

中学校の期末テストが終わった。
答案を持ってきてくれた子たちの成績を見る限りではきちんと点数は伸びていて一安心。

期末が終わったら次は3月15日に1・2年生の北辰テストがある。申し込んだ生徒はそこに向かって勉強を始めている。

今回から北辰テストに"マークシート式"が導入される。埼玉県立高校入試の変更に追随する形だ。なので正直どのようなものになるかは分からないのだが、気持ちだけでも準備しておく必要があるだろうということで、初めて北辰を受ける子には入試について話をしたりもしている。マークシートの練習も必要かな、と思ってきいてみたら、意外とみんなマークシートの試験は経験ありということでなるほど英検か、となった。

外部模試は実践力を鍛えるのに効果的。ここで自分の実力を知り、新学年に向けて良い準備をしていってもらいたい。

合格発表

今日は埼玉県立高校入試の合格発表だった。
弊塾から臨んだ生徒たちは無事第一志望校合格となった、おめでとう。

毎年のことながら、今年もまた"当日点勝負"な受験となった。内申点でいうともう1ランク下の学校を志望校にするのが妥当な中よく試験を頑張ってきてくれた。今年度の受験生も夏休み以降よく伸びた。自習にも積極的に来てくれ質問も多かった。それが結実したのだろう。
「合格まで緊張した?」と聞いても「あまり…」と返すような子たちなので、ちゃんと状況わかってんのかねーという脱力感もちょっとはあるのだけど、これも彼らの実力なのだろう。反対に言えば、大学進学を目指す子にとって高校受験は"通過点"だ。本人たちは"そんなに大騒ぎすることじゃない"と泰然自若としていたのかもしれない。
どちらにせよ、高校に進学したら自分よりも成績の良い子たちが集まっていることになる。初めから兜の緒を締めて臨んでもらいたい。

受験の合格発表に際して思い出すのは過去の教え子たちの顔。受かった子、残念ながら落ちてしまった子どちらも思い出す。みんな元気でやっているだろうか。彼らにとっては通過点かも知れないが、私にとってはどうやらここがセーブポイントのようだ。今年も受かったからよかったよかったじゃなくて、しっかり噛み締めて次に向かっていきたい。

お休みのお知らせ

私用のため以下の日程でお休みをいただきます。

3月9日(月)

この日は自習室も使えませんのでご注意ください。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

春休みは何をする?

まだこれからの学校もあるが、期末テストが終わり結果が返却され始めているところもある。
結果を持ってきてくれている生徒は過去最高の点数を見せて満面の笑みだったりして、まずまずといったところ。

期末テストが終わってからの表情を見るに、勉強への意欲は上向きの子が多い気がする。中学生は夏休み前に勉強のモチベーションが変化する場合が多いと感じるが、春休み前も結構変化があったりする。今はクラスの雰囲気などでも生徒の成績が上下するケースも多いと感じるので、クラス替えをする前の今のうちにブレない学習習慣をつけていってほしい。自習に来るようになったりしてくれるとこちらも嬉しい。

新中学3年生はいよいよ受験学年だ。
3月15日に北辰テストがあるので、それに向けてまずは勉強を頑張ってもらいたい。受験校なんて決めるのはまだまだ先だと思っているかも知れないが、情報を仕入れるのは早い方がいい。

例えば、近隣の高校でいうと越ヶ谷高校の近年の大学合格実績はこんな感じだ。

主な現役合格実績

区分 大学名 R6 R5 R4 総計
国立   19  31 35 86
  茨城 2 2 1 5
  宇都宮 0 2 0 2
  愛媛 0 0 1 1
  大分 0 0 1 1
  帯広畜産 0 0 1 1
  金沢 0 0 1 1
  群馬 3 1 2 6
  埼玉 4 11 10 25
  滋賀 1 0 0 1
  静岡 0 1 0 1
  信州 0 2 2 4
  千葉 1 4 6 11
  筑波 3 1 2 6
  東京医科歯科 0 0 1 1
  東京外国語 0 0 0 0
  東京学芸 0 1 3 4
  東京工業 1 0 1 2
  東京農工 1 1 1 3
  東北 0 1 0 1
  長岡技術科学 0 1 0 1
  長崎 0 1 0 1
  新潟 1 1 0 2
  福島 1 0 0 1
  山形 1 0 1 2
  横浜国立 0 1 0 1
  琉球 0 0 1 1
公立   15  19 13 47
  会津 1 1 1 3
  公立はこだて未来 0 0 1 1
  埼玉県立 11 16 8 35
  高崎経済 0 0 1 1
  都留文科 0 0 1 1
  東京都立 2 2 1 5
  横浜市立 1 0 0 1
早慶上理   29  23 44 96
  早稲田 12  7 20 39
  慶應義塾 0 1 9
  上智 2 9 12
  東京理科 14 14 36
GMARCH   207 174 220 601
  明治 44  35 44 123
  青山学院 16  6 24 46
  立教 35  40 28 103
  中央 10  15 26 51
  法政 72  62 78 212
  学習院 30  16 20 66
日東駒専   562 565 616 1743
  日本 75  78 83 236
  東洋 166  149 151 466
  駒澤 29  36 27 92
  専修 20  12 28 60
  獨協 81  65 79 225
  文教 33  45 43 121
  成城 10  33 21 64
  成蹊 10 6 24
  武蔵 15  15 14 44
  明治学院 17 9 33
  國學院 25  16 30 71
  芝浦工業 28  30 49 107
  東京電機 35  33 32 100
  日本女子 8 21 38
  東京女子 6 5 19
  東京家政 13  12 18 43

医歯薬
看護

  71  37 37 145
  自治医科 2 0 2
  順天堂 14  8 6 28
  国際医療福祉 2 0 2
  杏林 10  5 4 19
  東京医科

0 1 3
  獨協医科 0 1 1
  埼玉医科 0 1 1
  北里

2 3 8
  帝京 29  5 9 43
  星薬科 1 0 2
  明治薬科 3 3 9
  東京薬科 1 0 1
  武蔵野 4 0 11
  日本赤十字看護 4 8 16
  東京慈恵会医科 0 1 1

※越ヶ谷高校のホームページ(https://koshigaya-h.spec.ed.jp/14141d9fec677e62fd122aefef4377a1/page_20220705062405)より

越高は学校選択問題採択校であり、中学生の間でも"そこそこ頭のいい学校"とされている高校だろう。現時点でなんとなくでも大学進学を考えているのなら、高校の合格実績はチェックしておくことをオススメする。越高に入って成績上位30番以内くらいをキープできれば国公立大学への道が開ける。

桃の節句

今日はひな祭り。

ひな祭りは女児の幸せを願う行事だそうで、それとは全く関係のない話をする。
先日塾生と話をしていた時、学校内の交友関係の話になった。その子曰く「フレネミーがいる」とのこと。それは何?と聞いたら、"表では仲良さそうにしてるけどSNSとかで悪口を言ってる人"のことだろうだ。なるほど、フレンドとエネミーで"フレネミー"ね。多分ネットスラングだろうけど不勉強で知らなかった。

フレンドの対義語がもうエネミーになってしまうなんて、すごくこわい言葉だなと感じた。今の若い人の使う言葉はどんどん精鋭化して簡単に人の心に突き刺さりそう。この言葉でキャッチボールをしていたら絶対に怪我人でるよなと思った。

そしてSNSがあるせいで学校生活の裏側がすぐに見えるのも残酷だなと感じる。こんなもの見なくていいものなのに。SNSでまで学校生活の"場外乱闘"をしているなんて、ネットで世界は広がったどころか余計に狭まっているんじゃないかしら。教室が物理的に狭いからいじめが発生するのだろうけれど、SNSがそれに拍車をかけている気がしてならない。そんなことをして登り詰めた雛壇には一体誰が待っているというのかしら。

日本にはひな祭りなんてものもあることだし、自分の教え子の幸せくらいは願いたいよね。

高校入学後の生活

まだ埼玉県立高校入試の合格発表は出ていないが、これから高校に進学する生徒の保護者様からのお問い合わせがいくつかあった。「まだ入学してみないとわからない」とせずに今から動いてらっしゃるのはすごいなと感じる。

高校生になるにあたり色々と不安なこともあるかも知れないが、1番の心配はやはり勉強面だろう。特に大学進学を目指す生徒の場合は大学受験がある。"入学させるため"の高校入試とは異なり、大学入試は"篩にかける"受験となる。上位校になると一般入試の倍率3倍4倍は当たり前の世界だ。しかも受験者のほとんどが県内の公立中学生の高校入試とは異なり、私立の中高一貫校の生徒や全国の優秀な受験生が関東の大学入試には集まる。

だから大学進学をお考えの保護者の方はそれを避けるために高校の"指定校入試"を利用しようとされるのだが、こちらはこちらで学内の熾烈な争いが待っている。通っている高校によっても異なるが、自校にある指定校の推薦枠を取るには学内の成績がかなり良くなくてはならない。私の肌感覚なのだが、各学校で定期テストの成績を最低でも上位20%以内の位置をキープしておいた方がいい。今動いてらっしゃる保護者の方々は、その為に高校1年生になる"前"から準備していく必要があるのをご存知なのだ。

弊塾としては、高校生に毎日の良質な勉強環境を提供し、ともに目標に向かって3年間を伴走できる場でありたい。