勉強を始めてから効果が出るまで

私立高校入試の結果が出そろい、このあと33日後に、いよいよ県立高校入試です。そして明日は中3最後の北辰テストです。また、富士中1・中2の3学期末テストは30日後に迫ってきました。

 

学力の伸び方って、1次関数のようではなく、指数関数的だなあと思っています。勉強を始めてから、その結果が出るまで時間がかかります。しばらくは学習の効果が出ていないように感じるかも知れません。しかし、ある点を境に急にできるようになります。そこからは、やればやるだけ結果につながっていきます。勉強の効果が出るまでの間は、やってもやっても結果が出ずめげそうになりますが、その期間というのは結果にはでないけれども土台を作っているようなものです。ですからそこを乗り越えなくてはそれまでの努力も意味がなくなってしまいます。その「できるようになる」まで、我慢して続けられるかが勉強の出来る子と出来ない子を分ける壁なんだと思います。つまり勉強に必要なのは「忍耐力」や「根性」のようなものかも知れません。

 

書店に行くと、「楽にできるようになる~」というような文言を冠した参考書がたくさん並んでいますが、結局のところその内容を理解して覚えて使えるようにするのはどれでも一緒です。勉強に努力は必要不可欠です。「電子レンジでチン」のようなお手軽な勉強法は存在しないと思います。(あったら私が教えて欲しいくらいです。)

 

定期テストの勉強であっても、3日前くらいからチョロチョロとやっているようでは結果は目に見えていますよね。まだ30日近くある今から、しっかりと進めていきましょう。ちなみに今日はHちゃんが自習に来ていて、受験生たちから「意識が高い」なんて声が上がっていました(^^)/ 今からきちんと始めていけば、テストの頃には学力も指数関数の大ジャンプをする地点に到達できると思います。