具体的にイメージするには

今日から、各高校と私立中の中間テストが始まりました。塾生たちには、全力で頑張ってもらいたいです。

 

「どれだけ具体的にイメージできるか」ということが、得意になる秘訣の一つだと思います。例えば中学の理科など、植物の花をバラバラに分解したことがあれば、おしべやめしべなどの各部位の名称も覚えやすいです。教科書に載っている用語としてではなく、自分の体験を伴った知識としてのほうが身に付きやすいですよね。

 

ですから、どの科目であっても身近なものにイメージしながら勉強することが大切です。正負の数の勉強であれば温度計や借金・貯金をイメージしたり、英語の関係詞の勉強であれば、日本語の文で考えたりすることがそれに当たると思います。

 

よって、学習時にイメージする元となる経験がどのくらいあるかが、勉強の得意・不得意にも影響してきます。北海道に行ったことがあれば、その広さや農業の特色なども具体的に学べます。私は沖縄へ旅行したときにちょうど台風が通過し、南西諸島の気候の特色を肌で感じました(^^;

 

そんなわけで勉強に直接関係なくとも、「経験」を増やすことは学力につながると思うわけです。しかしこればっかりは塾で補うことは難しいので、やはり日頃から勉強・部活・遊び、いろいろなことにチャレンジして欲しいと思っています。