1周だけでは足りなすぎる。

本日は定期テスト前なので、早めに塾を開けました。みんな続々とやってきて頑張っていましたよ~(^^)/

 

定期テストで点を取るために最も大切なのは、まず「覚えること」です。こう言うと少し暴力的に聞こえるかも知れませんが、学校のテストで必要なのは暗記です。覚えればある程度は点が取れるものです。入試ではもう少し、問題の解き方などの技術が求められるかも知れませんが、それはいわゆる、「応用」とか「入試テクニック」と言われる領域なのだと思います。入学希望者を選り分ける「入試」に対し、「既習分野の定着度の確認」の側面が強い定期テストでは、既習分野をどれだけ「覚えたか」が成績に表れます。

 

ですから、定期テストの勉強でまずやるべきことは、数学や物理の公式、英単語や漢字、理科社会の用語などを覚えることです。ここをおざなりにしたままでは点数は取れませんし、成績など上がりません。よく、ワークや問題集をただ解くだけで「勉強した」という子がいますが、それでは点数に結びつきません。ワークをやっているのに点数が伸びない子の多くは、覚えるべきことを覚えておらず、教科書や、例題の解法を見ながらワークを埋めただけで勉強が完結してしまっていることが多く、「身に付ける」作業がすっぽりと抜け落ちています。

 

学校のワークを何周も解きなおしして、知識を頭に入れていく。これが定期テストの勉強のメインです。そのほかに、ノートを見返したり教科書を読み込んだりすることで、点数を100点に向けて少しずつ積み上げていけます。

 

毎日自習に来ている生徒たちは、学校のワークをもう3~5周くらいしている子たちばかりです。「もう答えほとんど覚えちゃった」という段階まで到達している生徒もいます(^^)/ この、「答えを覚えた」段階から、さらにもう1周2周できれば、いよいよ100点を狙うステージに上がれます。