勉強できるってカッコいい。

本日は、富士中1・2年生の期末テスト前最後の日曜でした。自習に来た生徒たちはとてもよく頑張っていました(^^♪

 

さて、学校の定期テストの勉強ですが、大きく分けて2つの段階があるような気がします。

 

まず1つ目は、「学校のワークをやり込む」という段階です。ワークの内容を全て身に付けることで、学校のテストで80点を取るのを目指します。この場合、学校ワークは最低3周くらいきちんと行うと、分からない問題が無いという状態が作れる気がします。

 

そして次の段階が、「テスト範囲を隅々まで勉強する」段階です。ワークだけでなく、学校のノート、配布されたプリントはもちろん、教科書の欄外の細かい知識からその他の問題集まで全て頭に入れようという勉強です。こうなると、学校のテストでも100点を狙っていけるようになります。

 

もちろん、今の学力の状況があるので、生徒ごとに「平均点を越える為の勉強」や「80点台を脱却し、90点に届かせる為の勉強」など、別の学習段階を設定する必要はありますが、「定期テストの勉強の仕方」という視点で見るとこの2つに分けられる気がします。

 

成績を上げたくて塾に来た生徒は、まずワークを何周もやり込むという経験の無い子がほとんどです。ですからまずは第1段階を確実にクリアするようになってもらいたいと思って指導しています。ワークを3周解くのはかなり時間がかかります。そして、そこが分かっていない子が多いのが事実です(^_^;) まずは「時間がかかる」という認識を持ち、早くから準備に入っていければ、学校の定期テストでも80点台が安定して取れるようになります。学校の順位も2桁に入れるかなというところでしょう。

 

そして、その姿勢ができている生徒が次に2段階目へと歩を進めます。このステージで戦う子というのは、テスト2週間前までには授業で進んだ範囲のワークがすでに終わっていて、テスト範囲表が配られた段階で教科書やワークに付箋が貼られていきます。教科書を舐め回すように読み込み、英語でも国語でも、スラスラと音読できるようになっています。理科社会の教科書は何ページにどんな図があったのかを記憶しており、テスト勉強期間に入るとすぐに質問をしに来ます。(「すぐに質問に来れる」というのは、分からないところがどこかすでに分かっている証拠です) こういう、100点に挑戦できる権利を持った生徒はどこか凛々しさというか、口には出さなくても気高いプライドを持っているようなカッコ良さを感じますね(^^)/

 

もくせい塾の中1・2年の生徒たちも、このステージ2を目指して頑張ってもらいたいと思います。まずは学校のワークを、「3周?もうしてますよ。」というくらいにちゃっちゃと片付けられるようになりましょう!