丸付けを上手になろう

本日は近隣の小学校の運動会でしたね。昨日の夜は大雨が降ったのでどうなるかと思いましたが、心地良い1日になりました(^^)/ 塾生たちも活躍できました。

 

 

小学生の勉強を見ていて、少し気になったことがあります。それは、問題の丸付けをするときに、間違えた問題の答えを横に写して、あらためて丸を付けている生徒が多いということです。これでは学習効果が無いです。

 

問題の丸付けの仕方については塾内の掲示板に詳しく書いてありますが、「もう一度解きなおす」ということをしなくては意味がありません。「答えを写して丸を付けておく」。これは、提出用ノートの体裁を整える為に行っているように感じます。提出物の丁寧さも評価される場合に、生徒が陥りがちな行動です。「学校の先生にそうするように言われているの?」と聞くと、そうではないようなので、きっと「きれいなノート作り」に囚われすぎてしまっているのだと思います。

 

もくせい塾では、宿題は自分で丸付けをするように伝えています。丸付けをすることで、自分の間違えを見つけ、どこができなかったのかを解説を読んで理解し、解き直しをして身に付ける。これが勉強のやり方の王道なので、丸付けは勉強の一環だと思っています。むしろ丸付けをしてからが本当の勉強だとすら思います。

 

「丸付けの指導」、これも塾の大切な仕事ですね。