中3夏期講習の振り返り

昨日、第4回北辰テストがありました。結果が返ってくるのが楽しみです(^^)/

 

新学期が始まりましたので、中3の夏期講習を少し振り返ってみたいと思います。

 

今年はエアコンの故障も塾長の故障(?)もなく、無事に終わることができました。今年の生徒の学力に合わせて、去年とは行う内容もかなり変化しました。中1・2年で学習してきた内容の復習に加えて、「内容を聞いて理解すること」や「作業を早く行うこと」、「文章を正確に読むこと」を鍛えて基礎学力の向上も図ってきました。これらの効果は、この後、秋以降の学習に際して発揮されるはずです。

 

また、今年の子は全体的に知識が足りないなーと感じていたので、暗記をたくさんやりました。しかし、私の指定した合格基準になかなか達することができずに苦労している子もいました。今年は、そのことで私が叱るシーンが多かったです。私の思う、「知識の身に付いた」状態というのは、「何も考えずに、他の作業をしていても口からスラスラ出てくる」というものです。そこまで知識を染み込ませなくては受験まで持っていけないと思っています。

 

暗記は好き・嫌いというのはあると思いますが、できない、ということはないと思っています。忘れてしまうのは「忘れてもいい」とどこかで思っているからです。しかしここをしっかりやり切らなくては、勉強において何も変わらないと思っています。ですから暗記テストで合格できなかったり、授業中に一度行った内容を忘れていたりした場合は容赦無く叱りました。おかげで、なんだかいっつもカリカリしてる人みたいでした(^_^;) (普段の私は草食動物のように温厚です)

 

さて、夏期講習が終わってからの生徒たちですが、真面目に食らい付いてきてくれた子たちは少し変わってきたように見えます。ひとつは勉強体力が付いてきたこと。今日、課題を出したのですが、「1週間くらいかかるかな」と思っていたのがずっと早く終わってしまいそうです。数字には表れないですが、これも学力向上の一つだと思います。もう一つは質問のレベルが上がってきたこと。夏前ならば、「分かりません」だけだったのですが、本日の授業中にされた質問がもっと具体的で内容もピンポイントでした。知識が増えてきて、自分の分からないところが分かってきたからだと思います。

 

そんなわけで、良くなった点もあり、まだまだ課題も山積みであり、これから秋にやるべきことも見えてきたのでここから更に頑張ってもらいたいと思います。